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デジカメPopeye II
第27回 オヤジ的コンパクトカメラ(FinePix F30)活用記(2) 〜F30を選んだ理由〜
 

我が家にやってきた
ファインピックスF30・・

頑丈そうなボディには
私の好きなタイプの
正当派ハイテク技術が
詰まっている・・

  2006/07/25
 
■オヤジがFinePix F30を選んだ理由
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冨士写真フイルムのFinePix F30。今どきのコンパクトデジカメとして見ると、ぶ厚い、という意見もあるが、そんなに薄型が欲しければ酢コンブでも持っていきなさい・・的な・・(意味不明)。

さて、FinePix F30を購入したオヤジこと私でありますが、まずはこの機種を選択した理由をお話しせねばなりますまい・・・てのは大袈裟ですが、要するに使ってみたい機能がいっぱい詰まっているからです。

例えば、気軽にいつでもバッグやポケットから取り出して撮影できるコンパクトカメラの場合、キモとなるのはオート機能です。晴天時に外でニコパチ(※1)写真を撮るなら、今時どの機種でもそこそこきれいな写真が撮れるわけですが、なかなか上手く撮れないのが、夜景や夕景、室内の写真です。すなわち、明るさが十分に確保できない状況でも、どれだけきれいな写真が撮れるかがポイントになってくるわけです。

そこで富士写真フイルムがF30で提案してきたソリューションが、

・高感度
・2枚撮り

です。
※1.ニコニコしてるところをパチリと撮った写真。

■ ISO-3200の高感度で好感度アップ?
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高感度を表わす数値に「ISO」があります。ISO(ISO感度)についての説明は「ためになるかもしれない!?デジカメ用語集」の「ISO」や「できるオヤジになる!デジカメPopeye 」の「第19回 暗くてもストロボを使わず、手ぶれさせずに撮る方法」で紹介していますので、そっちを読んで頂くとして・・ようするに、ISOの数値を上げるほど高感度になり、高感度になるほどシャッタースピードがはやくなるので、手ぶれや被写体ぶれが抑えられるという原理です。手ぶれを抑えるためにカメラ本体やレンズにいろいろな手ぶれ補正ハイテクが導入されている昨今ですが、実にスタンダードな考え方で手ぶれ防止を抑えたと言えるでしょう。

しかし、スタンダードな考え方とはいえ、F30がサポートする「ISO 3200」という数値はスタンダードどころかむしろ「異常」です(表現が悪くて失礼:笑)。

少し前に米国でカメラマンをしている友人と話した時に彼が「デジカメは凄い、ISO 800はもちろん、1600が実用で使えるようになるんだぜ」って感動していましたが、ISO 3200は更にその2倍の高感度・・もはや覗きや暗視の世界に近いのです(これまた表現が悪くて失礼:笑)。まぁ、言ってみればそれほどなんとなくワクワクする挑戦ということなわけです。

ISO感度を上げることの弊害として、ノイズがどんどん増えるというデメリットがあります。面積の小さいCCDやCMOSを採用しているコンパクトデジカメでは、ISO 800でもノイズが多すぎて使い物にならない、ということが通常だからです。それを広告で「ノイズを極限まで低減」と言い切ってしまっている冨士写真フイルムの度胸にも感服しました。
「それほど言うなら使ってみたい・・のけぞっても使ってみたい」(意味不明)というわけで興味を覚えたわけです。

■ 2枚撮りとは?
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「高感度2枚撮りモード」で撮影した画像。ストロボなし(上、ISO3200)とストロボ発光(下、ISO800)が2枚続けて撮影できる。ストロボなしなら花火の色合いが表現されるのがメリット・・高感度時のノイズは・・一般の人が見れば、ちょっと厳しいくらいのノイズは乗っちゃうのが現実。次回以降でその辺はまた詳しく。

 

2枚撮り機能とは、1回シャッターを押すだけで、ストロボなしとストロボ発光の2枚の写真を撮影して保存することです。どうです、この一見、これだけ高感度できれい撮りの秘技、と言い切った持論に消極的になりつつ、2枚撮って良い方を選んでね的なカワイサ。その判断が失敗だったとしても、保険でもう1枚撮っとけ的な危機管理能力の高さをこの1台に感じました(笑)。

露出やホワイトバランスにおいては、プロだって実は何種類か撮っておいて、後でいい写真を選んでるんですよ。そんなもんです。だから素人ならなおのこと、1回押して、2枚撮っておけば、どっちかいいんじゃね? というのはありがたい企画なわけです。

というわけで、F30には高感度2枚撮り機能が搭載されています。
このモードに設定しておくと、ストロボなしの高感度撮影(ノイズ付き)とストロボ発光のくっきり撮影(雰囲気なし)の2枚の写真が自動的に保存されますので、暗めの写真や逆光時には威力を発揮します。

冨士写真フイルムのウェブサイトには、2枚撮りを体験できるコーナーもありますので、興味のある人はアクセスしてみてね。

 

■ 水辺や水中写真にもチャレンジ
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水や砂はデジカメには大敵。しかし、水中ハウジングでガードしていれば、大波に挑むオヤジの姿をこんなにド迫力で捉えることができるのだ!!(危険なモデル:神崎オヤジ洋治、撮影:ケンちゃん)
F30+水中ハウジング、ビーチモード。
 夏ですから・・水が呼んでいますよ。

F30には水中ハウジングがオプション設定されています。水中ハウジングは、店頭で16,000円強で購入できる透明のケースで、スクーバダイビングで使用する水圧にも耐える頑強な仕様となっています。私もレジャーダイバーですが、さすがに高価な一眼レフ用の水中ハウジングを買うお金も、水没のリスクを承知で水中に持ち込む執念もありません。水中写真のニーズは、たま〜に珍しい生物に出会ったときに写真におさめたい・・その程度の願望なのです。
むしろ子供達が泳ぐ写真を面白おかしく撮れたらいいな、子供達と見たカワハギやクマノミを思い出に撮っておけたらいいな、というタイプです。ですからコンパクトで16,000円っというのはとってもうれしいオプションなのです。

もちろん、水中がOKなら水辺だってOKですからも、いつもと違った波間で撮影なんてのもできます。

というわけで、冨士フイルムさんには煙たがられるかもしれませんが、実にアマチュア的、オヤジ的にテキトーに気軽に撮った写真をここでは紹介しちゃいます、コンパクトデジカメの新しい楽しみ方の紹介と受け取って頂いても良いと思います。どうぞお楽しみにね。

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