コンテンツのトップページへ 髭達磨・薮田織也のプチ日記
 2007年 1月 30日 火曜日 Adobe® Photoshop® Lightroom® の発表会に行ってきましたよ
 
久しぶりです。新年の挨拶もしていない髭ですが、そんなことは置いておいて、突然ですが、ニュースです。ニュース記事をほとんど扱わないスタジオグラフィックスですけど、ニュース記事を書いてしまいます。ニュース記事とは言っても、なんせ、髭達磨のプチ日記で書くわけですから、普通の出版社が書くようなニュース記事ではありません。髭達磨の視点で書く、ニュースとは決して呼べない怪しいニュースです。普通のまともなニュース記事が読みたい方は、著名な出版社がやってるニュースサイトで読んでくださいね。んで、なんで髭が記者発表なんかに行ったのかといいますと、一応、ライターなんて商売もやっていたことがあったわけで、いろんな企業から、未だにニュースリリースが届いたりするわけで、そんでもって、神崎 P が、「髭達磨氏、アドビ システムズが新製品発表するそうだから、あんた、久しぶりに記者発表会でも行ってきて、あんたなりの記事を書いてよ」なんて言うもんですから、1ヶ月以上もスタグラをサボってた髭としては、「いやだね」の一言が言えなかったわけで、徹夜明けの目を擦りながら、アドビ システムズがある、東京は大崎のゲートシティ大崎ウェストタワーに行って来ましたよ。

ドビ システムズが何を発表したのかと言いますと、Adobe Photoshop Lightroom です。この Photoshop Ligthroom は、昨年の夏からパブリックベータ(公開ベータ版ですな)を配布して、一般ユーザーに試用してもらっていたので、既にご存知の読者も多いんじゃないかと思いますけどね、髭もアドビから使って意見しろというメールが来てたのですが…、もちろん申込ましたけどね、なぜか何度やってもダウンロードに失敗していたので、まぁいいやってな感じでほったらかしていたんですよ。(いいのかそんなこと書いて!) んで、この Photoshop Ligthroom ってのはどんなソフトなのかと言いますと、いわゆる Light ( Dark ) Room ですな。なにがいわゆるなのかわけわかんない表現かもしれないっすけど、訳すと、「明るい暗室」。

るい暗室ってのは、髭も本サイトで、よく、Photoshop 自体を説明するときに使ってる言葉ですけど、あの、フィルムを現像する名前どおりの 「暗室」 の明るい部屋版です。 要は、フィルムの要らないデジタル写真だから、明るい部屋でも現像できるんですよ、ってなわけです。だから、何が書きたかったんだっけ? ああ、そうですね、Photoshop Ligthroom のことですよ。ああ、もう面倒なんで以下、Lightroom のことを 「 LR 」 って書きますよ。アドビ システムズも 「 LR 」 って表記してんですから、いいっすよね。(上のパッケージ写真のサイドを参照) で、この LR なんですけど、アドビ システムズ曰く、「プロフォトグラファーの写真処理・管理をもっとシンプルにする画像管理ソフト」だそうです。 LR が初めての読者としては、Photoshop や Bridge があるのに、なんでいまさら画像管理ソフトなんだ?って思うことでしょう。髭も昨年の夏にそう思いました。でもあのアドビ システムズが出すわけですから、ちゃあんと Photoshop や Bridge との住み分けができている(たぶん)わけで、まだ Photoshop を持っていない人も、また、既に Photoshop ユーザーな人にも、あると便利な LR なわけです。(たぶん) たぶん、たぶんって、実はまだ髭は LR を使ってないんですよ。 今日の発表会で初めてベータ版をもらったくらいっすから。だからここでは発表会で受けた印象だけを書きますよ。んで、製品についての詳細は、「写真レタッチ講座」の方で、きっちりとレビューいたしますから待っててください。あっ、そうそう、ついでなんで書きますけど、その「写真レタッチ講座」で、今日、Photoshop 用のプラグインソフトのレビューをアップしましたから、ついでに読んでってくださいな。

表会、久しぶりだったんですけど、徹夜明けだってのに、何をとち狂ってか知らないですけど、一番前の席に座っちゃったりしたもんだから、眠いわ寝れないわで、1 時間 30 分間苦しみ続けましたわ。あっ、いや、別に記者発表会がダメダメだったとか、つまんなかったってわけじゃないんですよ。決して。栃谷さんの説明はわかりやすかったし、パブリックベータ版にはなかった製品版の LR に搭載された機能に関しても興味深かったし、アドビシステムズの綺麗なおねぇぃさんが3人もいるわで、それはそれで個人的に充実したものだったんですけど、やっぱり徹夜明けはダメですわ。帰りに、旧知の編集者と話したときには、目が真っ赤だったはずです。読んでる?○町く〜ん。

応、ニュースってことなんで、もう少し LR に踏み込んだことを書きましょうか。 前述したように、LR は昨年の夏からパブリックベータとして、一般のユーザーに使ってもらっていたわけですが、今年の 3 月 23 日に発売される予定の製品版には、現在、配布されているベータ版にない機能がいくつか搭載されます。どんな機能がそうなのかは、今現在わかりませんけど(オイオイ)、これらの機能追加は、パブリックベータ版の利用者からの声をフィードバックしているそうです。半年以上もベータテスターからの情報を集めているわけですから、そりゃいろんな要求があったでしょうね。髭は、ベータテストに参加してないですけど、こうした製品開発ってのはとても良いと思いますよ。(ああ、やっぱり参加しておけばよかったな) んで、LR を見た感じですと、これって、Photoshop Album のプロフェッショナル版というか、Bridge のデジタル 写真専用版っていう感じです。Bridge はデジタル写真以外にも、Illustrator や InDesign のデータも読めますから、どちらかというデザイナー向けの画像管理ソフトです。それに対して、LR は、写真家用の画像管理ソフトって感じですね。で、Bridge と大きく違うのは、LR 上である程度の画像編集ができるという点です。まずは RAW の現像。これは、Camera RAW のエンジンを使っているそうですから、現時点で 150 種類以上の RAW フォーマットに対応しているようです。RAW ファイル以外にも、JPEG はもちろん、TIFF などの画像フォーマットにも対応しています。
 
▼写真1  
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Adobe Photoshop Lightroom パッケージ。Windows と Macintosh のハイブリッド。

(※このパッケージショットは、Adobe Systems Incorporated の許諾を得て使用しています)



▼写真2  
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Adobe Photoshop Lightroom の記者発表会の風景。右端でマイクを持っている方が、アドビ システムズ(株)のマーケティング本部、プリントパブリッシング部フィールドマネージャーの栃谷宗央(とちやむねお)氏。

製品名 Adobe Photoshop Lightroom
システム Windows : インテル Pentium 4クラスのプロセッサを搭載したパーソナルコンピュータ
Macintosh : PowerPC G4、G5(1GHz以上)またはインテル Core Duoプロセッサ
メモリ:768MB以上のRAM(1GB以上を推奨)
ディスプレイ:1,024x768以上
対応OS Windows XP
Mac OS X 10.4
発売元 アドビ システムズ株式会社
価格 通常版: 33,600 円
ダウンロード版: 32,000 円
アカデミック版: 11,340 円

★提供開始キャンペーン価格
( 7 月 5 日まで)
通常版: 23,000 円
ダウンロード版: 22,000 円

▼写真3  
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Adobe Photoshop Lightroom の主な特徴。
・デジタルフォトのワークフローを効率化
・画質劣化のない編集機能
・一括処理もできるプロ仕様の編集ツール
・パワフルで使いやすいトーンカーブ
・画像を効率よく表示、確認、比較
・エレガントでわかりやすいインタフェイス
・高速かつ高品質なプリント機能
・高度にチューンアップされたモノクロ変換
・さまざまな方法が可能な画像公開
・画像の編集履歴を自動的に記録


▼写真4  
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Adobe Photoshop Lightroom の画面。

(※このスクリーンショットは、Adobe Systems Incorporated の許諾を得て使用しています)










面の見た目は、アドビ システムズが「エレガント」と自賛しているくらい、実際に結構お洒落です。詳しくは、近日レビューで書きますけど、操作性もスムーズでした。(まぁ、1GB以上のメモリを要求してるくらいですから、スムーズに動いてくれないと困りますけどね)
  で、Windows ユーザーには大変(?)気になる Windows Vista への対応ですが、現時点では未定だそうです。もちろん、近い将来的には対応する予定があるそうですが、髭は個人的にホッとしています。というのも、ライターの仕事をほとんどしていないので、自分のマシン環境に、まだ安定していない OS を入れるのは怖いんですね。(テストマシンも新しくしてないし…) できれば半年くらい経って、SP1 あたりが出てから Vista は入れたいですねぇ。まっ、そんなこんなで、ニュースらしくない、いや、ニュースとは呼べないニュースを終わりにしたいと思います。
 
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