● [ パスオブジェクト ] はいつでも修正できる
[ パスオブジェクト ] は、いつでも簡単に修正できるという特徴があります。「直線と曲線で半円形を描く」で描いた半円を使って、その一部の曲線 [ セグメント ] の曲がり具合を調整してみましょう。
● [ パス選択ツール ] で修正する
既に描いた [ パスオブジェクト ] を修正するには、 [ ツールボックス ] の [ パス選択ツール ] を使います。(画面1)。 [ ツールボックス ] に [ パス選択ツール ] が表示されていないときは、画面1の手順で表示させます。
● [ パスオブジェクト ] の一部をクリック
[ パスオブジェクト ] を調整するには、 [ パス選択ツール ]() で、 [ パスオブジェクト ] の一部をクリックします。こうすると、 [ パスオブジェクト ] を構成する [ アンカーポイント ]() が表示され、 [ パスオブジェクト ] が調整できる状態になります。 (画面2) このとき、 [ アンカーポイント ]() と一緒に、 [ 方向線 ]() が表示される場合があります。 [ 方向線 ]() は、 [ セグメント ] の曲がり具合をコントロールする機能(「直線と曲線で半円形を描く」)を持っていますが、普段は表示されません。 [ 方向線 ]() が表示されるのは、[ パス選択ツール ]() で一部の [ セグメント ] や [ アンカーポイント ]() を選択したときだけで、 [ セグメント ] を選択したときは、その [ セグメント ] に影響を及ぼす [ 方向線 ]() だけが表示されます。
● [ 方向点 ] をドラッグして曲線を調整
[ 方向線 ]() が表示されたら、 [ 方向線 ]() の端にある [ 方向点 ] ()をマウスポインタでドラッグして、[ 方向線 ]() の角度や長さを変えてみましょう。[ 方向線 ]() の角度や長さを変えると、それに合わせて [ セグメント ] の曲線の具合が変ります。
● [ Shift ] キーを押しながら操作
[ 方向線 ]() の角度や長さを調整するときに、[ Shift ] キーを押しながら操作すると、[ 方向線 ]() を水平、垂直、または、45度の角度で調整することができます。
●余白をクリックで終了
[ パスオブジェクト ] の調整を終了するときは、 [ パスオブジェクト ] 以外の部分(余白)をクリックすることで、調整を終了できます。調整を終了すると、 [ アンカーポイント ]() や [ 方向線 ]() が消失し、 [ パスオブジェクト ] のみが表示された状態になります。
● [ パスオブジェクト ] が消えた?
下の画面のように、 [ パスパレット ] の余白部分をクリックすると、 [ アクティブ画像領域 ] から [ パスオブジェクト ] が消えてしまいますが、 [ パスオブジェクト ] がなくなってしまったわけではありません。 [ パスパレット ] に、[ 作業用パス ] として一時保存されています。もう一度 [ パスオブジェクト ] を表示させたいときは、 [ パスパレット ] の [ 作業用パス ] のサムネイルをクリックします。
●関連
ペンツールの基本1 [ オプションバー ] の設定 直線で三角形を描く 直線と曲線で半円形を描く [ セグメント ] を直接選択して曲線の曲がり具合を変える [ アンカーポイント ] の移動と選択 三角形を半円にする - [ アンカーポイントの切り替えツール ] 半円を三角形にする - [ アンカーポイントの切り替えツール ] [ パスオブジェクト ] 全体を移動するには [ パス ] の閉じ方 [ セグメント ] の削除の仕方 [ アンカーポイント ] の追加 [ アンカーポイント ] の削除 [ パス ] の保存 [ パス ] から [ 選択範囲 ] を作成して写真を切り抜く