いつも使っているパソコンには、みなさんにとって大切な情報がたっくさん詰まっていますよね。
例えば、大切な企業のデータ、かけがえのない家族や趣味で撮った写真、会員登録情報やオンラインショップのパスワード…。もちろん家族に見られたくないファイルだってひとつやふたつあるかもしれません。
そんな大切な情報があるにも関わらず、意外とパソコンは無防備です。
●秘密にしたいファイルや画像…誰にでも見られちゃう状態かも
パソコンを起動することができる家族や関係者は、ハードディスクに保存したあなたが実は秘密にしておきたいと思っているファイルを簡単に開いて見ることができませんか?
●万が一、ファイルが盗まれても見られたくないファイルがある
情報流出事件は後を絶ちませんが、インターネットから見知らぬハッカーがやってきて、あなたが実は秘密にしておきたいと思っているファイルをコピーし、簡単に開いて見るなんてことはありませんか?
●パスワードをまとめてテキストファイルに保存している
会員登録やオンラインショップのホームページなど、いろいろ利用した結果、なんでもかんでもIDやらパスワードやらを入力しなければならず…、それらの情報を入力したテキストファイルを「パスワード.txt」なんて名前のファイルで保存していませんか?
物騒ですが、気持ちはわかります。でもその中身が誰にでも見られるのは大問題です。あなただけが知っているパスワードを追加したいですね。
●メールでファイルを添付するときにパスワード付きにしたい
企業の情報や個人情報、会員情報やパスワードをメールで送るときにパスワードを付けられたら、安全性が上がるのになぁ、と考えたことはありませんか。
「こんな無防備な状態じゃあ…まずいよなぁ」
と感じていながらも、どうして良いかわからない人も多いはず。
今回はWindows XPの標準機能を使って、ファイルにパスワードを付ける方法を教えます。
もちろん、パスワードをかけたからと言ってハッカーにかかっては完璧な安全などありませんが、一般の人にはたやすく見られる状態に比べると格段に秘匿性は向上します。
その操作にはWindowsのファイルの圧縮機能(Zip)を使います。
|