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薮田織也のデジカメ1・2・3
第6回 小さな花を大きく撮るには < 後編 >

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「 小さな花を大きく撮るには<後編> 」では、マニュアルでの露出設定やピント合わせの方法を紹介します。ちょっと高度な感じがするかもしれませんが、魅力的な花のマクロ写真を撮るためにもチャレンジしてみてください。

 

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■ 質問 ? マクロ撮影のコツがわからない!

● 読者からの質問

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花や昆虫の接写があまり上手にできません。

コツを教えてください。

マクロレンズと三脚を購入して花やミツバチなどの近接撮影をしています。ピントは合っているはずなのですが、なぜか全体的に寝ぼけたような写真になってしまいます。こうしたマクロ写真を撮る場合のコツがあったら教えてください。 ( M.Yさん )

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花のマクロ写真を上手に撮りたければ

カメラの設定はすべてマニュアルで撮りましょう

小さな花に近づいて、画面いっぱいに大きく撮ることをマクロ撮影、または近接撮影などと呼びます。こうした撮影で思い描いたイメージに近づけるためには、カメラ任せの撮影ではなく、ピントと露出( 写真の明るさを決めること )の設定をマニュアル( 手動 )にする必要があります。少しだけ高度な撮影になりますが、今回はその方法を簡単に説明します。

 

● ボケを自分でコントロールする

写真01花のマクロ撮影 マクロレンズを使ってボケのある写真を撮るときは、ピントはもちろん、絞り値やシャッタースピードは自分で決めて、ボケをコントロールしながら撮影するのがコツ。( 三脚使用 絞り:f8.0 シャッタースピード:1/40秒 )

写真01 花のマクロ撮影
マクロレンズを使ってボケのある写真を撮るときは、ピントはもちろん、絞り値やシャッタースピードは自分で決めて、ボケをコントロールしながら撮影するのがコツ。( 三脚使用 絞り:f8.0 シャッタースピード:1/40秒 )

 

花や昆虫など、小さな物を大きく撮影するために、被写体にできるだけ近づいて撮影することを「 マクロ撮影 」、または「 近接撮影 」と呼びます。こうした撮影では、第2回で紹介した「 マクロレンズ 」を主に使います。マクロレンズは普通のレンズよりもカメラを被写体に近づけて撮ることができ、加えて被写体をより大きく写せます。また、普通のレンズに比べてピントの合う範囲が前後に狭くなることを活かして、背景を大きくぼかし、被写体が浮き上がった印象的な写真にします。

背景だけがボケた写真は魅力的ではありますが、その撮影となると、少しだけ高度なテクニックが必要です。というのも、カメラ任せの全自動撮影では撮影者の思い描くイメージに近づけることは難しいため、ピントと露出設定を手動でする必要があるからです。

露出設定とは、写真の明るさに関わる3つの要素、「 絞り 」、「 シャッタースピード(*3) 」、「 ISO 感度(*4) 」を決めることです。この3つの要素の中で、ピントの合う範囲に関わるものが「 絞り 」です。

絞りやシャッタースピードなどの、露出に関わる詳細な解説は、次回( 参照:第7回 露出設定の基本を覚えよう ~  シャッタースピード?)に譲るとして、ここでは「 絞り 」を変化させるとピントの合う範囲が変化することと、それにより絵作りがどう変わってくるのかを知ってもらいます。そして、なぜ面倒なマニュアル操作をしなければならないのかも、同時に理解してもらうことにしましょう。

写真02露出設定とフォーカスモードをマニュアル ( M ) に マクロ撮影では、カメラの露出モードを「 M 」( マニュアル/手動 )にしておく。続いてカメラ本体にあるフォーカスモードの切り替えを使い、ピント合わせも「 M 」にする。レンズの鏡筒にスイッチがある場合は、そちらだけ「 M 」にしても構わない。 ( Nikonn D7000 の例 )

写真02 露出設定とフォーカスモードをマニュアル ( M ) に
マクロ撮影では、カメラの露出モードを「 M 」( マニュアル/手動 )にしておく。続いてカメラ本体にあるフォーカスモードの切り替えを使い、ピント合わせも「 M 」にする。レンズの鏡筒にスイッチがある場合は、そちらだけ「 M 」にしても構わない。
( Nikonn D7000 の例 )

写真03絞りとは? レンズ内に組み込まれた、複数枚の板を組み合わせた「 絞り羽根 」で、光が通る穴の大きさを調節する機構が「 絞り 」。穴を通る光の量を数値化したものが「 F 値 」と呼ばれ、f/2.8、や f/11 などと表記する。F 値は小さいほど明るく、大きいほど暗くなる。

写真03 絞りとは?
レンズ内に組み込まれた、複数枚の板を組み合わせた「 絞り羽根 」で、光が通る穴の大きさを調節する機構が「 絞り 」。穴を通る光の量を数値化したものが「 F 値 」と呼ばれ、f/2.8、や f/11 などと表記する。F 値は小さいほど明るく、大きいほど暗くなる。

 

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■ 絞り値を変えてボケ具合を楽しもう

● どこまでボカすかで絵作りが変わる

写真04絞り値の増減によるボケの違い Tamron SP 90mm F2.8 Di MACRO 1:1 VC USD という単焦点のマクロレンズを使った撮影例。ピントは画面の中央で合わせている。絞り値を小さくすると合焦点の前後が大きくボケる。絞り値を大きくするとピントの合う範囲が前後に広がるのがわかる。単焦点のマクロレンズは f/22 という大きな絞り値でも、近接撮影の場合は普通のレンズに比べて被写界深度が浅い。

写真04 絞り値の増減によるボケの違い
Tamron SP 90mm F2.8 Di MACRO 1:1 VC USD という単焦点のマクロレンズを使った撮影例。ピントは画面の中央で合わせている。絞り値を小さくすると合焦点の前後が大きくボケる。絞り値を大きくするとピントの合う範囲が前後に広がるのがわかる。単焦点のマクロレンズは f/22 という大きな絞り値でも、近接撮影の場合は普通のレンズに比べて被写界深度が浅い。

 

絞り値を変化させると、画像のボケがどのように変化するのかを見てみましょう。写真04?は、焦点距離(*1)が 90mm の単焦点(*2)マクロレンズを使ったサンプル例です。絞り値を小さくする( 開放に近づける )ほどピントを合わせた位置の前後が大きくボケているのがわかると思います。また、絞り値を大きくする( 絞り込む )ほどピントが合う前後の範囲が深くなっているのもわかるでしょう。

実際の撮影で露出モードがマニュアルの場合、絞り値だけを変化させると、写真05?のようになります。絞り値を大きくしていくほどレンズを通過する光の量が少なくなるので、画面は暗くなってしまうのです。そこで、設定した絞り値では暗い、または明るすぎると感じたときは、シャッタースピード(*3)を変更します。暗いときはシャッタースピードを遅く、明るいときは速く設定します。このとき、シャッタースピードが遅くて手ブレや被写体ブレをおこすようであれば、ISO 感度を高くします。一般的にシャッタースピードが 1/60 秒以下になると手ブレや被写体ブレの確率が高くなると考えられるので、カメラを手持ちで撮影するときは、シャッタースピードを 1/125 秒程度に設定できるまで ISO 感度(*4)を上げましょう。

写真05絞り値を大きくすると暗くなる 絞り値を大きくするとレンズを通る光の量が少なくなるので、画像は暗くなるが、ピントの合う範囲が前後に深くなる。

写真05 絞り値を大きくすると暗くなる
絞り値を大きくするとレンズを通る光の量が少なくなるので、画像は暗くなるが、ピントの合う範囲が前後に深くなる。

以上のことで、露出設定をマニュアルでしなければならない理由がなんとなくおわかりいただけたのではないでしょうか。カメラの全自動( P )モードは、カメラから被写体までの距離がある程度ある場合にはそれなりに優秀な働きをしますが、マクロ撮影となると少し頓珍漢な答えを出すことがあるのです。特に色が複雑で明暗の差が激しくなることもある花のマクロ撮影では、メインの被写体が極端に明るく、または暗くなることがあるのです。こうしたことを踏まえ、自分のイメージ通りの撮影をするためにも、マクロ撮影はマニュアルモードで挑戦してみてください。

 

※01 焦点距離
複数枚のレンズで構成されるカメラのレンズにおいては、レンズのピントがあったときの、レンズからフィルムや受光センサーまでの距離のこと。このとき、レンズのどこを基準点とするかは、レンズの構造によって異なる。28mm( 広角レンズ ) や 50mm( 標準レンズ )、100mm( 望遠レンズ ) などと表記する。焦点距離が長いほど受光センサーに映る視界( 画角 )が狭くなり、短いほど広くなる。また、レンズの鏡筒が長さと焦点距離の長さは比例しない。
※02 単焦点( レンズ )
焦点距離が変化するズームレンズに対して、焦点距離が固定されているレンズを単焦点レンズと呼ぶ。ズームレンズに比べて単焦点レンズは明るくボケがキレイに表現できるのが特徴。また、同程度の価格帯であれば、ズームレンズよりもレンズ自体の性能が高いとされる。
※03 シャッタースピード
シャッターが開いている時間のこと。単位は秒で、1/125 や 1/80 などと表記されるが、カメラ本体では、125、80 と分数の括線を省略して表記する。1秒以上に長い場合は、1″、5″ というように、「 ”」を使って表記される。動いている被写体を撮影する場合、シャッタースピードが速いほど被写体を静止させたように撮影でき、遅いほど被写体の残像が映り込む。
( 参照:第7回 露出設定の基本を覚えよう ~  シャッタースピード?)
※04 ISO 感度
デジタルカメラでの ISO 感度は、受光センサーの光に対する感度を表わす数値。ISO 感度を上げると、受光センサーが光を電気信号に変換するときに増幅して記録する。これにより、暗いシーンを明るく写すことができる反面、画像にノイズが入りやすくなる。最近のデジタルカメラでは、ISO 感度を上げて撮影したときは、カメラ内部でノイズ除去処理をするようにしている。

 

 

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■ マクロ撮影時のピント合わせのコツ

● 一輪の花は蕊の少し手前にピント

花のマクロ撮影の場合、ピントを合わせる場所によって、絵全体のイメージが大きく変わってきます。写真の絵作りに正解というものはありませんが、あえて花の写真における教科書的なポイントを上げるとすれば、写真06?の下のように「 蕊( しべ )」の少し手前にピントを合わせてみましょう。そうすると、花弁がボケてしまうことがありますが、蕊がボケている写真よりも全体的にまとまることがよくあります。蕊も花弁にもピントを合わせたいときは、?写真06の上のようにアングルを変えることで対応できる場合もあります。ただし花の種類によっては蕊と花弁の位置が大きく離れていて、全体にピントを合わすことが困難なこともあります。そのようなときは、絞り値を変えてピントの合う範囲を広げてみましょう。

写真06一輪の花の場合 どちらも絞り値は f/11 だが、上は花弁全体にピントが合うようにして撮影し、下は蕊の手前にピントを合わせてみた。

写真06 一輪の花の場合
どちらも絞り値は f/11 だが、上は花弁全体にピントが合うようにして撮影し、下は蕊の手前にピントを合わせてみた。

 

● 複数の花は手前にピント

大小様々な花を寄せ集めたフラワーアレンジメントを撮るときには、どこにピントを合わせればいいのか迷うことでしょう。こうした複数の花をマクロ撮影するときは、基本的には手前の花にピントを合わせます写真07?のように手前にある大きな目立つ花をぼかしてしまうと、絵全体がボケたイメージになってしまうことがあります。後ろの小さな花にピントを合わせた上で絵を引き締めたいとするなら、少しだけ位置をずらして手前の黄色く大きな花を右下の隅においやるか、手前の花をもっとぼかしてしまうとよいでしょう。こうした前にあるものをボカして、後ろの被写体を引き立てる方法を「 前ボケ 」と呼びます。

写真07失敗例 手前に目立つ大きな花があるのに、後ろの小さな花にピントを合わせてしまうと、全体的に寝ぼけた絵になってしまう。

写真07 失敗例
手前に目立つ大きな花があるのに、後ろの小さな花にピントを合わせてしまうと、全体的に寝ぼけた絵になってしまう。

写真08思い切った構図を楽しむ Olympus OM-D E-M1 50mm 単焦点 macro( 100mm 相当 )  f/8 1/2 秒 ISO:100

写真08 思い切った構図を楽しむ
Olympus OM-D E-M1 50mm 単焦点 macro( 100mm 相当 ) 
f/8 1/2 秒 ISO:100

 

大小様々な花が混在するときは、大きな花の一部を切り取るフレーミングをしてみるのも面白いかもしれません。ピントは手前にくる大きな花に合わせ、背後に小さな花をちりばめてみましょう。こうした思い切った構図は、マクロ撮影の醍醐味とも言えます。

マクロ撮影では、ピント合わせもマニュアルの方が良いことがおわかりいただけたでしょうか。カメラから被写体までの距離が極端に近いマクロ撮影では、オートフォーカスはあまり役に立ちません。狙った位置にぴったりとピントを合わせるためにも、マニュアルフォーカスにチャレンジしてみてください。また、ピントが外れないようにするためにも、三脚の利用は必須ですよ。

 

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■ 背景に木を配ろう

● 花の色に合わせて背景の色や明るさを選ぶ

写真09?のように、明るい花をアップにして撮るときは、背景の明るさや色に気をつけましょう。せっかく良い構図を見つけても、白い花の背景が明るすぎると花自体が目立たなくなってしまいます。花と背景が同系色の場合は、背景を花よりも少しだけ暗くなるように、背景に当たる光を遮るなどして工夫してみましょう。

写真09背景が明るいと.... 背景が明るいと色の薄い花は目立たなくなる。

写真09 背景が明るいと….
背景が明るいと色の薄い花は目立たなくなる。

写真10背景に色の異なる花や葉を配置する 被写体である花と違う色を背景に配置したり、暗い背景を選ぶことで花を引き立てることができる。 Olympus OM-D E-M1 50mm 単焦点 macro + エクステンションチューブ f/8 1/4 秒 ISO:400

写真10 背景に色の異なる花や葉を配置する
被写体である花と違う色を背景に配置したり、暗い背景を選ぶことで花を引き立てることができる。
Olympus OM-D E-M1 50mm 単焦点 macro + エクステンションチューブ
f/8 1/4 秒 ISO:400

写真11背景に玉ボケを入れる 明るい空を遮ぎるように重なった木の枝や葉を、メインの被写体の背景に配置することで、枝や葉の隙間から漏れる光が玉ボケになる。 Nikon D800 90mm 単焦点 macro  f/6.3 1/250 秒 ISO:200

写真11 背景に玉ボケを入れる
明るい空を遮ぎるように重なった木の枝や葉を、メインの被写体の背景に配置することで、枝や葉の隙間から漏れる光が玉ボケになる。
Nikon D800 90mm 単焦点 macro
f/6.3 1/250 秒 ISO:200

 

 

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■ おまけフォト

● 昆虫写真

昆虫のマクロ撮影は、被写体が動くために花よりも極めて難しくなります。はげしく動き回ることの多い日中の昆虫の場合は、シャッタースピードをなるべく速くして、連写して撮りましょう。事前に昆虫の生態や性格を把握しておき、比較的じっとしている時間帯を狙うと撮りやすいかもしれません。写真12?と写真15?はマクロレンズを使って撮っていますが、写真13?および写真14?の蛍は、400mm 相当の望遠レンズで近寄って撮っています。

写真12向日葵と蜜蜂 ストロボを手持ちでカメラから離し弱めに発光。 Nikon D800 + 90mm 単焦点マクロ + ストロボ f/25 1/200 ISO:800

写真12 向日葵と蜜蜂
ストロボを手持ちでカメラから離し弱めに発光。
Nikon D800 + 90mm 単焦点マクロ + ストロボ f/25 1/200 ISO:800

写真13蛍1 カメラを三脚にセットし、暗闇で6秒間の長時間露光中に、少し離した位置のレフ板にストロボを手動発光させて撮影。 Olympus E-3 + 50-200mm + ストロボ 焦点距離:400mm 相当 f/4.5 6 秒 ISO:400

写真13 蛍1
カメラを三脚にセットし、暗闇で6秒間の長時間露光中に、少し離した位置のレフ板にストロボを手動発光させて撮影。
Olympus E-3 + 50-200mm + ストロボ 焦点距離:400mm 相当
f/4.5 6 秒 ISO:400

写真14蛍2 カメラを三脚にセットし、暗闇で6秒間の長時間露光中に、少し離した位置のレフ板にストロボを手動発光させて撮影。 Olympus E-3 + 50-200mm + ストロボ 焦点距離:400mm 相当 f/4.9 6 秒 ISO:400

写真14 蛍2
カメラを三脚にセットし、暗闇で6秒間の長時間露光中に、少し離した位置のレフ板にストロボを手動発光させて撮影。
Olympus E-3 + 50-200mm + ストロボ 焦点距離:400mm 相当
f/4.9 6 秒 ISO:400

写真15ワタムシ - しろばんば ワタムシが飛ぶのは晩秋の夕方。辺りは薄暗くなっているため、思い切って ISO 感度を 5000 まで上げての撮影。 Olympus OM-D E-M1 + 50mm 単焦点マクロ 焦点距離:100mm 相当 f/10 1/123 秒 ISO:5000

写真15 ワタムシ - しろばんば
ワタムシが飛ぶのは晩秋の夕方。辺りは薄暗くなっているため、思い切って ISO 感度を 5000 まで上げての撮影。
Olympus OM-D E-M1 + 50mm 単焦点マクロ 焦点距離:100mm 相当 f/10 1/123 秒 ISO:5000

 

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■新企画・あなたの質問が本 ?Web講座を作る!

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超初心者向けに始まった長期連載「 薮田織也のデジカメ1・2・3 」では、読者の皆様から撮影やカメラについてのご質問を募っています。いただいたご質問への回答は、本講座、またはメールマガジンに掲載する予定です。

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■次回予告

●?露出設定を詳しく解説!

次回からは、これまでの記事にも何度か出てきている「 露出 」について解説します。今回紹介した「 絞り 」をはじめ、「 シャッタースピード 」と「 ISO 感度 」の扱い方を解説しながら、絵作りの基本に迫っていきたいと思います。お楽しみに。

 

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