コンテンツのトップページへ 髭達磨・薮田織也のプチ日記
 2007年 2月 2日 金曜日 LightWave 3D v9 へのアップグレード
 
D ソフトに興味を持ったのが、確か 10 年位前で、あれこれ数年悩んた挙句に、7 年前にコンシューマ向け 3D ソフトとしては最高峰だった LightWave 3D v5.6 を -- 当時 29 万円くらいしたような記憶がありますが -- 「これからは 3D で稼ぐんだからこれくらいの出費はなんとも無いぜ!」 とか自分に言い訳けしながら、LightWave 3D と一緒に、Illustrator 8.0 と、22 インチ CRT、さらに Poser 4 を、Gateway の 80 万円くらいするワークステーションと一緒に購入しました。そういうわけで、全部で確か 140 万円くらいかかりました。

う書くと、髭ってとってもお金持ちじゃんと思われそうですが、明日をも知れない貧乏ライター兼カメラマンだった髭にとっては、清水の舞台どころか、東京タワーのてっぺんから飛び降りるような覚悟がいたわけです。さらに、貧乏なくせにローンが嫌いだった髭は、爪に火を灯すようにして貯めた原稿料を使って、キャッシュで購入してしまいました。そのために、明日をも知れないどころか、今日の夕飯どうするのっていう状態に陥ってしまったわけですが、運がいいというか、渡りに船のまとまった仕事が入ってきまして、代理店に前借りして急場を凌いだわけです。



ういうわけで、髭は 3D ソフトに再チャレンジです。2D ソフトばかり使ってきた髭にとっては、LightWave 3D はまったくの 新分野でして、1 回使った感想としては、Illustrator のような 2D ソフトの知識はほとんど役に立ちません。というか、はっきり言って 2D ソフトの知識は、3D ソフトでは邪魔になります。髭の今までの知識で 3D ソフトで役に立つのは、写真撮影におけるライティングだけですね。3D CG のオピニオンでもある知人の小寺信良氏からは、「 もう 3D は儲からないよ 」 なんて言われたんですけど、それでもいいんです。なんていったって楽しそうだから。







の画像は、Poser 6 の別売のフィギュアとモーフ、そして自分で作ったテクスチャを組み合わせて作った人物です。人物のモデリングは髭にはまだ無理ですので、テクスチャだけはと思い、髭の Photoshop の拙い技術をフルに使って懲ってみました。肌のテクスチャは、今まで自分が撮ってきた女性の肌からいろいろと拝借しています。(日焼けの跡は Photoshop です) 唇や目、眉毛、髪の毛は実物です。それでも、Poser 6 のレンダリングエンジンだけでは、髭が思っていたほどリアルにはいきませんでしたから、最終処理を Photoshop で行ないました。

 
▼写真1  
Clickで拡大
Poser 6 でレンダリングした画像を Adobe Photoshop CS2 でレタッチ。


も、その後の依頼といえば、Photoshop や Illustrator を使う仕事ばかりで、情けないことに LightWave 3D v5.6 は 1 回使っただけで、仕事に利用されることはまったくありませんでした。その後、LightWave v5.6 はずっとキャビネットで眠ったまま。このままじゃアカンと思って、昨年の末に、埃をかぶっていたパッケージを取り出したんですが、7 年まえのソフトですし、今のワークステーションにインストールするのはどうかなと思って、発売もとのディ・ストームのサイトで調べると、現バージョンはなんと 9 に……。サポートもおぼつかない製品を使うのもなんだなぁと思いまして、バージョンアップサービスを利用することにしました。


ップグレードパッケージが届くまでは、昨年末に 3D の学習のためにアップグレードした、Poser 6 で基礎を勉強中です。んで、上の画像のようなエロチックな絵を作ってひとりほくそえんでいるわけですが、髭の勉強はいつでもエロスが原動力になっているんですよ。最終目的がエロスとは無関係であっても、その訓練には必ずエロスの要素を取り入れるようにすると、難題も難題ではなくなるんですね。周囲からは 「 アホか 」 とよく呆れられるんですけど、子供の頃から勉強がとにかく嫌いだった髭にとって、他にやり方が見つからないんですよ。小学校時代はよく学校をズル休みしては、絵を描いたり写真を撮ったりしてましたしね。お陰で最終学歴は高卒になってしまったわけですけど、高卒でもエロスを原動力にしていると、その後の仕事における難題も比較的簡単にクリアできてしまったわけで、今まで現在、学歴で不自由したことは一度もありません。エロス、エロスって書いてきましたけど、エロス関係の仕事には一度も就いたことがないので、あくまでもエロスは、独学のためのモチベーション作りなんですね。


しかしたら、髭の 3D ソフトとの格闘記をスタグラで連載するかもしれません。3D ソフトは素人ですから、他のコンテンツのように 「 プロが教える… 」 なんて間違っても書けませんから、素人が素人なりに 3D ソフトと格闘することで、読者の皆さんになんらかのヒントになればなぁなんて考えているわけです。なんでスタグラで 3D なんだと思われるかもしれませんが、3D ソフトって、写真のテクニックと縁が深いと思うわけで、そういった観点で書ければなぁと思うわけです。
 
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