前回の入門編では、カメラ三脚を使った星空の撮影方法を紹介しました。今回は上級編として、ポータブル赤道儀による星空の撮影方法を紹介しましょう。赤道儀を使うメリットは、赤道儀が星の動きを追いかけてくれるので、長時間露光しても星は点像を保ち、より暗い星まで写せることです。
2013 年 11 月ごろから観測できると言われている「 アイソン彗星 」。撮影を楽しみにしている人も多いことでしょう。そこで、本講座では、天空撮影の第一線で活躍する吉田隆行氏に、星空撮影のテクニックを披露していただ くことにしました。入門から上級まで、氏の丁寧な解説をお楽しみください。 ( 11/02 情報を追加しました )
星空撮影というと、なんだか難しそうなイメージがありますが、近頃のデジタルカメラは感度が高くなり、どなたでも比較的簡単に星空を撮影できるようになってきました。そこで、本講座ではカメラ用三脚を使った星空撮影の基本的な方法から、ポータブル赤道儀を使った本格的な撮影方法まで2回に分けて解説していきます。大彗星として話題のアイソン彗星の撮影にも触れていますので、今から星空撮影に親しみ、ぜひ、世紀の大彗星の撮影にもチャレンジしてみましょう。