萩原和幸の旅スナップ ~ Trip-Snap
第5回 三重県尾鷲、熊野古道を行く
TOPIX
写真家、萩原和幸が、Tokina レンズと共に高速バスで旅をしながら、風情のある街をスナップに納めて歩く「 萩原和幸の旅スナップ~ Trip-Snap 」。今回は、標準ズームレンズ「 AT-X 24-70 F2.8 PRO FX 」と望遠ズームの「 AT-X 70-200 F4 PRO FX VCM-S 」をお供に、尾鷲の熊野古道を歩きながらのスナップです。それではお楽しみください。 by 編集部 |
AT-X 24-70 F2.8 PRO FX | AT-X 70-200mm F4 PRO FX VCM-S |
今回の旅のお供は、標準ズームレンズ「 Tokina AT-X 27-70 F2.8 PRO FX 」と、手ブレ補正機能付き望遠ズームレンズ「 Tokina AT-X 70-200mm F4 PRO FX VCM-S 」の2本。どちらもフルサイズ対応。 |
今回の「 萩原和幸の旅スナップ 」は、三重県尾鷲。尾鷲といえば熊野古道。その熊野古道の「 伊勢路 」を通るのが尾鷲だ。伊勢路は伊勢神宮と熊野三山というふたつの聖地を結ぶ道で、巡礼者が伊勢神宮からいくつもの峠を越えて熊野詣でに向かったそうだ。そうしたいにしえの薫りを残す尾鷲を中心に撮影を敢行!
ということで、いつも通り高速バスで。23 時 10 分、横浜発の三重交通大宮南紀線にて尾鷲に向かう。高速バスセット( 枕・腰当て・スリッパ・アイマスク・耳栓 )をしっかりと携え乗り込む。これがあるとないとでは、その日の疲れが違うのだ。
尾鷲到着は翌朝6時半。まず向かったのは須賀利地区。「 にっぽんの里 100 選 」にも選ばれた漁村に行ってみたかったのだ。しかし、向かうバスが出たばかり。次のバスが出るまで、尾鷲駅周辺をブラブラ早朝散歩。
今回のお供の機材は、ニコン D610 にフルサイズ対応標準ズーム「 AT-X 24-70 F2.8 PRO FX 」と手ぶれ補正機構付きの望遠ズームレンズ「 AT-X 70-200 F4 PRO FX VCM-S 」。どちらのレンズも小型フルサイズ機である D610 とのマッチングに優れているので、こうしたスナップ撮影では最高のペアリングだ。
須賀利には隣町の島勝というバス停から、尾鷲市のふれあいバスで行く。須賀利は昭和 57 年に県道が開通するまでは陸の孤島。そのおかげで昔と変わらない佇まいを残してくれている。
このふれあいバスで須賀利まで。このコミュニティーバスも3年前からの運行。それまでは尾鷲港との連絡船が主たる移動手段だったそうで、風雨によっては尾鷲から戻ってこられないこともあったそうだ。
小さな漁村である須賀利。港から、すぐに坂となり、家屋が並ぶ。地元の方に、まずは一番高いところに建つ普済寺に上って、集落を見下ろしてみるといいとアドバイスを受ける。
充分須賀利を堪能できた。正直、ベタだけれど、ここでポートレートを撮りたくなった。制服の高校生か、着物かな。夏なら浴衣もよさそうだ。撮影しながら、同時にロケハン気分に。AT-X 70-200 F4 PRO FX VCM-S は望遠レンズだからもちろんだが、AT-X 24-70 F2.8 PRO FX は開放値 F2.8 と大口径で大きくボケるので、モデルさんさえいらっしゃれば、ポートレート撮影にそのまま移行できたなあ。
バスで尾鷲に戻り、遅い昼食をとる。尾鷲の古き良き街並や趣のある裏路地を探索。
初日は須賀利と尾鷲の町をぶらぶら。やはり Tokina AT-X 24-70 F2.8 PRO FX は使いやすい。これに AT-X 70-200 F4 PRO FX VCM-S を加え、広角から望遠までの焦点距離をカバーしておいてよかった、といえる初日だった。D610 との組み合わせもよく、快適だった。
翌日は早朝一番に熊野古道を歩くことに決定! ということで、熊野古道を歩いた後、バスで松阪に移動。そこで出会った光景をお見せいたします! 乞うご期待!
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萩原 和幸