イルコ・アレクサンドロフのレンズレビュー
KIPON ELEGANT< CANON RFマウント編>
TOPIX
ストロボを使った幻想的な表現から”光の魔術師”としても人気の写真家イルコ・アレクサンドロフが、Canon EOS R5 にKIPON(キポン)より 2019 年に発売された新レンズブランド「ELEGANT(エレガント)」シリーズで撮影したポートレート作例の動画を公開した。本サイトでは動画の要点と使用された写真をじっくりご覧いただくために記事として作成した。 by 編集部
イルコ・アレクサンドロフ氏の本記事連動動画はコチラ>>> |
Index
1.KIPON ELEGANT シリーズの紹介
「ELEGANT」シリーズは、キヤノン RFマウント、ニコン Zマウント用にそれぞれ発売された単焦点の MFレンズ。24、35、50、75、90mmの5本がラインナップされており、今回の動画ではポトレ―トで使用しやすい画角の「ELEGANT 90mm/F2.4」と「ELEGANT 50mm/F2.4」をはじめ、広角寄りの「ELEGANT 35mm/F2.4」を加えた3本で撮影に臨んでいる。
作例ではアーチが印象的な通りやひまわり畑、アンティークな壁や湖など、場所や条件を変えて撮影されており、ひまわり畑では後方の建物の大きさを基準にレンズの圧縮効果やボケ感の違いなどを分かりやすく解説している。
使用感については、MFレンズながらEOS R5の「拡大ボタン」を使用する事で「ピントは合わせやすかった」と振り返ったイルコ氏。手のひらにおさまるコンパクトさも特徴的で、動画の最後では「キヤノンRFマウントのレンズは少ないので、コンパクトで気軽に持ち運べるレンズが欲しいという方がいればこのレンズはいい感じです」とアピールしている。
2.レンズ焦点距離の比較
▼ アーチ下
▼ ひまわり畑
▼ 花道
▼ 壁の前
3.ELEGANT レンズ作例
以下は動画の中で紹介されている、KIPON ELEGANT シリーズの作例だ。じっくり見て欲しい。
・「ELEGANT 35mm/F2.4」
シャッタースピードを調整して背景の明るさを変化させた
・「ELEGANT 50mm/F2.4」
ライティングで雨粒を幻想的に
・「ELEGANT 90mm/F2.4」
・ひまわり畑でのライティングの様子
■ 制作・著作 ■
スタジオグラフィックス
イルコ・アレクサンドロフ
ナカムラヨシノーブ