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デジカメPopeye II
第18回 デジタル一眼レフは伝家の宝刀?
 
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僕のEOS Kiss Digitalも旧モデルに。

スタジオ撮影と連写にはむいていないし、
レンズがボディに不釣り合いと揶揄されますが
それでも僕の大事な伝家の宝刀なのだ。

 
(2005.3.16)
 

みなさん、お元気でしたか?
デジカメPopEyeとしては、お久しぶりです。

 しばらくは初心者向けデジカメ撮影術「オヤジがキスデジで撮る!初心者向けスナップ講座」の方を担当していました。そちらもご覧頂いていたでしょうか。なに? 読んでいてくれていた? なになに? 役に立った? ありがとうございます・・って、誰も言ってくれないので、自分で言っときました。ちと、寂しい(汗;)。

EOS Kiss Digital Nがデビュー

さて、久々のデジカメPopEyeということなので、今回はデジタルカメラ本体の、それも一眼レフについてのコラムを書きたいと思います。

撮影術で使っていたキヤノンのEOS Kiss Digitalもいよいよ今週(3/17)、第2世代機『EOS Kiss Digital N』へと変わります。興味津々ですよね。まずはそんな話。

オヤジ的にはこの製品を見て下記の点に注目し、こんなことを感じるわけです。



キヤノンのEOS Kiss Digital N。従来製品との外観上の相違点はボディサイズが小さくなったこと。特にグリップ周りの肉厚が削られた印象。

・ボディの小型軽量化がすすんだ
 一般ユーザーや初級者にとって、小さいことや取り回しが良いことは大きなポイントです。旧来のキスデジが560gであったのに対し、EOS Kiss Digital Nは485gと一層軽くなりました。持ちやすい範囲でひと回り小さく軽量化したなら大歓迎ですから、カメラショップで実際に触ってグリップ感や質感を確認してみたいところですよね。実際にはグリップ部が小さくまとまっていて、フィルム式EOS Kissを使っている人にはより違和感なく使えるかな、という印象です。

 ただし、個人的には冒頭の写真のようなレンズとの組み合わせなのでこれ以上ボディが小さくてもバランス悪いだけだな・・・と感じたりもして。

・800万画素のCMOSセンサーを採用
 従来のキスデジの630万画素を上回る800万画素の高解像度。要するにより精細な画像が得られるということですね。ただ、高解像度による弊害もあるはず。データの容量が大きくなったり、パソコン画面などで表示する際に手ぶれや粗が目立ったり・・。

・連続撮影可能枚数が「約14枚」にアップ
 旧来のキスデジの最大の不満点はこれ、なにせたったの「4枚」なんです。気持ちよくシャッターを押していたらすぐ、書込で待たされる状態になってしまい、撮影は小中断・・そんな繰り返しでした。その点、14枚にアップした新機種ならば、使い勝手は相当に向上するはずですよね。

いずれにしても、キヤノンのレンズが使えて価格もお得、なによりユーザーが多いのが安心のEOS Kiss Digitalの新機種ですから、注目したい製品です。

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コンパクトか一眼か? 一眼デジカメのいいところを知っておいて! 

 ところで、みなさんは一眼レフデジタルカメラを既に使っていますか?

「フィルム式では一眼だけど・・デジカメはまだ」という方もいらっしゃることでしょう。子供の運動会や発表会、入園式や卒業式などに出かけると、フィルム式を含めて大きな一眼レフカメラを持ったお父さん、お母さんをよく見かけます。子供の晴れ舞台を少しでもきれいに残したい、だから高性能なカメラを使いたいという気持ちは当然ですよね。

ここで一旦フィルム式カメラの話にします。
フィルム式カメラの場合、きれいな写真を撮るための大きな要素として、レンズの大きさとフィルムの大きさが挙げられます。レンズは大口径のものほど明るいレンズが実現しやすいのです。大きなレンズで光をいっぱい取り込んで、大きなフィルムに記録するのが、高品質な写真を作るポイントです。だから大きなレンズの一眼レフは利にかなっています・・・でも、フィルムの方は・・一般のユーザーが使用する場合、セットするフィルムは35mm、またはコンパクトカメラに多い小さめのAPSサイズです。決まったサイズのものをほぼ使用しています。



「なんだこりゃあ?」ってデジカメですがな。ソニーの『DSC-T7』。薄さ わずか9.8mm(本体最薄部)を実現したカードタイプ。有効510万画素で、2.5型大画面クリアフォト液晶なんだから、これはこれで文句の付けようなし・・(笑)。

ここでデジタルカメラに話を戻しましょう。薄くて小さいコンパクト・デジタルカメラって無茶苦茶ちっちゃい(薄い)ですよね。フィルムがない分、小さくできるんだな〜、とか感じますよね。フィルム式カメラの場合、光を受けるのも記録するのもフィルムの役目でしたが、デジカメの場合、光を受けるのはCCDやCMOSセンサーと呼ばれる撮像素子、記録するのはメモリカードとなっています。だから、さっきのフィルム式カメラの話に置き換えて考えれば、きれいな写真を撮るための大きな要素は、レンズの大きさと撮像素子の大きさがポイントとなるわけです。

現在市販されているEOS Kiss DigitalやNikon D70などの一眼レフカメラにはもちろん比較的大型の撮像素子が使われています。レンズもでかいです。好みによってもっと大口径のレンズを付けることもできます。一眼レフは薄くて小さいコンパクト・デジタルカメラと比較するとずいぶんとかさばって見えますが、それにはフィルム式カメラの大小の違い以上に、それなりのメリットがあるといえるのではないでしょうか。

もちろん、コンパクトカメラにも小さいボディに様々な技術が盛り込まれていますから、画質も高いレベルのものが実現されています。普段はそれで十分な場合がほとんとです。ただし、ここぞというときにはやはり伝家の宝刀の一眼レフを抜いて晴れ舞台に臨むぞ・・そんな姿もかっこいいオヤジ像のひとつではないかと思ったりもしています。

左が一眼レフなどで使われている大型の23.0mm×15.5mm CCD、右がコンパクトデジカメなどに内蔵されている1/1.7型CCD。一例として並べてみましたが、こんなに大きさが違うんですね。
CCDについては撮像素子とCCD入門を読んでね。

 

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フォト イメージング エキスポ2005、まもなく開催! 

 今週末からフォト・イメージングのアジア最大級のイベント「フォト イメージング エキスポ 2005」(3/17〜20)が東京国際展示場(東京ビッグサイト)で開催されます。国内主要カメラメーカーのブースと新製品が集いますから、「春に向けてデジカメ買うかな」という人はお出かけになって見ては如何でしょう? デカレンジャーやガチャピンもやってきます。(わーい(笑)?)

 >> スタグラの 「フォトイメージングエキスポ2005」 特集記事へ

デジカメ活用をオヤジ的にオヤジなりに考えるこのデジカメPopEye、以前と同様にこれからもこんな感じでまったりとやっていきます。テーマはデジタルカメラやそのしくみ、オヤジ的撮影術、画像やレタッチ、フォント、デザイン、印刷など広く浅く・・どうぞよろしくお願いいたします。

 

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