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SGギャラリー

柴田誠のフォトレポ ~
  フォトキナ2014
  ドイツ・ケルンで開幕!

Posted On 2014 9月 18
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ケルンメッセ駅に近い会場入り口。開場前には、入場を待つ人の人だかりが外までつながっていた。


TOPIX

2014 年 9 月 16 日(火)からドイツ・ケルンで開幕したフォトキナ 2014。日本からも多くの報道陣が詰めかけ、様々な媒体で情報が伝えられています。StudioGraphics on the WEB では、フォトジャーナリストの柴田誠が現地の様子を伝えます。

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■ 開幕前日から取材活動がスタート

フォトキナ 2014 開催の前日、9 月 15 日からプレスカンファレンス、プレスツアーといったプレス向けのイベントが開催されている。プレスカンファレンスとはレセプションホールや展示ブースで開催される記者発表会のこと。約1時間のスケジュールで行なわれるものだが、各社のカンファレンスの予定を入れてスケジュールを埋めていくと、朝から夕方まで隙間がなくなってしまうほどだ。もちろん、すべてのカンファレンスに出席する必要はないので、必要と思われるものだけで構わないのだが、出席すれば興味深い内容が聞けるのではないかという欲もあって、ついついひとつでも多く出席しておこうという気になってしまう。

各社ブースには、タッチ&トライコーナーや体験スペースなどが設けられている。

各社ブースには、タッチ&トライコーナーや体験スペースなどが設けられている。



ソニーのプレスカンファレンスの様子。会場は各国の記者で埋め尽くされていた。

ソニーのプレスカンファレンスの様子。会場は各国の記者で埋め尽くされていた。

ブースで開催されていたプレス向けの説明会。集まった記者たちは熱心に撮影していた。

ブースで開催されていたプレス向けの説明会。集まった記者たちは熱心に撮影していた。

会場のあちこちには多くの写真展のコーナーが設けられている。

会場のあちこちには多くの写真展のコーナーが設けられている。

結局この日は、各ブースを巡って主要な新製品の特徴を紹介してもらえるプレスツアーへの参加は諦め、7件のプレスカンファレンスに出席することにした。会場では日本からの記者たちと今日の予定を確認し合い、ダブルブッキングがないか、より興味深そうなカンファレンスがないかを確かめながら、会場の移動を繰り返すことに。

プレスカンファレンスの主な内容は、欧州を中心とした市場分析と新製品の紹介。日本のメーカーなら新製品の情報は日本ですでに知っていることが多いのだが、欧州のマーケットの状況を聞く機会はあまりない。それだけでも参加する意義があったと思うのだが、一日が終わるともうヘロヘロ。プレスリリースが紙の束から USB メモリーに変わってくれただけでもありがたい。

カメラからアクセサリーまで 40 機種に贈られた TIPA Award の受賞セレモニー。

カメラからアクセサリーまで 40 機種に贈られた TIPA Award の受賞セレモニー。

ライカブース内に開設されたライカギャラリーのオープニングイベント。

ライカブース内に開設されたライカギャラリーのオープニングイベント。

ライカ M Edition 60 をはじめとする数々の新製品が紹介された。

ライカ M Edition 60 をはじめとする数々の新製品が紹介された。

ちなみにプレスカンファレンスは、広いフォトキナ会場だけでなく、会場近くのホテルやレストランなどで開催されるものもあったりして( 最近はだいぶ少なくはなったが )、その移動だけでもけっこう大変なものがあった。

M 型ライカの誕生 60 周年を記念する限定モデル、ライカ M Edition 60。

M 型ライカの誕生 60 周年を記念する限定モデル、ライカ M Edition 60。

ライカブース内に設けられていたショップ。Tシャツやキーホルダーが販売されている。

ライカブース内に設けられていたショップ。Tシャツやキーホルダーが販売されている。

ホールをつなぐ通路には、フォトキナの記念グッズを販売するショップもある。

ホールをつなぐ通路には、フォトキナの記念グッズを販売するショップもある。

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■ 次回予告 ■

次回もフォトキナ 2014 の会場の様子をお届けしていきます。お楽しみに!

■ 制作・著作 ■
スタジオグラフィックス
柴田 誠 MAKOTO SHIBATA

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著者について
1964 年生まれ。2012 年春に 24 年間勤務した出版社を退社し、フリーのフォトジャーナリストとなる。その後、香港に個人事務所 CYBER DRAGON HKG LIMITED( 數碼龍珠( 香港 )有限公司 )を立ち上げ、フォトキナをはじめとする国内外のカメライベント、写真フェアなどを中心に取材活動を行い、香港をベースにして国内や海外のカメラ雑誌や ウェブマガジンに執筆している。ちなみに日本在住。出版社在籍中には、カメラ誌の製品担当者で組織する「 カメラ記者クラブ 」にも通算 16 年間在籍。編集者時代に培った幅広い人脈と豊富な経験を活かした活動をするとともに、「 日本の写真文化を海外へプロジェクト 」を主宰。業界の活性化と後進の指導にも積極的に取り組んでいる。中国のカメラ雑誌「 撮影之友 」の編集顧問も務める。日本写真家協会( JPS )会員、日本写真協会( PSJ )会員、日本香港協会( JHKS )会員。