コンテンツのトップページへ 髭達磨・薮田織也のプチ日記
 2005年 6月 7日 火曜日 Photoshop CS2 発表!
 
夜しために、今日は正午近くに寝ることにした。さあて、綺麗なねぇちゃんの夢でも見るぞ〜と、寝床に飛び込んだらメールの着信音。なんだよ! と思いながら携帯電話に転送しているメールを読んでみて驚いた。「写真レタッチ講座」 や 「 Photoshop Tips & Manual 」 で紹介している、あの Photoshop が新しくなるというプレスリリースが届いていたのである。

日の今日まで知らなかったのは、プレスリリース用に使っていたメールアドレスをつい最近になって変更して、先行して行われる記者発表の案内が漏れてしまっていたからだ。
「があ〜、なんてこった」 と思い、すぐさまアドビシステムズの広報に電話をかけた。

「○○さ〜ん。記者発表に行けなかったから、評価用のディスク送って〜。あっ、ついでにエレメンツも〜」
ライター業を怠けてきたツケがこんなところに出るとはな〜。

しい Photoshop は、何が新しくなったのかというと、まだ触ってないので正確なことは言えないが、リリースを読む限りでは 「デジタルカメラ用の機能が進化」 したと言えそうだ。とりあえず、カメラ好きにとって気になる機能のみをピックアップして右に掲載しておく。

ビュー記事は、Photoshop CS2 が手元に届いてから、本サイトの 「スタグラ・特集記事」 で近日、取り上げる予定なので楽しみにしていてください。とりあえず今回は、Photoshop CS2 のレビュワーズガイドから引用して紹介しておきます。


■Adobe Photoshop CS2 の注目機能
(以下、レビュワーズガイドから引用)
かつてない創造性を実現 Photoshop は、クリエイティブなデザインや写真のための新しい強力なツールをはじめとする革新的な新機能を提供し、使い慣れた機能も改良し続けています。

●Vanishing Point(バニッシングポイント)
画像の遠近感を保持したまま複製、ペイント、変形を行える画期的な機能です。



●画像のワープ
カスタマイズ可能なプリセットと調整可能なコントロールポイントを使用してオブジェクトにワープ変形を適用できます。

●ノイズを低減
高い ISO 設定での撮影および JPEG 圧縮処理で生じたノイズを柔軟に修正できます。

●32 bit HDR
広いレンジで細部まで鮮明な 32 bit ハイダイナミックレンジ ( HDR ) 画像を作成、編集できます。

●スポット修復ブラシ
写真に入ったほこりや細かいきずなど、画像の欠点をワンクリック素早く効率的に修正できます。

●ワンクリック赤目修正
写真によくある赤目を、即座に修正できます。

●光学レンズ補正
樽形ゆがみや糸巻き形ゆがみといった、レンズの一般的な問題を補正できます。

●アニメーション
視覚効果の高いアニメーション表示の Web グラフィックを直接 Photoshop CS2 で簡単に作成できます。

●スマートシャープ
写真によく生じる不鮮明な部分を、高度な機能を使用して的確に補正できます。

●シャドウ・ハイライト
CMYK 画像で、簡単にシャドウとハイライトの調整ができるようになりました。

●拡張された 16 bit 編集
ゆがみやぼかし(レンズ)などさらに多くのフィルタが 16bit 画像で使えるようになりました。

●制作作業の迅速化
新機能と機能拡張を使えば、Photoshop CS2 を使った作業の効率が向上し、まるで「高速車線」に入ったかのように作業がスピードアップします。

●スマートオブジェクト
元の画像品質を損なわずに編集や変形を行えます。Adobe Illustrator CS2 とも連携しています。
 
▼写真1  
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Adobe Photoshop CS2。
2005 年 7 月上旬発売予定。

▼写真2  
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複数の画像を同時に処理できるようになった Raw 現像ツールの Camera Raw。現像処理がより高速になったともいう。しかも、他の編集作業は並行して進めることができるそうだ。現像した画像は好み形式 ( Digital Negative ( DNG ) も含む ) にすばやく書き出すことができる。

▼写真3  
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新しいファイルブラウザの Adobe Bridge。独立したアプリケーションになり、Adobe Bridge と Photoshop CS2 を同時に動作させて、効率的な作業が行えるようになった。従来のファイルブラウザは画像のサムネール作成に時間がかかっていたが、Photoshop CS2 では編集を行っている間に Adobe Bridge がサムネールを作成してくれる。Adobe Bridge には、複数の Camera Raw ファイルの処理、レーティングとラベル付けの機能拡張、画像の素早く確認するためのスライドショーモードなどの新機能が追加されている。さらに Adobe Bridge は Illustrator CS2や、InDesign CS2、GoLive CS2 と連携して、データの 「橋渡し」 の役割を果たすこともできる。

▼写真4  
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Vanishing Point(バニッシングポイント)
画像の視覚的な遠近感に合わせて自動的な調整を行うツール。遠近グリッドツールを使って遠近面を視覚的に定義してから、コーナーの周辺にあるオブジェクトを塗りつぶすことや、複製して遠景へドラッグすることができる。

▼写真5  
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光学レンズ補正
カメラのレンズで生じる歪曲収差などのゆがみを、効率的に補正できるツール。樽形収差、または糸巻き形収差、色収差、ビネット、三次元のすべての次元における遠近感上の欠点を除去できる。その場でプレビューを確認でき、グリッドを使用して位置を揃えられる。

●スマートガイドによる複数レイヤーの管理
レイヤーパレットを使用しなくても、高速で直感的な編集ができます。

●Camera Raw による複数画像の処理
Photoshop CS2 で作業を続けながら複数の RAW 画像を処理できます。

●ビデオのプレビュー
ビデオ用画像を NTSC または PAL モニタに送信してすぐにプレビューできます。

●フォントプレビュー
「フォント」メニューの右側に書体がプレビュー表示されます。

●印刷機能の拡張
新しいオプションによって、さらに効率的で一貫した印刷出力が得られます。

●一新された PDF エンジン
カスタマイズ可能なグローバルプリセットが用意されており、PDF 1.6/Acrobat 7.0 との互換性もサポートされます。

●メモリ使用の拡張
最適パフォーマンスを得るために 2GB を超える RAM を Photoshop CS2 専用に使用できます。

●デザイン工程の強力な管理
新しい Adobe Version Cue を使用してバージョン管理と共同作業を容易に行えます。

●統合されたAdobeオンラインサービス
Adobe Stock Photos へアクセスしてプロフェッショナル品質のストックフォトをダウンロードすることや、Adobe Photoshop Services によるオンライン共有および印刷が可能です。

 

●ImageReady CS2 との機能統合に向けて
Photoshop CS2 への完全な統合が始まりました。

●カスタマイズ性
Photoshop CS2 を好みの設定にカスタマイズと作業効率のための新しいオプションを使用すれば、Photoshop CS2 の作業環境を個人の好みや制作作業の要件に合わせて変更できます。

●メニューのカスタマイズ
ワークフローごとにプリセットが用意されているほか、メニューのセットをカスタム定義でき、コマンドをカラーでハイライト表示することもできます。

●強化された自動処理
画像のバッチ処理や、フィルム/ビデオ製作を容易にする新しいアクションとスクリプトがあります。

●変数
繰り返し要素の多いグラフィックの作成を、スプレッドシートから読み込んだデータを使用して効率的に行えます。

●イベントベースのスクリプティング
ワークフロー内の特定のタイミングでコマンドを起動することにより、作業効率が向上します。

●Adobe Help Center
新しい作業内容にあわせたヘルプトピックと検索機能に、フロート表示の別ウィンドウからアクセスできます。

 
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