柴田誠のフォトレポ ~
フォトキナ2014
ドイツ・ケルンで開幕!
TOPIX
2014 年 9 月 16 日(火)からドイツ・ケルンで開幕したフォトキナ 2014。日本からも多くの報道陣が詰めかけ、様々な媒体で情報が伝えられています。StudioGraphics on the WEB では、フォトジャーナリストの柴田誠が現地の様子を伝えます。 |
■ 開幕前日から取材活動がスタート
フォトキナ 2014 開催の前日、9 月 15 日からプレスカンファレンス、プレスツアーといったプレス向けのイベントが開催されている。プレスカンファレンスとはレセプションホールや展示ブースで開催される記者発表会のこと。約1時間のスケジュールで行なわれるものだが、各社のカンファレンスの予定を入れてスケジュールを埋めていくと、朝から夕方まで隙間がなくなってしまうほどだ。もちろん、すべてのカンファレンスに出席する必要はないので、必要と思われるものだけで構わないのだが、出席すれば興味深い内容が聞けるのではないかという欲もあって、ついついひとつでも多く出席しておこうという気になってしまう。
結局この日は、各ブースを巡って主要な新製品の特徴を紹介してもらえるプレスツアーへの参加は諦め、7件のプレスカンファレンスに出席することにした。会場では日本からの記者たちと今日の予定を確認し合い、ダブルブッキングがないか、より興味深そうなカンファレンスがないかを確かめながら、会場の移動を繰り返すことに。
プレスカンファレンスの主な内容は、欧州を中心とした市場分析と新製品の紹介。日本のメーカーなら新製品の情報は日本ですでに知っていることが多いのだが、欧州のマーケットの状況を聞く機会はあまりない。それだけでも参加する意義があったと思うのだが、一日が終わるともうヘロヘロ。プレスリリースが紙の束から USB メモリーに変わってくれただけでもありがたい。
ちなみにプレスカンファレンスは、広いフォトキナ会場だけでなく、会場近くのホテルやレストランなどで開催されるものもあったりして( 最近はだいぶ少なくはなったが )、その移動だけでもけっこう大変なものがあった。
■ 次回予告 ■
次回もフォトキナ 2014 の会場の様子をお届けしていきます。お楽しみに!
■ 制作・著作 ■
スタジオグラフィックス
柴田 誠 MAKOTO SHIBATA