若子jetのスナップフォトコラム☆
VOL.8 月島編
「若子jetのスナップフォトコラム☆」も8回目。若子jetなりの視点で写し出された色々な街にフィーチャーし、その楽しさをお伝えできたらと思います。今回取り上げるのは、月島です。
月の島と書いて、月島と呼ぶ、とてもロマンチックな地だと思う。月見の名所でもあった「月の岬」から来た地名という説もある。江戸時代には存在せず、明治期になって東京湾の埋め立てが本格化したときに、埋め立て地の第一号より今の月島と変わっていった。
月島といえば、メインの通りとなる、「もんじゃストリート」は観光地としても有名だ。小径小径と、魅力的な路地裏も多く、メインの通りから一歩入ると、住居が何世帯もある通りである「もんじゃストリート」とはひと味違う、路地裏のかおりがする。人が住んでいる気配と様子がしっかり分かる写真だ。
通りに並ぶお店には、昔から受け継がれる生活道具がいっぱい。黒電話やレジスターなど、年季の入ったものも数多く見られる。
第二次世界大戦や関東大震災や第二次世界大戦で、月島は深刻な被災を被った。しかし、そのたびに街は復興され、戦前・戦後と発展をし続けてきた。 2020年の東京オリンピック開催にあたり、今後ますます変化するであろうエリアとしても注目されている、月島。その変化を探しながら、たびたび訪れて散歩してみるのもよさそうだ。