● [ 作業用パス ] は無くなってしまう?
[ ペンツール ] などで [ パスオブジェクト ] を作成すると、そのデータは [ パス ] パレットの [ 作業用パス ] に一時保存されます。( [ シェイプ ] は [ 作業用パス ] が作成されない ) この [ 作業用パス ] は、あくまでも一時的な保存場所であり、使いかたによっては、それまでに作成した [ パスオブジェクト ] が消えてしまうことがあります。 例えば、 [ パスオブジェクト ] を描いた [ 作業用パス ] の選択を解除した状態で、新たに別の [ パスオブジェクト ] を 描きはじめると、それまでの [ 作業用パス ] はなくなってしまいます。 こうしたミスを未然に防ぐために、大事な [ パスオブジェクト ] は毎回保存するようにしましょう。
● [ パス ] に名前を付けて保存する
[ 作業用パス ] は、自由に名前を付けることで、独立した [ パスオブジェクト ] として保存でき、上記したようなミスを防ぐことができます。基本的な保存の仕方は、画面1の方法を使います。この手順で表示される [ パスを保存 ] ダイアログボックスには、あらかじめ 「 パス1 」 という名前があてられています。( 既にパス1が存在する場合は、数字が連番で加算された名前が表示される ) [ パスオブジェクト ] の内容がよくわかる名前を入力して、 [ OK ] ボタンをクリックすると、 [ パス ] パレットにその名前が表示されます。特に名前を付ける必要がないのなら、そのまま [ OK ] ボタンをクリックします。 画面1の手順が面倒だと感じたら、画面2のように、 [ 作業用パス ] をダブルクリックしても、 [ パスを保存 ] ダイアログボックスが表示されるので、ここで名前を付けて保存します。
●名前を付けずにすぐに保存する
名前を付ける必要はないけど、保存はしたい、というときは、画面3の方法が便利かもしれません。[ 作業用パス ] をドラッグして、 [ パス ] パレットの [ 新規パスを作成 ] ボタン の上にドロップします。すると、 [ パスを保存 ] ダイアログボックスが表示されずに、すぐ 「 パス1 」 という名前が付いて保存されます。
●関連
ペンツールの基本1 [ オプションバー ] の設定 直線で三角形を描く 直線と曲線で半円形を描く [ 方向線 ] を使って曲線の曲がり具合を変える [ セグメント ] を直接選択して曲線の曲がり具合を変える [ アンカーポイント ] の移動と選択 三角形を半円にする - [ アンカーポイントの切り替えツール ] 半円を三角形にする - [ アンカーポイントの切り替えツール ] [ パスオブジェクト ] 全体を移動するには [ パス ] の閉じ方 [ セグメント ] の削除の仕方 [ アンカーポイント ] の追加 [ アンカーポイント ] の削除 [ パス ] から [ 選択範囲 ] を作成して写真を切り抜く