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StudioGraphics Special Issue
スタグラ・特集記事 |
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デジタルフォトフレーム「EYE-POPPER」の魅力と機能 |
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第一回 僕がデジタルフォトフレームを買った理由 勧める理由 |
2010/02/24 |
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一昨年よりデジタルフォトフレームが人気です。
カメラ店や家電量販店の店頭には特設コーナーが設けられているほど。
この市場の活性化を仕掛けたのはソニー。
贈答用に受けたのがきっかけです。
実は私も2年前に、細君にプレゼントしたことがあります。今回はそんな経験談からデジタルフォトフレームを魅力に迫りたいと思っています…
今回は、スタジオグラフィックスのプロデューサー神崎がデジタルフォトフレームの魅力について語ります。
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思い出の写真をスライドショーで楽しめるデジタルフォトフレーム。贈答用にパッケージを工夫したもの、木目フレームを採用したもの、メモリカード間のコピーや再生など機能性を重視したものなど、さまざまな製品が登場。 |
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こころ和むデジタルフォトフレーム |
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ソニーのデジタルフォトフレーム「D92」。写真を鮮やかに表示する9.0型クリアフォト液晶、約2,000枚の写真が保存できる内蔵メモリー&アルバム機能、再梱包しやすいパッケージ採用、等が特長。DPF-D92/B
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一昨年からデジタルフォトフレームが人気です。
シード・プランニングの調査によると、2008年にデジタルフォトフレームの参入社数は、9社から36社へ増え、機種数は17から約5倍の88へ、製品数は18から約8倍の141に増えたとしています。
その調査から1年が経過し、機種数も市場希望も更に増えている様子です。
日本では家族の写真を部屋の壁や冷蔵庫に貼ったり、オフィスのデスクに置くような習慣があまりないのですが、フォトフレームの需要が高い米国では、既に10年以上前から展示会などに出品され、やがてはデジタル化するだろう、という流れはありました。
そんなデジタルフォトフレーム市場に火を付けたのがソニーです。
フォトフレームに馴染みのない日本市場には、世界にたったひとつだけの贈り物というカタチで提案しました。デジタルフォトフレームに思い出の写真データを入れてプレゼントするのです。
こうして結婚式や送別会でのプレゼント用に買い求める人が増えました。ユーザ自身が購入後にメモリカードをセットをして再度梱包できるよう、パッケージにも気を配るなどメーカーは工夫しました。
孫や家族の写真をたくさんメモリカードに保存して、田舎のお爺ちゃんお婆ちゃんに送ったり、単身赴任の家族に送る、などのプレゼントの仕方も生まれました。
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吉田拓郎デジタルフォト・クロニクル「TAKURONICLE」(タクロニクル)といったデジタルフォトフレーム製品もあります。
>> PR動画はこちら |
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また、アーティストやタレントとのコラボレーション製品も発売されています。「TAKURONICLE」(タクロニクル)という製品は、吉田拓郎さんのデビューから現在まで40年のメモリアル、現在入手困難な未公開秘蔵写真、名盤ジャケットのアザーカット等、約200点の写真を収録したり、吉田拓郎さんの代表曲のBGM音源(ボーカルなし)全8曲を収録しています。これはデジタルフォトフレームの別の魅力を訴求した製品かもしれませんね。拓郎ファンのお父さん垂涎です。
元来、家族や恋人、仲間たちとの写真を飾りたい…、撮影旅行で撮った珠玉の作品を飾りたい…と思う気持ちに国境はありません。プレゼント品をきっかけにデジタルフォトフレームは写真を活用するアイテムとしてすっかり定着してきました。
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たったひとつの贈り物 |
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ケンコーが飛鳥ブランドでデジタルフォトフレームを2010年2月24日に新発売。「EYE-POPPER」は7.0型ワイド液晶を搭載。光沢あるピアノブラックの大きなチルトスタンドが特長。デジタルカメラ機能を内蔵したモデルもある。
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実は私も、細君の誕生ブレゼントに小さなデジタルフォトフレームをひとつプレゼントしたことがあります。既に2年前のことです。
毎年のことですが、何をプレゼントしようか迷っていたところ、デジタルフォトフレームがずいぶんと安くなっていたので決断しました。
家族で旅行した時に撮った写真は、私のパソコンの中にはゴマンと眠っています。それなのにDPEショップでプリントした写真はほんのごく一部だけ。それを細君は大事そうに冷蔵庫や廊下の壁に貼っています。既にデジタルカメラに切り替えてから10年以上が経ちますから、実際はほぼ10年分の家族の写真が、誰の目にも触れずにパソコンの中に眠っていたのです。
メモリカードも安いです。SDカードなら 2GB が 1,000 円以下で買うことができます。古いデジタルカメラで撮った写真は1枚の画像の容量も小さいので、2GB あればずいぶんの枚数が入ります。入りきらなければ3年分くらいずつに分けてSDカードを作れば良いのです。(毎年、新しい写真を入れたSDカードを贈れば、何をプレゼントにあげるか悩まなくてすんだりして(笑))。
古いデジタルカメラで撮った写真も多いので、大きすぎる液晶画面では画質の粗さが目立ちますから、そこそこの液晶サイズのものから選びました。
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公開された「EYE-POPPER」のパブリシティ外観写真。小型のリモコンが付属される。内蔵メモリは900MB、約2,000枚の画像を保存できる。JPEGだけでなく、RAWデータの再生に対応しているところがさすが飛鳥らしいところ。もちろんほとんど全てのメモリカードに対応したスロットを装備している。
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次に、パソコンの中の写真をどんどんメモリカードにコピーしました。写真の選別やレタッチに手間や時間をかけるのはやめました。ストロボが光らなかったり、被写体がフレームからはずれちゃったり等、そんなよほどの失敗写真でなければ、どんどんコピーしました。失敗写真を見せてもコストがかかるわけでもないし、失敗写真も含めて一枚でも多く細君や家族に見せることを良しとしたからです。
その中から細君が気に入った写真にレイティング(評価)を付けて、その写真だけをスライドショー再生すれば、その方が良いでしょう。
というわけで、デジタルフォトフレームがなければ細君や家族の目に触れることもなかったような、大量の写真たちが日の目を浴びました。私にとっては一見つまらない、特段なんの変哲のない写真にも、細君や子供たちが大笑いで反応するなど、意外な発見もありました。生まれたばかりの時はこんなだったとか、このときの運動会はどうだったとか、その頃の記憶が次々に蘇り、家族の会話もはずみます。
思い出という、世界でたったひとつのだけの贈り物。
デジタルフォトフレームには本当にそんな魅力があります。
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デジタルフォトフレームを自分用に買う |
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「EYE-POPPER」でメモリカード内の写真を一覧表示したところ。ファイルのオート再生のみの製品が多い中、コピー、削除、並び替え、レイティング(評価)などのファイル操作が充実しているのが特長。
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写真の一枚表示では最大8倍までズームできる。画面はEXIF情報を表示したところ。写真好きや一眼ユーザにはうれしい機能だ。
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自分用に買うのもいいと思います。
風景、散歩、クルマ、レース、水中写真、家族、ペット、イベント…気に入った写真をレタッチして仕上げて、珠玉の写真集をデジタルフォトフレームで机に飾ろうと思います。
撮影のモチベーションの素になりますし、知人が来たときに話題になるかもしれません。そのときは、BGMとして気に入った曲をCDから楽曲ファイルに変換して、SDカードに入れておくのもいいですね。写真とは別に数100曲も入りますから。
楽曲ファイルの変換はWindows標準の「Windowsメディアプレイヤー」や、アップルのホームページから無料でダウンロードできる「iTunes」がよく使われています。
そうそう、細君や子供たちが撮ってきた写真はデジタルフォトフレームで再生しながら、どれをDPEショップにブリント依頼するか選別するのにも役立ちます。
スタジオグラフィックスを提供している飛鳥からデジタルフォトフレームが発売になりました。飛鳥はポータブルフォトストレージ製品の元祖「Tripper」シリーズで知られています。その技術とノウハウがデジタルフォトフレームにも活かされていることでしょう。
さて、筆者は編集部にバトンタッチし、これから数回にわたって、デジタルフォトフレーム「EYE-POPPER」のレビューとして、操作と機能を紹介していきます。
お楽しみに。
NEXT >> EYE-POPPER の外観
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