画像サイズや背景の使い方はまちまちですが、例題で加工した手順を紹介します。
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画像H
画像サイズの変更(カンバスサイズ) |
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画像I
「カンバスサイズ」ダイアログで高さと基準位置を指定してカンバスを拡大します。 |
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画像J カンバスが拡大し、画像の上部に余白ができます。 |
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画像K ツールパレット(画面左)の「描画色」をクリックし、カラーピッカーが表示したら、マウスカーソル(スポイト)で描画色に設定したい部分をクリック。 |
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画像L ツールパレットから「塗りつぶしツール」を選択します。 |
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画像M 塗りつぶしツールで余白部分をクリックし、塗りつぶします。 |
まず、画像のサイズを変更するには、メニューバーから「イメージ」→「サイズ変更」→「カンバスサイズ」を選択します(画像H)。
サイズの変更の拡大には、写真そのものを拡大する「画像解像度」と、写真の内容はそのままで背景の用紙サイズ、すなわち「カンバスサイズ」(キャンバスと呼ぶ人もいますね)を拡げる方法があります。今回は後者ですので、カンバスサイズを選択しました。
カンバスの縦を大きくするには、「カンバスサイズ」ダイアログ(画像I)で「高さ」を指定し、「基準位置」を設定します。指定するにはいろいろな方法がありますが、今回は少し大雑把ですが、キャンバスの縦寸を「200%」に拡大しました。
上に余白を作りたいので、「基準位置」は下(右)をクリックしました(今回の場合は幅は同じなので、下であれば下右、下中央、下左のどれを選択しても結果は同じですが、幅も変更する場合は余白を作りたいのと逆の方向を基準にして選択します)。
上に余白ができて、カンバスのサイズが大きくなりました(画像J)。
次に余白を塗り潰します(カンバスサイズを指定するときに「カンバスカラー」欄で、「描画色」や「背景色」を選択することで、余白の色を選択することもできますが、今回は操作の紹介のために手順をおいましょう)。
塗りつぶしの色を指定するには、画面左のツールバレットの「描画色を設定」をクリックし、色選択ダイアログ(Photoshop ではカラーピッカーと呼びます)が表示されます。マウスはスポイトの形状になりますので、画像から塗りつぶしたい色をクリックします。クリックした場所のカラーが描画色欄に指定されます(画像K)。
ツールパレットの「塗りつぶしツール」をクリックします(画像L)。塗りつぶしツールは、クリックした場所と繋がっているカラーの近似値の範囲をすべて塗りつぶすツールです。
画像の塗りつぶしたい部分をクリックすると色が変わります(画像M)。濃い青の部分も塗りつぶせば、背景をほぼ一色に統一することができます。
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