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動物写真 撮影テクニック講座
内山晟の「動物写真・撮影テクニック講座」
第11回 ケニア・フォトサファリ 2011 現地レポート 4 野生動物たちの躍動 2011/12/14
 
内山晟の 動物写真・撮影テクニック講座

内山晟近影 サバンナにて

動物写真テクニック講座を連載中の内山晟先生が、ケニアのサバンナで野生動物の写真撮影を行う、現地レポートの最終回。今回は日中から夕方まで撮影した、たくさんの野生動物の写真とともにレポートをお届けします。(編集部)
本文 Photo & Text by 内山晟
  チーターの家族 このページのトップへ  


前回の 朝の寒さはどこへ行ったのやら、暑くなってきた。
直射日光下は、何度くらいになるのだろうか。
ほとんどの動物が暑さのためにブッシュや木陰に入っているか、地面に座り込んで休んでしまっている。

そんな中、一斉に同じ方向を向いている数頭のシマウマがいた。

シマウマの視線の先には 
シマウマの視線の先には  
撮影データ ISO800 f5.6 1/3200 -0.33ev 700mm

シマウマなどの草食獣が同じ方向を見ている光景は珍しいことではない。
見ている方向をたどれば、たいていは肉食獣がいて、それを警戒していることが多いのだ。
ところがこのとき、彼らの視線の先に目を転じてみても、肉食獣の姿はない。
私の目には見えなかったが、ケニア人のドライバーは「チーターがいるね」と言った。

彼の視力は 4.0 だ。
でも私には見えない、本当なのか?
「チーター? どこに」と言いながら双眼鏡を覗く。
数百メートル先の草むらの中に、確かに歩いているチーターがいたのだ。

親子連れだ。
チーターはライオンやハイエナが休んでいる日中に活動することが多い。
ハンティングも子連れの移動もそうだ。

チータの親子
チーターの親子 
撮影データ  ISO200 f4.5 1/800 0ev 750mm

オフロードに入って近付くことは出来ないので、チーターの方が近付いて来るのを待つ。
チーターの子供は、思わず顔がほころんでしまうほどの可愛さだ。

チータの子供
チーターの子供
撮影データ ISO200 f7.1 1/320 0ev 280mm

チータの子供たち
チーターの子供たち
撮影データ ISO200 f7.1 1/500 -0.33ev 120mm

サファリカーの直ぐ脇に寄ってきた。
窓から撮ってもまだ高過ぎる。
出来るものなら地面に腹這いになって撮りたいところだ。

小さな丘の上に親が座るとその周りに子供たちが集まった。

チータの家族
チーターの家族
撮影データ ISO200 f8 1/640 -0.33 280mm

オフロードしなくては写真が撮れない。
躊躇しているとドライバーが車を進めベストポジションを確保してくれた。
永年付き合っているので、私の欲することを察してくれるのだ。ありがたい。
遊び好きのチーターの子供たち、ジッとしていることはない。
数枚シャッターを切ったところで、子供たちは散って行った。
もう少し撮りたかったと思いながら、道路に戻る。
地平線上にレンジャーの車が現れたのを知ったのは、この直後だった。
ドライバーと共に胸を撫で下ろす。
オフロードの罰金は10,000シル(1シル=約0.8円)
ドライバーにとっては、大変な金なのだ。

 

  真昼のサバンナ このページのトップへ  


キリンの群れがいた。
小さな子供がいたので、ファインダー越しに狙っていると、その子供がなんと雄にすり寄っていった。
キリン社会の子育ては母親が担当しているので、子供が雄に甘え、その甘える子供を許す雄の姿は、初めて見る光景だった。

雄に甘える子供キリン
雄に甘える子供キリン
撮影データ ISO400 f5 1/1000 -0.33ev 180mm

驚きながらシャッターを切っていると、その脇では別の母子がいて、子供が乳を飲み始めた。

キリンの授乳
キリンの授乳
撮影データ ISO400 f4 1/1600 -0.33ev 270mm

子供に無関心だった雄とは違って、母親は子供の体を舐めている。
強い愛情を注いでいることが伝わってくる光景だった。

地平線上にダチョウの群れを発見。
まだ成鳥になりきっていない若いダチョウたちだ。

地平線を行くダチョウの群れ
地平線を行くダチョウの群れ
撮影データ ISO200 f4.5 1/2000 0ev 280mm

近寄ってみても羽根の色が同じなので雌雄の区別はつかない。

異母兄弟
異母兄弟
撮影データ ISO200 f10 1/400 -0.67ev 170mm

ダチョウは一羽の雄が複数の雌に卵を産ませるから
これらは異母兄弟ということになるのだ。

太い木の陰に一頭のチーターを見付けた。
暑さに喘いでいる。
背景の木の幹の色がうるさかったので
露出補正をマイナスにして暗くしてみた。

木陰で休むチータ
木陰で休むチーター
撮影データ ISO320 f4 1/1250 -1.67ev 500mm
木陰で休むチータ
木陰で休むチーター
撮影データ ISO320 f4 1/1250 -1ev 500mm

横位置で撮ると陽の当たっている緑の草が光ってこれまたうるさいので、思い切って縦位置にして切り捨てたのだ。
ズームレンズとは違って単焦点のレンズなので、こうして縦位置に構図を決めたのである。
車からの撮影が基本のサバンナでは、被写体に近寄ったり離れたりが簡単にはできないため、距離を自由に変えられないのがつらいところだ。

※ 露出補正の撮影テクニックについての解説は、
  内山晟の動物写真・撮影テクニック講座
  「第4回 露出補正で動物写真がグッと魅力的に 〜背景もコントロールできる〜」を参照してください。

見渡しても見渡しても動物が一匹も見当たらない時がある。
本当に何もいないのだ。
今日はもう何も撮れないで帰るのかと不安になりかけた頃、ポツリといる動物に出会うとホッとするのだった。

大平原にキリン
大平原にキリン
撮影データ ISO200 f9 1/320 -0.33ev 35mm

それが、滅多に会えないクロサイだったりすると尚更である。
青空に沸き立つ雲が勇壮だったので、ワイドな構図で大きく取り込んでみた。
雲を際立たせたかったので、PLフィルターを使う。

クロサイ
クロサイ
撮影データ ISO200 f6 1/350 -0.33ev 112mm

クロサイの角は漢方で解熱剤やら強精剤として、また南イエメンでは刀の柄に加工されて富のシンボルとして珍重されたので密猟乱獲され、一時は絶滅の危機にあったのだ。
ようやく近年、密猟は少なくなり、数は増加してきたが、依然としてクロサイに出会うのは難しいのだ。

走り回っていると、異種の動物がニアミスをする光景に出会うことがある。

ゾウとダチョウの交錯

ゾウとダチョウの交錯
撮影データ ISO200 f10 1/250 0ev 500mm

ゾウとダチョウの家族が交錯する瞬間だ。
ただ、肉食獣と草食獣ではないので、平穏にすれ違う。

アフリカゾウの家族がやって来た。
真正面から撮りたかったので車の位置を微調整する。
近くに来るとゾウたちは車を迂回して行く格好になるので、遠めのうちに望遠レンズを使って撮る。
その結果、背景がきれいにボケる。その上、望遠の圧縮効果が見られ、迫力が増す。

こちらにぐんぐんと歩いて来る雰囲気を出したかったので、足の運びに注意をしてシャッターを切る。

アフリカゾウの家族 (1)
アフリカゾウの家族 (1)
撮影データ ISO200 f4.5 1/800 -0.67ev 750mm
アフリカゾウの家族 (2)
アフリカゾウの家族 (2)
撮影データ ISO200 f4.5 1/800 0.33ev 750mm

この後、ゾウたちは私の車との距離 4〜5 mのところを歩いて行った。
余りにも近かったので、ゾウの全身はワイドでも画面に入らなかったほどだ。
遠めのうちに撮っておいて正解だった。


  流し撮りか、高速シャッターか このページのトップへ  


騒がしい鳴き声でホロホロチョウが歩き回っている。
車を停めて、レンズを向けるといきなり走り出す。
速いシャッターで動きを止めて撮ったみたが、あのせわしない走りや躍動感を表現できなかった。

走るホロホロチョウ (高速シャッター)
走るホロホロチョウ (高速シャッター)
撮影データ ISO320 f2.8 1/1600 0.33ev 450mm

そこで、絞り込んでスローシャッターにして、ホロホロチョウの動きに合わせてレンズを動かし「流し撮り」を試みた。

エジプトガンのカップル
走るホロホロチョウ (流し撮り 1)
撮影データ ISO200 f20 1/100 -0.33ev 450mm

走る走る…

ヌーを捕らえたライオン
走るホロホロチョウ (流し撮り 2)
撮影データ ISO200 f16 1/60 -0.33ev 450mm

ぐんぐんと走る…

母親の後を追う子ライオン
走るホロホロチョウ (流し撮り 3)
撮影データ ISO200 f13 1/40 0.67ev 450mm

走っているスピード感は出たが、流し撮りは難しい。
それになぜか、ホロホロチョウの最後の写真は露出補正をプラスで撮っていたのだ。

他の動物でも流し撮りを試したくなったのだが、野生動物は無駄なエネルギーは消費したくないのか、滅多に走らないのだ。かといって、保護区の中では、無理に走らすことは出来ない。

でも道を挟んで群れがいる時に群れが分断されるのが嫌なのか、走る光景に出くわした。

軽快に走るシマウマ
走るシマウマを流し撮り (遠景)
撮影データ ISO200 f20 1/60 0ev 200mm

遠い被写体では流し撮りの効果は薄かった。
長焦点のレンズで狙っていたら、近くにいた子供がいきなり走り出しシャッターは切ってみたものの・・。
おっと、フレームからはみ出しそうになった。
今度は近すぎたか…

豪快に走るシマウマ
豪快に走るシマウマ
撮影データ ISO200 f18 1/80 -0.33ev 450mm

大きなヌーの群れを見つけて近付いて行くと
何頭ものヌーが目の前を走って通り抜けて行った。

走るヌーの流し撮り (1)
走るヌーの流し撮り (1)
撮影データ ISO200 f20 1/60 0.33ev 450mm
走るヌーの流し撮り (2)
走るヌーの流し撮り (2)
撮影データ ISO200 f20 1/60 0ev 450mm

超望遠でトムソンガゼルも追いかけた。

超望遠でトムソンガゼルを流し撮り
超望遠でトムソンガゼルを流し撮り
撮影データ ISO200 f13 1/50 0.33ev 750mm

「流し撮り」をするためには、シャッタースピードを1/100以下にしなければならない。
よほど、故意に流して撮ろうと思わない限り、何時もこんな遅いシャッタースピードに設定しているわけにはいかないのだ。

動物たちが疾走する姿を、いつもの高速シャッターでも捉えてみた。
高速シャッターではタイミングを意識してシャッターを押すことで、躍動感を感じる瞬間を切り取った写真が撮れるだろう。

♂ライオンのフレーメン
疾走するシマウマ (高速シャッター)
撮影データ ISO320 f6 1/1000 0ev 750mm
水辺を疾走するヌー (高速シャッター)
水辺を疾走するヌー (高速シャッター)
撮影データ ISO100 f5.6 1/320 0ev 750mm
草原を疾走するインパラ (高速シャッター)
草原を疾走するインパラ (高速シャッター)
撮影データ ISO400 f4 1/1000 0ev 750mm

※流し撮りと高速シャッターの撮影テクニックについての解説は、
  内山晟の動物写真・撮影テクニック講座「第5回 高速シャッター撮影と流し撮り」を参照してください。

  サバンナの野鳥たち このページのトップへ  


超望遠で狙う被写体の代表的なもののひとつが鳥だ。
カンムリヅルは比較的寄っても逃げないので、撮るのは楽だった。

ただ、立っている写真ではつまらないので、どう撮ってやろうかとファインダーを覗いていたら、つがいのツルが全く同じ動作をし始めた。

カンムリヅルのカップル
カンムリヅルのカップル
撮影データ ISO200 f6.3 1/1000 0ev 500mm

その様子があまりに滑稽だったので、ドライバーと声を出して笑ってしまった。

カンムリヅルの息の合ったダンス (1)
カンムリヅルの息の合ったダンス (1)
撮影データ ISO200 f6.3 1/1000 0ev 500mm
カンムリヅルの息の合ったダンス (2)
カンムリヅルの息の合ったダンス (2)
撮影データ ISO200 f6.3 1/1000 0ev 500mm

バッタ等の昆虫を歩いて探しまわっているヘビクイワシも比較的撮り易い。
歩いているのをみつけたなら、歩いて行く方角に先回りして待っていれば良いのだ。

昆虫を探すヘビクイワシ
昆虫を探すヘビクイワシ
撮影データ ISO200 f3.5 1/320 0ev 450mm

しかし、飛んでいるヘビクイワシをみつけた時には、上昇気流に乗って空高く飛び去ってしまわないうちに
大急ぎでレンズを向ける必要がある。

ヘビクイワシの飛翔
ヘビクイワシの飛翔
ISO200 f5.6 1/2000 -1.33ev 450mm

青空を強調したかったので露出補正はマイナスに。

キノドサケイの群れがいた。
そのまま撮っていたら地面が背景になって、サケイの姿が目立たなくなってしまった。
そこで、数十センチ高くなったところにいた雌雄を狙ったら、背景との距離が出てきたのできれいにボケて、
被写体が浮いて見えるようになった。

草原のエランド
キノドサケイ
撮影データ ISO200 f4.5 1/3200 -0.67ev 450mm

小さな鳥を撮る時には、D300 に 1.4 のテレコンバーターを付け 500mm を装着すると 1050mm 相当になる。
その上、ピントの合う最短距離は基本の 500mm の 5 mで、1050mm を使えるのだから、大きく撮れるということになる。ということで、被写体に出来る限り近付いて撮れば比較的小さな鳥も大きく撮れるのだ。
これもデジタル時代になって可能となった。

カッショクシロハラバンケンが小さな木の頂きに止まっていた。
数枚シャッターを切ったら、音に驚いて逃げてしまった。
シャッター音は、サバンナでは意外に大きく響くのだった。

カッショクシロハラバンケン
カッショクシロハラバンケン
撮影データ ISO200 f5.6 1/320 -0.3ev 1050mm

小さなヒメハチクイがいた。
ハチクイの仲間は飛び立ってしまっても、同じところに戻って来ることが多いので、レンズを向けて待ってみる。
そんなとき「戻って来いよ〜」などと声を掛けながら待っていると、この習性を知らない人は戻ってきたハチクイの姿を見て決まって「言葉が判るんだ!!」と驚いてくれる。

ヒメハチクイ
ヒメハチクイ
撮影データ ISO200 f5.6 1/320 0ev 1050mm

ヒメヤマセミが魚を狙っていた。
水面の一点を見つめたまま動かない。
数枚撮っても全く変化がない。
根比べが始まった。
10分ほど経ったら、彼は諦めたのか飛び去って行った。

ヒメヤマセミ
ヒメヤマセミ
撮影データ ISO200 f5.6 1/800 -0.33ev 1050mm

スイギュウの背中に滅多に見ないトサカムクドリをみつける。
滅多に見ない鳥なので、儲かったような気分でシャッターを切る。

トサカムクドリ
トサカムクドリ
撮影データ ISO800 f8 1/1600 0ev 1050mm

サバンナの撮影は、大型の哺乳類だけではなく野鳥の撮影も、このように結構おもしろいのだ。


  しばしの別れ このページのトップへ  


非常にシャイでなかなか撮らせてくれないイボイノシシ。
そんなイボイノシシの親子が、珍しく車の脇を駆け抜けて行った。
母親はジロリとこちらを睨みつけて・・・。

イボイノシシの母親
イボイノシシの母親
撮影データ ISO600 f6.7 1/2000 -0.33ev 450mm

こんなこともあるのだと、いたく感心してシャッターを切った。
どういう訳か、おもしろいことに彼らは走る時にしっぽをピンと立てるのだ。

しっぽを立てて歩くイボイノシシ
しっぽを立てて歩くイボイノシシ
撮影データ ISO640 f7.1 1/2000 -0.33ev 450mm

日が傾いてきた。
丘の上のハーテビーストが私を見つめている。
背景の雲が少し赤く染まり始めてきた。
私の好きな時間が来た。

ハーテビースト
ハーテビースト
撮影データ ISO200 f4.5 1/500 -0.33ev 500mm

これからロッジに帰るまでの30分が私の好きな時間でもあり、斜光の中でどんな動物に出会えるかが勝負となるのだ。

トムソンガゼルとシマウマが歩いて行く。今夜はどこで過ごすのだろうか。
暗い長い夜が待っているのだ。無事に過ごせれば良いのだが・・・

夕景の草原を行くトムソンガゼルとシマウマ
夕景の草原を行くトムソンガゼルとシマウマ
撮影データ ISO200 f5.6 1/800 -0.67ev 500mm

雨雲の合間に、積乱雲が発達していく。
夕立が来るのだろう。
ゾウの家族がねぐらに向かう。

ゾウたちの地平線 (1)
ゾウたちの地平線 (1)
撮影データ ISO2000 f14 1/1250 -0.67ev 750mm
ゾウたちの地平線 (2)
ゾウたちの地平線 (2)
撮影データ ISO2000 f18 1/2000 -1.67ev 750mm

もうすぐ太陽は姿を消すのだろう。
光は極端に弱くなって行く。
これが、今日の〆の写真になるのだろうか。

日暮れのゾウの親子 (1)
日暮れのゾウの親子 (1)
撮影データ ISO200 f4 1/100 -0.67ev 500mm
日暮れのゾウの親子(2)
日暮れのゾウの親子 (2)
撮影データ ISO500 f4 1/320 -1.67ev 500mm

西の方角の地域は雨期になったのか、このところ夕焼けは見られない。

ロッジに向かう途中、一瞬雲の合間から光が射した。
ロッジに戻らなければならないタイムリミットだったが、車を停める。

大草原の日没 (1)
大草原の日没 (1)
撮影データ ISO2000 f7.1 1/500 0.33ev 750mm
大草原の日没 (2)
大草原の日没 (2)
撮影データ ISO2000 f8 1/640 -1ev 750mm

明日はマサイ・マラ動物保護区を去ってナイロビに戻ることにした。
寂しいけれど、日本に帰らなければならない日が来たのだ。
また来年、この地を訪れることを夢見て、ひとりカメラを片付け始めるのだった。

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内山晟の動物写真撮影テクニック講座
 

【動物園での写真撮影テクニック】
第1回 誰でも撮れる動物写真の魅力とポイント
第2回 動物園での撮影の基本 〜オリの消し方と背景をボカすテクニック
第3回 動物園での撮影の基本 〜背景の処理とガラス越しの撮り方
第4回 露出補正で動物写真がグッと魅力的に
第5回 高速シャッター撮影と流し撮り
第6回 クローズアップ写真の魅力と撮影術 (1) 表情のクローズアップ
第7回 クローズアップ写真の魅力と撮影術 (2) 被写体の特徴をクローズアップ
【特別企画 ケニア・フォトサファリ 2011 現地レポート】
第1回 特別企画 ケニア・フォトサファリ 2011 現地レポート(1) 野生動物の世界
第2回 特別企画 ケニア・フォトサファリ 2011 現地レポート(2) ライオンのプライド
第3回 特別企画 ケニア・フォトサファリ 2011 現地レポート(3) 夜明けのサバンナ
第4回 特別企画 ケニア・フォトサファリ 2011 現地レポート(4) 動物たちの躍動
【プロヴァンスの猫たち】
第1回 プロヴァンスの猫たちとの出会い
第2回 リュブロンの城塞村でネコ探し
第3回 猫たちとの再会 一喜一憂
第4回 猫を撮影場所に誘導する方法
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第2回 屋外でのペット撮影 基本とポイント
第3回 屋内でのペット写真撮影 〜窓際の撮影と小道具の活用〜
第4回 走るペット・動くペットを撮る (1) 〜シャッター速度とピント合わせ〜
第5回 走るペット・動くペットを撮る (2) 連続撮影「連写」のテクニックとポイント
第6回 アップで撮った癒しのペット写真集
第7回 ペット撮影テクニック総集編 (野外撮影例/ストロボ撮影例/旅行先で撮影例/複数ペットの撮影例)
【特別企画 ケニア・フォトサファリ 2012 撮影レポート】
第1回 特別企画 ケニア・フォトサファリ 2012 撮影レポート(1) サバンナの野鳥たち
第2回 特別企画 ケニア・フォトサファリ 2012 撮影レポート(2) アフリカゾウの大行進
目次


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著者プロフィール
内山晟 :photo 内山 晟
1941年生まれ。日本大学芸術学部放送学科時代に「白サギ」の写真家・田中徳太郎氏に師事し、動物写真家を志す。1968年、週刊朝日のグラビアページ「動物家族」でデビュー。1969年、ガラパゴス諸島を含む中南米に最初の海外取材を行う。その後、野生動物を追って、北極から南極まで世界中を歩き、年の大半を海外で過ごす。著書に「コウテイペンギンの国」(平凡社)、「のんびりコアラ」(青菁社)、「毎日おいしい男の料理」(中経出版)、「内山晟の五大陸どうぶつ写遊録」(講談社)、ほか多数。
> ホームページ (株)内山晟動物写真事務所

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初出:2011/12/14
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