次に Tripper V に保存した写真画像を液晶に表示して観る操作手順を紹介しましょう。
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サークルボタンと5つの操作ボタン
Tripper V 本体前面、液晶画面の右横に、大きな円形の「サークルボタン」と5つのボタンが配置されています。サークルボタンは上下左右に押下することができます。
5つのボタンは有効なボタンのみ青色LEDが点灯する仕様となっています。
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写真画像を液晶に表示
写真画像ファイルは、コピーした後は「保存データ」に、振り分けした後は「My Picture」に保存されています。ここでは「保存データ」に保存されていることを前提に写真画像を閲覧する手順を解説します。
まず、ホームメニューで「保存データ」画面を表示し、Tripper V 本体の「OK」ボタンを押します。一覧画面では転送した日付でフォルダが整然と並んでいますので、閲覧したいフォルダを選択して「OK」ボタンを押します。「OK」ボタンを押すと、フォルダの中が表示されます。デジカメから転送したフォルダの場合、デジカメで保存されていたときのフォルダ状態がそのままコピーされています。そのため実際にはデジカメ機種によってフォルダ内容はそれぞれ異なりますが、ここでは細かいフォルダ構造は割愛しますと、右の画面のように写真のサムネイル(縮小画像)で一覧が表示されます。
液晶画面に表示したい写真画像ファイルをサークルボタンを押して選択し、「OK」ボタンを押します。
選択した写真画像が液晶画面に表示されます。
最初は画像の縦幅を液晶画面に合わせたサイズで表示します。VGA画面モードと呼ばれます。(VGAとはVideo
Graphics Arrayの略称で、通常640×480ドットの画面サイズをいいます)
このとき、サークルボタンの右を押すと次の写真が表示されます。写真を続けて何枚か繰って観ていきたい場合は、サークルボタンの右を押していくと次々と写真が表示されていきます。
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写真画像を拡大して表示
選択した写真画像が液晶画面に表示されているとき、「OK」ボタンを押すとWVGAモードになります(WVGAとは通常、800×480ドットのワイド画面サイズをいいます)。画像の横幅が液晶の横幅いっぱいに合わせて表示されるモードです。モードが変わったことは画面右下のアイコン表示で確認できます。
WVGAモードで表示しているとき、「OK」ボタンを押すと「x2」モードで表示します。2倍の拡大表示モードです。同様に「OK」ボタンを押すたびに拡大していき、最大で「x8」(8倍拡大)まで可能です。
なお、画像の拡大表示中に「Cancel」キーを長押しすると、標準表示に戻すことができます。
写真表示や拡大機能を使えば、撮影した写真をデジタルカメラの液晶より大きな画面で確認することができます。ピンボケや手ブレ、白飛びや黒潰れなどが気になる場合も、より明瞭に確かめることができるでしょう。
この続きはまた次回、解説します。
お楽しみに。
※このページの画像は飛鳥『Tripper V』のユーザーズマニュアルで解説されている画像を借りて掲載しました。
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