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キヤノンブースで撮りまくり |
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写真2 |
キヤノンブースの注目機種のひとつ『EOS
Kiss Digital N』。試写コーナーでは新発売のマクロレンズを装着した実機が置かれていた。Kozの旧EOS
Kiss Digitalと並べると小型化がよく解る。 |
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キヤノンブースのマクロ撮影コーナー。EOS
Kiss Digital Nとマクロレンズを楽しむ。 |
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キヤノンの鉄道模型ジオラマ試写コーナー。EOS20Dのサーボや連写を楽しむ来場者たち。 |
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キヤノンの鉄道模型ジオラマ試写コーナー。EOS20Dのサーボや連写を楽しむ来場者たち。 |
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写真6 |
キヤノンブースのもうひとつの目玉はカラープリンタ。A3ノビ対応のカラープリンタは秀逸。作品をパネルにして飾ろう、という意図。「EOS
Kiss DigitalでもA3サイズでプリントしてきれいっスか〜」との問いかけに「ギリギリ大丈夫です!!」とキヤノンブースの人。 |
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写真7 |
『PIXUS
iP9910』のA3プリントサンプルをスキャンしたもの。『EOS-1D
Mark II 』なら楽勝だ。実物は本当にきれいででかい。毛穴や肌荒れまで見える(汗;)優れものだ・・・。 |
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PIE2005をレポート中の神崎洋治と新ちゃんは、キヤノンのブースにやってきた。
キヤノンと言えばEOSですよね。神崎さんも確かEOSユーザーでしたよね。どうですか?
今、使っているのはご存じのとおり『EOS
Kiss Digital』なんだけど、これに関しては実は仕事の都合上で選択したのが本音なんだ。つまり、スタグラなどの記事を書く関係上、最も注目度の高い製品を愛機にした方が良いって都合で・・。
じゃあ、個人的には別の機種が欲しかったんですか?
実はそうでもないんだ。貧乏性でね…(笑)、まだデジタル一眼レフの価格は僕の個人の財布には高すぎて買えないっていうのが本音なんだよ。だから、仕事がらみでもEOS
Kiss Digitalを手にできるのは幸せだったなと思ってる。
あえて言うなら自分の好みで言うと、同じ市場向けの機種なら性能的には『D70』の方が好みだったけど、今では新発売のEOS
Kiss Digital Nで、僕がキスデジで感じてたほとんどの不満は解消されているから…
銀塩フィルム式カメラの頃からEOSを使っていたんですよね。
うん。『AE-1』を長い間使っていて、後はずっとEOSかな。だから愛用のレンズに愛着があるうちは、レンズがそのまま使えるっていうEOS選択のメリットは大きいよ。
フィルム式カメラの本体は安く買ってたんですか(笑)?
フィルム式カメラの場合、本体は安いのでいいでしょ(笑)。これは個人的な考え方なんだけど、フィルム式の頃はカメラ本体なんてなんでもいいと思ってたんだ、僕程度の腕だったら・(笑)。良い写真を左右するのはレンズとフィルム、マニュアルモードさえあれば本体はなんでもいいと・・。だから、どうせイカした本体をカッコで買いたいなら(使いもしない)ハイテク満載機がいいかな、とか思ってEOS5を買ってみたり。でも、今、デジタル一眼の選び方は全く違う。レンズの善し悪しは相変わらず重要なんだけれど、カメラ本体の性能はとても重要な要素になった。
う〜ん? ピンと来ないんですけど。
今、言ったようにフィルム式カメラの場合、レンズを通して入ってきた光をフィルムが像として記録するから、レンズとフィルムが要だったから、アマチュア向けのカメラ本体の差別化はオートできれいに撮れる、などわかりやすさに技術が注がれてたと思う。だけど、デジタル一眼レフではフィルムの役割だった「絵を造る」という大切な部分がCCDやCMOSセンサーなどの撮像素子が重要な役目を担い、そのサイズや解像度が画像を作る上で重要なキーになった。また、画像処理の高速性やメモリの容量は連写性能などは直接使い勝手に影響する。つまり、(大袈裟に言うと)フィルム式では何でも良かった本体から、カメラ本体にかかる比重が激増したわけ。だからデジカメ本体選びは本当に難しいし、それだけに面白いんじゃないかな。
なるほど。価格の違いはCCDなどの撮像素子の違い、処理能力の違い、メモリ容量の違いなど、実質的な性能の違いに現れているわけですね。
そう。だから他人の価値観にあわせて購入すると失敗することもあるから、本当に自分に必要な機能かどうかを吟味したいところだね。
キヤノンのブースでは発表したばかりの『EOS Kiss Digital
N』のマクロ撮影コーナーを設置、人気を呼んでいました。キヤノンはデジカメ用EF-Sのマクロレンズ『EF-S60mm
F2.8 マクロ USM』も発表したばかりなので、マクロに力を入れている様子。また、鉄道模型のジオラマを用意し、動く列車(模型)を被写体にして高速フォーカスとサーボ、連写性能を試写することができました。ここでは『EOS
20D』や『EOS-1Ds Mark II』の本領発揮といったところですが、ただし、鉄道模型の撮影にはコツや技術が必要なので本体の高性能を一発で使いこなせた人がどれだけいたかどうか・・・。神崎は自前のEOS
Kiss Digitalと展示品のEOS 20Dで撮り比べ、その違いと感触を楽しんでいました。
また、キヤノンブースのもうひとつの目玉はプリンタ。個人向けのサービス版やポストカードサイズを手軽にプリントできる昇華型プリンタ(一部機種がインクジェト)『SELPHY』をピーアールしていました。ラインアップが豊富なのが特長で、モバイル仕様やTVビューア付きの機種があるのが新鮮でした。もうひとつがA3やA3ノビに対応した『PIXUS
iP9910』は驚き。本当に綺麗でパネルや大判プリントが楽しくなる。既に一眼レフならA3サイズのプリントも許容範囲なので、これからは自宅で大判プリントもいいかもしれませんね。
キスデジユーザーとしては新製品の後継機EOS Kiss Digital Nはどうですか?
だいたい正しい方向に進化をしたと思うよ。予算があれば買い替えたい(笑)。取材のときは小さくて軽いというのは利点だし、標準レンズとの組み合わせならより気軽に持ち歩けるよね。気軽に撮りたいとき標準レンズで、しっかり撮りたいときはいつものバカ重いけど明るいレンズで、って使い分け。EOS
Kiss Digital Nは解像度が800万画素にアップしたから、撮影画像の容量も増えてコンパクトフラッシュなどに記録できる枚数が従来機より少なくなるから注意だね。
『Tripper
mini』を勧めましょう(笑)。
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