● 水面に反射した光のようなキャッチライト

	さて、今回もキャッチライトのテクニックの紹介よね。
	そうです。前回の予告でちょっと変わったキャッチライトの入れ方を紹介すると言いましたけど、少し変えて、積極的にいろいろなキャッチライトを入れる方法を紹介しようと思います。 で、留美師匠に質問です。右の写真１のキャッチライトは、どんな方法で入れたと思いますか？
	んまぁ、師匠に問題を出すなんて失礼ねっ！　まっいいけど……そうねぇ、なんだか夏のプールに反射した光のように見えるけど、これって室内撮影よね。
	古くからのスタグラ読者は何度も観た写真で恐縮ですけど、師匠の言うとおりスタジオで撮ったものです。このとき師匠もそばに居ましたよ。
	あっ、思い出したわ！　たしか銀レフよ、銀レフ！ 暗い室内で銀レフにストロボの光を反射させて撮ったものよ。
	ピンポ〜ン！　当たりです。そのときの撮影風景の写真が写真２ですね。

	ああああああー！
	な、なんですか。突然騒いで。驚くじゃないですか。
	薮田さんの頭頂部にー！ まだ髪の毛があるーーー！　さすが７年前の写真！ ん？ でも薄くなり始めてる頭頂部を 「 ストロボ 」 の文字で隠してるでしょ！
	う、うるさいっ！　そんなこたぁどうでもいいんじゃぁー！　それに、少し隠すくらいいいだろうがー！　ハゲをなめるなー！
	別になめちゃいないわよ。で、撮影方法の説明をしなさいよ。

● 視界の隅にキャンドルを入れる

	それじゃぁ仕方ない、留美師匠の写真でも出しますか。
	なによその嫌そうな言い方。ほんと、失礼な弟子ね。
	写真３のキャッチライトはどうやって入れたかわかりますか？　写真３をクリックして拡大すれば答えがわかるけど。
	自分の写真だもの知ってるわよ。テーブルキャンドルを使ったのよ。
	はい、その通りですね。ぱちぱち。
	よく見ると二つのキャッチライトが入ってるけど、このときのテーブルキャンドルは一つだけだったわよね。
	もう一つのキャッチライトは店内の壁にあったウォールライトですよ。キャンドル一つだけのキャッチライトだとちょっと物足りないけど、こうして他の明かりが入ってくれると華やぎますよね。
	まぁ、モデルがいいからね。キャッチライトがいくつだろうと華やかですわよ。ホホホホホホホホホホ。
	……………………。

● アニメ風キャッチライト

	それじゃ今度は私から紹介するわ。これは普通のキャッチライトとは違うわよ。写真４を観てちょうだい！
	出ましたな。究極のキャッチライト、瞳に星がキラキラ。まるで萌アニメですな。しかしモデルが師匠でなくてよかった思いますよ、ホントに。
	なぁによ失礼ね。今日はなんなの、やけに失礼なことばっかり言ってさ。ケンカ売ってるわけぇ〜？
	とんでもないことでございますよ。師匠にケンカ売るなんざ一生したくないことでございますよ。読者的な視点で考えると、やっぱりここは若くて美人じゃないとと思ったわけでございます。実際さ、ほら、書籍版の読者の感想で、著者の露出が多すぎる、他のモデルを出せ〜ってのがあったでしょ。
	…………ふんっ！　せっかく勇気を振り絞って全世界の女性のために恥を晒したってのにさ、なによ著者の露出が多すぎるって、どういうことよ。そんなこと言った読者出てこいっ！ ごるぁぁぁぁぁ！ 私とサシで勝負しようじゃないのっ！
	どうどう。読者とケンカしてどうすんのよ。まぁ、迫力勝負じゃ負けないだろうけど。まぁ、貴重なご意見としてうけたまわりましょうよ。で、このキャッチライトの入れ方を紹介してください。師匠。
	薮田さんが紹介すれば〜っ！　なんか今回の講座、私の方が弟子みたいだしぃ〜っ！
	すねないでくださいよ。しょうがないなぁ、それじゃぁ、写真５を見てください。瞳に★の秘密は、パソコンの画面に映し出されたマークを前に撮っている…と、まぁ、種明かしすればなんのことはないテクニックです。
	……まだ紹介することがあるでしょ。画面に映し出すマークの作り方とか色に注意することとか。
	おっ！ そうでした。さすが師匠！ え〜とですね、マークの背景は 「 黒 」 にすることと、マーク自体は少しだけ赤みがかった白、「 薄いピンク 」 にすることです。「 白 」 にしちゃうとモデルの顔が青かぶりするんです。

● マーク画像をプレゼント

	で、なんだか今回は太っ腹なプレゼントがあるそうじゃない。なんなの？
	それがですね、今回の 「 瞳に ★ 」 で使ったマーク集のプレゼントなんです！
	ふ〜ん……。それのどこが太っ腹なの？
	ええ〜！　だって、自分で作るとなると結構面倒なんですよ、こういうの。それをプレゼントしちゃおうってんだから太っ腹でしょう。
	まぁいいわ。で、どうやって手に入れるのよ？
	まずはスタジオグラフィックスの無料メルマガに登録してください。すると、返信されるメールに ID とパスワードが記載されていますから、それを使って、右の 「 キャッチライト用マークのダウンロード 」 からダウンロードしてください。

● ポージングに戻りましょう

	さて、次回はどうしましょう。
	師匠の講座なんですから、師匠が決めてくださいよ〜。
	じゃぁねぇ、ここで原点回帰。ポージングについていろいろと語るわ。まっ、私の露出が多いから嫌がる読者もいることでしょうけどね。ふん。
	そんなこと……ない……と思いますよ。師匠。
	まっ、役に立つことだけは確かだから、楽しみにしないで待っててちょーだいね。
	もう………。