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画像A |
「調整」タブの「色温度」
色温度を左右にドラッグして、色かぶりを調整する。 |
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画像B |
自動で色温度を調整
「ワンクリックで色かぶりを補正」ボタンを押すだけで、きれいに緑色かぶりがとれて、お肉本来の色が戻った。 |
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画像C |
「効果」タブのサチュレーション
サチュレーションで色を派手めに演出する。 |
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画像D |
お肉とレタスを派手めに
レバーを少しだけ調整して、おいしそうに見える色合いに調節。 |
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画像E |
仕上げに明るさを調整
最後に明るさとハイライト、シャドウをそれぞれ調整し、明るめにして完成。 |
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色かぶりを補正したい場合、編集モードの「調整」タブをクリックし、「色温度」を調整します。
「色温度」は、左にドラッグすると青く、右にドラッグすると赤く調整されます(画像A)。
もっとも簡単な方法が「ワンクリックで色かぶりを補正」ボタンをクリックすることです。Picasa3が自動的に色かぶりを判別し、補正してくれます(画像B)。
例では一発で満足するレベルの色補正ができました。
これでも十分ですが、せっかくの講座ですので、更に食欲がそそるような、お店のメニューやチラシにあるような色合いにしてみましょう。
鮮度が大切な食材は、彩度がやや強い方がおいしく見えます。このお肉で言えば赤い色合いが、後ろのレタスなら緑色がやや鮮やかな方がより新鮮においしく見えます。
そこで、「効果」タブをクリックして「サチュレーション」を選択します。
サチュレーションは、色彩をポップ調に(派手めに)変える特殊効果フィルタのひとつです。前回に解説した「鮮やかさを強調する」のと似た効果ですが、効果フィルタに配置されているだけあって、強くかけるとすぐに不自然な色合いになりますので、注意してください。
「サチュレーション」のスライドバーを左右にドラッグして、色合いを調整し、「適用」をクリックして決定します。
この例では、再度、最後に「調整」タブをクリックして、明るさを調整しています。
明るさとハイライト、シャドウをそれぞれ、白飛びがしない範囲で明るく調整し、色温度も青にふって最適に合わせ直しました。
こうしてできあがり。
元々、色かぶりした失敗写真と比べるとずいぶんとおいしそうに見える写真になったのではないでしょうか?
これならメニューの写真に掲載しても、おいしそうに見えるのではないでしょうか?
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