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デジカメPopeye II
第25回 ぼくの年賀状制作日記 〜ネットで頼むかプリンタで作るか〜
 

年賀状作った?

来年は、戌年…

かわいい年賀状を作っちゃおう!!

  2005/12/21
 
■戌年と言えば、The Dogでしょ、やっぱ
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年賀状やグリーティングカードが簡単に作れるCD-ROM付き書籍 技術評論社の『THE DOG POSTCARD COLLECTION ’06』(¥998)。
 
 できるオヤジになるぞ、な皆さん、こんにちわ。お元気でしたかっ!?
ご無沙汰してしまいましたが、デジカメPopEye、まだ終わってませんっ!!
来年も頑張ります。・・・たぶん。

さぁ、今年も年賀状の作成時期がやってきました。
なになに? とっくに終わったぞ、と?
今頃、記事にするんじゃあ、遅すぎるぞ、と。

この、間の悪さがまたオヤジっぽいということで許してね。んで、ちょっと変わった年賀状が作りたい、ってみなさん・・今回は僕が実際にやっている年賀状作成秘話を大公開・・って、それじゃあ秘話じゃねぇぞ!!
ひとり漫才はこれくらいにして・・と。

さて、来年は戌年でしょ。犬と言えばやっぱ「The Dog」じゃねの?
ってことで、とにかく可愛い犬の年賀状作りをしたい、って人にとってもお勧めの本を紹介しましょ。これ「THE DOG POSTCARD COLLECTION’06」です。たったの998円で、かわいいワンちゃんの写真が満載、例の広角レンズでムニョ〜って撮ったヤツね。で、CD-ROMが同梱されていて、それをパソコンにセットすると簡単な操作でプリンタ印刷できるのでとても簡単に、The Dogの年賀状が作れちゃう逸品です。ワンちゃんのかわいさだけ楽しんでもOKなので、ちょっと買ってみたらどうかな。

 
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たくさんの犬のデザインで、ポストカードやカレンダーの印刷ができます。また、宛名印刷ソフトも付いています。
かわいいワンちゃんのオンパレード。年賀状だけでなく、グリーティングカードや、テンプレートのみの印刷もできます。
   
■オリジナルデザインに挑戦するのだ
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フラッシュもレフ板も使わず、脚立だけ使って、かなり適当にチャッチャッと撮影して作ったのがコレ。Aパターンと名付けた。
 
 さて、いくらプリンタ印刷とはいえ、「出来合いのものではつまらない」という方は、こっからが勝負。私もその部類。

 「よっしゃ、んじゃ、自分の家族もThe Dogにしちゃえ」と早速、EOS Kiss Digitalを使ってパシャパシャパシャと広角めで撮影。本格的な広角レンズを使っちゃうと、子供達がべろ〜んとした顔になるので、標準レンズの広角め程度で撮影。適当に切り抜いて、Photoshopで葉書サイズのファイルにカット&ペースト。更に「THE DOG POSTCARD COLLECTION’06」から拝借したワンちゃんの写真をチャッチャッと配置して完成・・。正味1時間半・・。
で、こんな感じ(右))。

 全体の感じは、アパレルブランドの店頭ポスターな雰囲気と色遣いをちょっとは意識してみました(笑; ホントか?)。

寸法   100mm×148mm より少し大きく
解像度 300dpi
色空間 AdobeRGB

   
■ネットプリントは大量印刷にお勧め
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ちょっとコミカル度をアップさせたBパターン。次男の友人用に用意。
 
 なお、今年は出す相手によってデザインを変更することに決定。似てるけど、こんな感じでコミカルなBパターンも用意しました。Aパターンは親戚や両親の友人用に、Bパターンほかは子供の友達用に準備しました。

 さて、いよいよ印刷です。Aパターンは量産なので、ブシカラー系のネットプリントをインターネットで注文を選択しました。

 僕は、FDiをはじめ、55ステーションキタムラなどをよく利用します。利点は簡単で安く、仕上がりも良いこと。ただし、自動で色補正を勝手にしてしまうデメリットもあります。というのも、例えば写真をネットでプリントするときは「自動色補正をしない」という指定がちゃんとあります。それをクリックしてチェックしておけば、せっかく調整した画像の色が勝手に変わってしまうことはないのですが、はがき印刷の指定ではそれがないのです。そのため、多少の色合いが変わってしまうことを覚悟しなくてはいけません。
ちなみにかかった料金はこんな感じです。

 合計枚数 : 170 枚
 合計料金 : 17,095 円(年賀葉書タイプ 切手代込)

 

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インターネットでアクセスし、ディスク内の画像を指定すると、アップロードされます。細かな位置指定や拡大(トリミング)などができます。点線の外は、切れてしまう可能性があるので、文字類は配置しないようにします。
 
 切手代を除けば1枚アタリ約50円強ということになります。普通の写真の場合は5枚から注文できますが、年賀状の場合は1000円程度の基本料金がかかるので、大量枚数でないとコストが合いません。ちなみに、キタムラだと代引きと送料が無料で自宅に届きます。55ステーションの場合は僕はいつも自宅近くの店頭まで取りに行きます。どちらも、12月上旬に頼んで4〜7日後の納品となるようです。
   
■デザイン変更や色調整したいなら、プリンタ印刷がお勧め
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富士写真フイルムのインクジェットペーパー(¥1134円でヨドバシカメラで購入)。表面は光沢写真仕上げでウラ面は葉書。
 
 Bパターンは少数なのでインクジェットプリンタで印刷します。僕はプリンタが根っから嫌いなので、自宅のそれはとても廉価な製品です。キヤノン PIXUSシリーズで珍しく結構気に入っています。ヨドバシカメラで、はがきの写真仕上げ用紙「画彩」を買ってきて、コトコトとプリントします。コストは、55枚で1134円(ヨドバシ時価)ですから、1枚20円強+インク代(これが高い!!)ということになります。切手は自分で貼ります。

 というわけで、仕上がりや厚手葉書、大量印刷ならネットプリントを利用するのがお勧めです。が、親戚、友人、長男の友達、次男の友達など、相手先によってちょっとデザインを変えてアレンジしたい場合などには、プリンタ印刷がいいですよね。プリンタ印刷の場合、色合いの調整や色空間の選択もできて、試しながらプリント調整できる点も良いところです。


特別な技を使っているわけではありませんが、少しはなにかの参考になりましたか。画像の切り抜きや色調整などは、別のコラム「超初心者向け フォトショップ・エレメンツ de ゴーゴー!」でおいおい紹介したいと思いますので、よろしく。

今回がデジカメPopEyeとしては今年最後の記事です。
来年、皆様にとって良い年になりますように・・。

では、良いお年をお迎えください。

 
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