柴田誠のフォトレポCP+2018 レポート #01
春のカメラの祭典CP+2018
TOPIX
春の到来を告げるカメラのイベントとして定着した感のあるCP+。今年は3月1日(木)〜 4日(日)と例年より少し遅いスケジュールで開催された。話題を一気にさらうような大物新製品の登場はなかったものの、連日来場者の熱い熱気に包まれていた会場の様子を2回に分けて柴田誠のレポートをお届けします。 by 編集部 |
■ 前年比 102.2%の来場者数
2018年3月1日に開幕したCP+2018(http://www.cpplus.jp/)。会場は例年と同じ横浜のパシフィコ横浜と大さん橋ホール。PHOTO YOKOHAMAと連動し、会場周辺でも様々なイベントが開催されるというのもお馴染みの光景だ。
CP+で発表される製品をワールドプレミアと称し、来場者の投票で表彰するワールドプレミアアワードのノミネート製品は18機種にのぼったほか(http://www.cpplus.jp/awards/wpa.html)、今年は開催前に各社から新製品が発表され、会場で初めて触れることのできる新製品が多いというのが特徴だ。
ちなみにCP+2018開催初日の登録来場者数は12,647人。2日目は17,492人と出足は昨年をやや下回る状態で推移したが3日目は22,248人。最終日は15,724人と前年を上回り、合計では68,111人と前年比102.2% となった。
それでは、各カメラメーカー、レンズメーカーの主要新製品をピックアップして紹介しよう。
■ メーカー主要製品
◆ キヤノン
Kissシリーズ初のミラーレスカメラ EOS Kiss Mと画素数が約2,410万画素になったEOS Kiss X90
◆ ソニー
フルサイズミラーレスの最新機種α7 IIIはもちろん大人気だが、超小型コンパクトデジカメRX0も見逃せない
◆ 富士フイルム
X—H1をはじめとする各種Xシリーズのタッチ&トライコーナーとチェキコーナーが充実
◆ リコー
フルサイズ一眼レフ PENTAX K-1 Mark II だけじゃないリコーブース
◆ パナソニック
静止画フラッグシップLUMIX G9 PROをはじめ、発売前のLEICA DG 50-200mm F2.8-4.0、LUMIX GF10/GF90などが試用できる
◆ オリンパス
PENとOM—Dでスペースを分け、ステージイベントも充実のオリンパスブース
◆ ニコン
ニッコールレンズスタジオでD850に各種レンズを装着して撮影体験ができる充実のタッチ&トライコーナー
◆ シグマ
新レンズから超望遠レンズ、シネマレンズまで各種レンズを一挙に体感できた。
◆ タムロン
注目の新製品70-210mm F/4 Di VC USDをはじめ、ほとんどの現行レンズを試用できた。
◆ ケンコー/トキナー
レンズからフィルター、三脚まで多彩なアクセサリーを展示する。