SG on the ROAD 競馬撮影講座 vol.1
開催地:川崎競馬場 講師:武田明彦 supported by タムロン
▼ 開催内容 |
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■ Point!
- 競馬カメラマン 武田明彦による競馬撮影講座
- 川崎競馬場の協力により競馬場貴賓室の一室を使用してして開催
- 競馬場における撮影の基礎 ~ 中級を講義
- 通常は立ち入り禁止のパドックエリアなど、バックヤードツアー実施(希望者)
- 10 月中のご参加確定者はレストラン「 2 MINUTES(トゥー・ミニッツ)」で使える 1,000 円分のお食事券をプレゼント(当日限りの有効)
- タムロン社製各種レンズ貸し出しサービスあり
■ 講師作例( 川崎競馬場 )※一部作品の詳細解説は最下部
■ 講師作例( JRA )
■ 川崎競馬場でサラブレッドを撮影
スタグラ初の「 競馬撮影講座 」です。講師には競馬カメラマンの武田明彦氏を迎えました。武田氏はカメラ系の雑誌・Webでは見かける機会は今までありませんでした。
しかしながらJRA(日本中央競馬会)の機関誌「優駿」をはじめとする競馬専門誌・競馬Webなどに数多くの写真を提供しています。最新の9 月20日発売の「優駿10月号」表紙写真の藤田菜七子騎手も武田氏の撮影です。氏はキャロットクラブのオフィシャルカメラマンも務めているので、一口馬主を楽しんでいる競馬ファンには馴染み深い存在です。
今回は川崎競馬場にご協力いただき競馬場貴賓室の一室を使用して競馬写真撮影教室を実施します。川崎競馬場の通常開催時は一人当たり 2,500 円かかる指定席費用(詳細は川崎競馬場Webを参照ください) + 1,000 円の当日有効お食事券( 10月中にご参加決定者 )を含んで、5,800 円という競馬教室初開催記念価格を設定いたしました。(入場料は別途100 円かかります。)
動体撮影は初めての方には、ゆっくり歩くパドック撮影・入場時の誘導馬の撮影などレース以外の撮影も競馬場では楽しめます。今回は競馬撮影が初めての方にも楽しめる撮影ノウハウも講義に加えました。もちろん本格的な撮影ノウハウも講義に加えています。また、フリータイムにドシドシ講師にご質問をしてください。本講座には競馬撮影は初心者の、タレント&カメラマンの いのうえのぞみ さん もゲストカメラマンとして教室に参加し、イベントを盛り上げます。
また、今回もタムロン社の協力により、お貸出しレンズ各種をご用意しています。( 後述 )
一線で活躍する競馬カメラマンのレクチャーを受ける貴重な機会です。ご一緒にカクテル光線に踊る美しいサラブレッドを撮影しませんか?
■ スケジュール (目安です。競馬場の開門は 14 時 20 分)
- 14:30 ~ 受付開始
- 14:45 ~ 15:15 競馬場撮影のマナー・基礎
- 15:30 1レース発走
- ~ レース間に下記テーマの講義を実施します
- ~ バックヤードツアー(希望者)もレース間に随時実施します
- 17:45 頃から1時間強、講師中座します
- 19:05 8レース終了後講義再開
- 21:50 分頃 講座終了
● 講義内容(予定)変更になる場合があります ●
■ 競馬場撮影のマナー・基礎(初級)
競馬場では撮影時に守らなければならないルールがあります。また、競走馬のことを知らなくても楽しく撮影できる競馬撮影の基礎知識を学びます。入場時にゆっくり歩く誘導馬撮影で競走馬の撮影に慣れていきましょう!
■広角レンズで競馬場の風景を切り取るポイント(初級)
空を入れるので印象的な雲を見つける。ナイター競馬の場合はマジックアワーを狙ってみても面白いでしょう。
■パドックでの狙いとポジショニング(初級)
馬がゆっくり歩いているパドックは競馬写真初心者にお勧めのスポットです。
基本的にパドックは自由度の高いエリアなので位置取りが重要になります。昼~夕方までは太陽の位置と陰の出方にも注目。光と陰を上手に使って印象的なシーンが作りやすい場所でもあります。またパドックを見下ろすようなスタンド上部から広角レンズで狙ってみても面白い写真が撮れるでしょう。
■ゲートが開いた瞬間を撮る!(中級)
施行距離によってはスタートの瞬間を撮ることもできる。競馬新聞でスタート地点を把握して、望遠レンズで正面から、近づいて斜め前方から、広角で真横からなど画角によって撮り分けます。
■4コーナーでの攻防を撮るためには(中級)
コース形態によっては最も迫力ある写真が撮れるポイント。望遠レンズの圧縮効果で馬群をグッとまとめたり、勝負を仕掛ける人馬にフォーカスしたり様々な撮影が可能です。
■ゴール前の写真を撮るための準備と心構えは?(中級)
競馬写真の花形です。
勝ち馬を撮るには勝ち馬を見極めることと勝ち馬にフォーカスすることの二つがポイントですが、最初は難しいと思うので勝ち馬にこだわる必要はありません。勝ち馬を見極める精度を少しでも上げるために展開やペース、競馬の予想的な部分も重要に考えています。
■ ご持参いただくもの ( ※は必須ではありません )
- ・ デジタル一眼レフカメラ、またはミラーレスカメラ、メモリ
- ・ 交換レンズ( 望遠ズームレンズ 100-400 の領域の一部もしくは全体をカバーしているレンズ < 70-200 mm など > 、広角レンズ )全て F4以下のレンズを推奨
- ・競馬新聞
- ・予備メモリ、予備バッテリー※
- ・カメラ用防水グッズ、雨具(雨天時の場合)※
■ タムロンレンズお貸出しリスト
・SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G2 (Model A025)キヤノン用・ニコン用
・35-150mm F/2.8-4 Di VC OSD (Model A043)キヤノン用・ニコン用
・SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD G2(Model A032)キヤノン用・ニコン用
・SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD G2(Model A041)キヤノン用・ニコン用
他も機種もご用意可能です。借りたいレンズがある場合は、お申込みフォームの備考欄にお試ししたいレンズの型番をお書き添えください。できる限りご要望にお応えします。
▼ 講師 |
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講師 : 武田 明彦
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ゲストカメラマン:いのうえのぞみ
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▼ セミナー料金/募集人数/募集方法 |
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▼ 価格 ▼ | ||||
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5,800 円( 税込み )※競馬撮影教室初開催記念価格、入場料は別途100 円かかります。 ※10月中のご参加確定者はレストラン「 2 MINUTES(トゥー・ミニッツ)」で使える 1,000 円分のお食事券をプレゼント(当日限りの有効) |
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▼ 募集人数 ▼ | ||||
20 名前後 最低催行人数 10 名 | ||||
▼ 募集方法 ▼ | ||||
< 11 月 22 日イベント募集期間 > ・第一次募集 10 月 18 日~ 10 月 22 日 ・第二次募集 10 月 24 日 13:00 ~ ※ 第一次募集期間で満席となった場合は抽選となります。抽選結果は10月23日中にメールにて連絡します。 ※ 第一次募集期間に満席とならない場合は、第二次募集期間より先着順で受付します。 ※ 最低催行人員に達し、欠員がある場合は募集期間を延長いたします。 |
▼ 場所・日時 |
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▼ お申込み資格 |
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● スタジオグラフィックス・ギャラリーの会員様がお申し込みいただけます |
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※ 注意事項 |
▼ お申込みのフロー |
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応募方法 |
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SG ギャラリーにログインされている方は、以下の「 応募フォームはコチラ 」ボタンをクリックします。SGギャラリー会員で SG ギャラリーにログインされていない場合は、ログイン画面が表示されます。ログイン後はこのページが表示されるので、もう一度「 応募フォームはコチラ 」ボタンをクリックして応募フォームを表示させてください。表示された応募フォームに必要事項を入力後に「 確認する 」ボタンをクリックして送信してください。SG ギャラリー会員でない方は「 会員登録はコチラ 」ボタンをクリックして、会員登録( 無料 )後に「 応募フォームはコチラ 」ボタンをクリックしてください。 ・応募フォーム講座名欄に、「 競馬撮影セミナー 」とご記載ください。 ・レンズお貸出しのため、住所・電話番号・生年月日が必須となります。SGギャラリーにてプロフィール欄にご記載漏れが無いようお願い申し上げます。ご記載漏れがある場合はお申込みが無効になる場合がございますのでご注意ください。 ・レンズ貸出のご希望がある場合は備考欄に型番をご記載ください。数に限りがございますが、ご参加いただけた場合にはなるべくご希望にお応えするようにいたします。 |
応募フォームが動作しない場合は、メールにて承ります。ご入金、後述する必要事項を事務局で確認した順に確定いたします。 |
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▼ 注意・免責事項 |
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● 以下の事項について、あらかじめご了承いただきますようお願いします。 |
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■ 武田明彦カメラマン 作例解説
1万頭~2万頭に1頭しか生まれないと言われる白毛のサラブレッド。川崎競馬場の関東オークスでユキチャンは白毛馬による重賞(賞金の高いグレードの高いレース)初制覇を成し遂げ歴史にその名を刻みました。ちなみに地方での白毛馬による重賞制覇は2008 年6月のユキチャンが最初ですが、中央競馬では本年2019 年8月に新潟競馬場でレパードステークスを制したハヤヤッコです。白毛馬による地方初重賞制覇 ~ 中央初重賞制覇まで 11 年の歳月がかかりました。馬主はユキチャンもハヤヤッコも金子真人ホールディングスです。ディープインパクトの馬主さんとしても有名です。
本シーンは1着でゴール後一周回ってきた後、1コーナー付近で厩務員さんが近づいてきたシーンでしょうか。鞍上の武豊騎手笑顔と厩務員さんの視線が印象的です。競馬場はこのように人にフォーカスしても面白いですね。
オールドファンは川崎記念と聞けばホクトベガを思い出す人も多いでしょう。1997 年の川崎記念を圧勝しドバイワールドカップに挑み、異国の地でその名の通り星になったホクトベガ・・・。地方交流競走では類まれなパフォーマンスを見せつけ、特に川崎競馬場では圧倒的な強さを披露していました。さて、本写真のホッコータルマエも川崎記念3連覇( 2014 年 ~ 2016 年 )と川崎競馬場で圧倒的な強さを見せていました。この写真は 2015 年に連覇達成した時の写真です。ホッコータルマエもドバイワールドカップに3度挑戦していますが、この 2015 年は5着と最も良い着順でした。ドバイワールドカップを目指す馬は川崎記念をステップに選ぶケースも多いので見逃せないレースですね。
2013年宝塚記念の第4コーナー攻防です。優勝馬は氏が中心にとらえているゴールドシップ。今年の札幌2歳ステークスで2頭しか勝ち上がっていない産駒がワンツーフィニッシュを決めるなど、ゴールドシップはサイアーとしても非凡なところを見せています。この年の宝塚記念はゴールドシップ・引退までに 17億 2,600 万円を稼いだ日本の歴代獲得賞金女王(2019年10月現在)ジェンティルドンナ・皐月賞馬フェノーメノの3強対決となりました。氏はこのレースの優勝馬をゴールドシップと予想し4角にポジショニングしたと思われます。内田博幸騎手の檄に応え3コーナーから豪快にまくり上がって行ったゴールドシップの迫力ある走りを4コーナーで捉えています。さらに、残る2強ジェンティルドンナ(左)とフェノーメノ(右)サンデーレーシング所属馬の間を割るシーンですね。レース展開の読み・撮影技術が融合した見事な作品ではないでしょうか。この作品を確認した時の、撮り手の会心の笑みも想像できる1枚です。