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写真のクイック補正モード画面。画面右側で各種画質の調整ができるようになっています(1)。「補正前と補正後」を選択すると補正の結果を並べて確認することができます(2)。 |
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補正の結果を並べて表示したところです。やってみて気に入らなければ画面のツールバー「取り消し」ボタンを押せば、すぐに元に戻せます(2)。 |
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青い空はこれでも十分きれいなんですが、自動で画質の補正をするとどのように色が変わるのかを試してみたいと思います。
Photoshop Elementsで画質補正をするのに最もお手軽な方法は、各種自動画質補正機能を使うことです。「画質調整」には、自動スマート補正のほかに、自動レベル補正と自動コントラスト、自動カラー補正があります(これらの具体的な効果は次回解説します)。
前述のとおり、Photoshop Elementsにはクイック補正モードとスタンダード編集モードがあり、自動画質補正機能を使うことに限って言うと、クイック補正モードはとても簡単で便利な操作画面になっています。
■クイック補正 モード画面
初心者にも解りやすい「写真のクイック補正」モードでは、画面右側で各種画質の調整ができるようになっています(画面F 1)。「自動」ボタンをクリックすれば自動の補正が実行されます。スライダーを操作して手動で補正することもできます。
調整した結果はすぐに確認したいものですが、「写真のクイック補正」モードではその点が実に親切にできています。画面左下の「表示」欄(画面F 2)で「補正前と補正後」を選択すると補正の結果を並べて確認することができます(画面G 1)。自動補正をやってみて気に入らなければ画面のツールバー「取り消し」ボタンを押せば、すぐに元に戻せます(画面G 2)。
試しに、「自動スマート補正」をやってみてください。画面右の「パレットエリア」(画面F 1)にある「一般補正」の「スマート補正」にある「自動」ボタンをクリックするだけの操作です。この機能を使うと全体的なカラーバランスが補正され、シャドウとハイライトがより鮮明に補正されます。この補正は自動ではありますが、ユーザーがその度合いを数値で指定することができます。
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スタンダード編集 画面。ヒストグラムを表示するには、「ウィンドウ」-「ヒストグラム」をクリックします。 |
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「画質補正」-「自動スマート補正」をクリックします。 |
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■スタンダード編集 モード画面
中級者向けの多機能な「スタンダード編集」モードは、クイック補正モードのような、わかりやすさはありませんが、多彩な機能が利用できます。画面左に並んだツールボックスがそれを表しています。例えば、補正の効果を感じるためにも、今後のカラー補正上達のためにも、画面上にはヒストグラムを表示するのが良いでしょう。ヒストグラムについてはコチラ「ヒストグラム入門」を読んで下さい。このPhotoshop Elements講座でも機会をみてやさしい言葉でヒストグラムの解説するかもしれませんが、今日のところはこれを読んで下さいね。「レタッチとヒストグラム」も併せて読んで頂くとなお良いです。
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メニューバーの「表示」-「ヒストグラム」を選択します。画面上にヒストグラムが表示されます。ヒストグラムが表示されたら「チャンネル」で「カラー」を選択してとりあえずこれでOKです。