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萩原和幸の旅スナップ ~ Trip-Snap
第1回 広島県尾道の旅

Posted On 11 6月 2015
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第1回 広島県尾道の旅

写真と文:萩原 和幸


TOPIX

写真家、萩原和幸が、Tokina レンズと共に高速バスで旅をしながら、坂のある街をスナップに納めて歩く旅スナップの新企画。「 萩原和幸の旅スナップ~ Trip-Snap 」が始まりました。第1回は、広島県尾道の旅。お供のレンズは、「 Tokina AT-X11-20 2.8PRO DX 」と、「 Tokina AT-X 70-200mm F4 PRO FX VCM-S 」の2本。果たしてどんなシーンに出会えるのか、ワクワクする旅の始まりです。 by 編集部

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岡山駅に到着したのが 10 時 20 分。予定では JR 山陽本線で福山に移動し、鞆の浦に向かうはずだったが、これだけ遅れると予定を変更。初日は尾道で撮影することとした

岡山駅に到着したのが 10 時 20 分。予定では JR 山陽本線で福山に移動し、鞆の浦に向かうはずだったが、これだけ遅れると予定を変更。初日は尾道で撮影することとした

乗り込む高速バスは、横浜 22 時 50 分発の夜行バス。体力的にキツイ年齢になってきたので、3列シートのバスを選択。長距離移動の三種の神器、ネックピロー、アイマスク、スリッパとエアー式の腰当ても持ち込んだ。幸い出発してすぐに眠りに落ち、気がついたら明るくなっていた。岡山駅到着は朝7時 20 分の予定。しかし予定時刻に近づいてきても、岡山市外に入る気配がない。途中の休憩 SA で、事項渋滞のため3時間以上遅れていることを知る。でもこれがバスの旅。そういうものだ。

醤油ベースに独特の食感の平打ち麺、青ネギ、チャーシュー、メンマの“ザ・尾道ラーメン”。地元の方でいっぱいだった

醤油ベースに独特の食感の平打ち麺、青ネギ、チャーシュー、メンマの“ザ・尾道ラーメン”。地元の方でいっぱいだった

JR 山陽本線に乗り、尾道へ。天気予報ではこの日は晴れのち曇り。でも車窓から見える空はみるみる曇りだし、到着手前で激しい雷雨となってしまった。この連載の、しかも第1回の撮影のスタートがこれときたか…。でもこれだけ雨が激しいと、諦めも早い。まずはお昼と、地元の若い方にお店を聞いた。尾道と言えば「 尾道ラーメン 」。壱番館というお店を教わり、土砂降りの中を向かう。

AT-X 11-20 DX AT-X 70-200mm FX
Tokina AT-X 11-20 F2.8 PRO DX Tokina AT-X 70-200 F4 PRO FX
今回の旅のお供は、APS-C センサーサイズ用の広角ズーム「 Tokina AT-X 11-20 F2.8 PRO DX 」と、フルサイズ対応の望遠ズーム「 Tokina AT-X 70-200mm F4 PRO FX VCM-S 」の2本。AT-X 11-20 DX には広がりを、AT-X 70-200mm FX には一部を切り取る魅力がある
食事を済ませると、雷は相変わらずだが、やや小降りとなった。

食事を済ませると、雷は相変わらずだが、やや小降りとなった。

商店街を抜け、さっそく坂を上り始めた。

商店街を抜け、さっそく坂を上り始めた。

多くの坂が階段。一段一段。ゆっくりと歩いてゆく。振り返るとおなじみの光景が。尾道は多くの映画のロケ地になっている。

多くの坂が階段。一段一段。ゆっくりと歩いてゆく。振り返るとおなじみの光景が。尾道は多くの映画のロケ地になっている。

雨の湿気がシャドウを引き締める。傘を差しながらの撮影。雨の匂いも一緒に閉じ込める。

雨の湿気がシャドウを引き締める。傘を差しながらの撮影。雨の匂いも一緒に閉じ込める。

志賀直哉旧居にて。「 景色はいい処だった 」をそのままに。

志賀直哉旧居にて。「 景色はいい処だった 」をそのままに。

あくまでも柔らかい光が窓から入る。しばし息をついた。

あくまでも柔らかい光が窓から入る。しばし息をついた。

尾道と言えば猫。「 猫の細道 」なる道に、自然に案内されてゆく。

尾道と言えば猫。「 猫の細道 」なる道に、自然に案内されてゆく。

抜けてゆくと、鯉のぼりが道にせいせい泳いでいる。

抜けてゆくと、鯉のぼりが道にせいせい泳いでいる。

まるで新緑の海を泳いでいるかのようで、ついつい立ち止まってしまった。

まるで新緑の海を泳いでいるかのようで、ついつい立ち止まってしまった。

出くわすお店にとってもそそられるのだが…。

出くわすお店にとってもそそられるのだが…。

しばし考え、外から眺めるだけに。ここで飲んでしまったら、この先の坂で息が切れそうだしなあ…。

しばし考え、外から眺めるだけに。ここで飲んでしまったら、この先の坂で息が切れそうだしなあ…。

未だ雨は止まず。でもお寺や神社には、こうしたしっとりとした空気がよく似合う。

未だ雨は止まず。でもお寺や神社には、こうしたしっとりとした空気がよく似合う。

望遠でグッと引きつけながらシャッターを切る。天寧寺海雲塔に圧倒される。

望遠でグッと引きつけながらシャッターを切る。天寧寺海雲塔に圧倒される。

尾道は猫の町のはずなのに、まったく遭遇せず。やはりこの天気だからなあ。半ばあきらめていた時に、んっ? これは足跡では?

尾道は猫の町のはずなのに、まったく遭遇せず。やはりこの天気だからなあ。半ばあきらめていた時に、んっ? これは足跡では?

しばらくすると、おおっ、やったあ、猫さま発見! 雨宿りかい?こんな雨の中、写真を撮っている人っているんだねえ~って感じでこちらを見ていた。

しばらくすると、おおっ、やったあ、猫さま発見! 雨宿りかい?こんな雨の中、写真を撮っている人っているんだねえ~って感じでこちらを見ていた。

その後続けてあらわれてくれた。尾道はこうでなくちゃね。

その後続けてあらわれてくれた。尾道はこうでなくちゃね。

尾道の猫はとても人になついている。でもいい顔を撮らせてくれるかは別の話。ちょっと仲良くなってからシャッターを切った。

尾道の猫はとても人になついている。でもいい顔を撮らせてくれるかは別の話。ちょっと仲良くなってからシャッターを切った。

いつの間にか雷は遠くなり、雨もパラパラに。すこし空が明るくなってきた。 傘をさすのはやめて、もうちょっと歩くことにした。

いつの間にか雷は遠くなり、雨もパラパラに。すこし空が明るくなってきた。
傘をさすのはやめて、もうちょっと歩くことにした。

 

 

 

 

 

 

そろそろ坂を下ることにしよう。

そろそろ坂を下ることにしよう。

街角の至る所にフォトジェニックな一面がある。

街角の至る所にフォトジェニックな一面がある。

映画の町だものね。

映画の町だものね。

しかしなあ、あの雷雨が無ければなあ。もっとも、湿気を含んだこの空気は、こうした天気の時にしか撮れないし。よし、翌日に掛けよう!

しかしなあ、あの雷雨が無ければなあ。もっとも、湿気を含んだこの空気は、こうした天気の時にしか撮れないし。よし、翌日に掛けよう!

ということで、ここで初日は終了。その後は近くの三原で、写大時代の友人と久しぶりの酒宴。翌日は福山・鞆の浦から倉敷を撮影することにした。

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Tokina AT-X 11-20 F2.8 PRO DX

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Tokina AT-X 11-20 PRO DX
Tokina AT-X 70-200 F4 PRO FX

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Tokina AT-X 70-200 PRO FX

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■ 次回予告

撮影2日目は三原から福山に移動。鞆の浦から倉敷を撮影。情緒一杯の街並スナップをお目にかけます!乞うご期待!

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萩原和幸
著者について
■ 萩原 和幸 (はぎわら かずゆき) 写真家 ■   1969年 静岡県出身。東京工芸大学写真技術科卒業、静岡大学人文学部法学科卒業。 写真家・故今井友一氏師事。独立後、K&S Photograph∞を設立。 フリーランスのフォトグラファーとして雑誌での撮影・執筆や広告撮影などで活動中。公益社団法人 日本写真家協会(JPS)会員。静岡デザイン専門学校非常勤講師。
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