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留美の接写させてぇ!
女盛り
2005/4/20
 
  桜咲く  

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  渋谷の桜じゃなくて、近所の桜よ。

 4月も中旬にさしかかろうっていう日のこと。渋谷マークシティーの道玄坂出口を歩いていたらね、そこに見事な桜が咲き誇っていたのよ。ついつい見惚れてしまったわ〜。私以外にも、何人ものサラリーマンがその桜を見ては、「綺麗に咲いたな〜」、「そろそろ花見でもやるかぁ〜」なんて、目を細めて桜を見上げながら楽しそうに話してたわ。そこは私も毎日のように通っている道で、一本だけ木が植えられていたのは知っていたんだけど、花が咲くまでそれが桜の木だってことに気が付かなかったのよね。だって、桜の木って普段はとっても地味じゃない。しかも狭い場所に一本だけ植えられた桜の木だし…。きっと多くの人が私と同じように、そこに桜の木があるなんてこと気にもとめていなかったと思うわ。それがどう? この季節になると大勢の人の視線を独り占めしちゃうのよ。桜って不思議に魅力的な木よね。

 私も桜みたいに咲き乱れて、世の男性の視線を独り占めしてみたいわ〜。ふふ。でも、よ〜く考えてみたら、桜ってあっという間に散っちゃうのよね。それも一年に一回だけの、と〜っても短い間だけの美しさ。でもでも、だからこそなのよね。多くの人が桜の下に集まってくるのは…。考えてみてよ。桜が一年中咲き誇っているところ。もしそんなだったら、あなたはお花見する? 桜の美しさも当たり前になっちゃうから、きっとしないわよねぇ。

  女も咲くわ  

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  これから開く蕾と、咲く前に枯れた蕾…。

 女性も同じだって、今、そう思ったでしょ? だって、世の男性はよく言うじゃない。「女盛りだ」とか、「女もピークを過ぎるとなぁ」なんてさ。それって、女性のピークって一生に一度しか訪れないってこと? 冗談じゃないわっ。私は決してそうは思わないもの。毎年花を咲かせる桜も、幼木の頃の花と、成長して大木になってからの花とじゃ、その美しさに違いがあるじゃない? だから、私はこう思うの。女性も十代、二十代、三十代、四十代…といったように、それぞれの世代で、それぞれの魅力をもって花咲かせるんだって。

 そう、女性の人生も花開くのは一回だけじゃないってことよ。どの年代の花が、どんな美しさを見せるかは、本人次第なのよ。三十代でおばさんと思ったら、もうその人はおばさんってこと。本人がそう自覚してるんだから、もちろん他人もそう見るというわけ。いつまでも若々しくイキイキしている人は、決して見た目だけの話ではないの。内面も洗練された美しさを持っているんだと思うの。恋愛も仕事も、成功や失敗を経験して、磨かれて…いや、自ら磨いて輝きを増してきたんだろうなって。私も、年を増すごとに磨きをかけて、美しい花を咲かせる女性でありたいと思うわ。過去咲かせた花よりも今の方が美しい、でも次に咲かせる花はもっと美しい…そう願う、いや、そう信じる女性が増えたら、この世の男性もきっと嬉しいはずよ。だって、自分の愛する女性が、いつまでも美しく素敵でいたいと願って、年々洗練された美しい花を咲かせるんですもの。でも、それには重要不可欠なものがあるのよ。水や肥料、そして環境よ。足りないと枯れちゃうかもしれないから、気をつけてね。

  写真で益々綺麗に!  

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  今回の私、とっても真面目だわ…。

 さて、そこで提案なんだけど、そんな今の美しさを写真に残しましょうよ。桜の話じゃないわよ。あなたの愛する女性をよ。「今の君を、綺麗に撮っておこうよ」(かなりキザ?だけど)なんて言われて嬉しくない女はいないわ。突然そんなこと言って、不気味がられるか何かを疑われる男性もいるかもしれないから、もちろん自分の言葉に変換して言ってみるべし。女は、得てして褒められたい動物で、綺麗だと言われて益々綺麗になる生き物だということをお忘れなく!とは言っても、今さら奥さんや彼女にそんなこと言えないし、現実あてはまらないし…なんて思った方、彼女たちがもっと綺麗になる「きっかけ」を作ってあげればいいのよ。もっと輝きたいと思わせる何かを…。そのひとつに写真を撮ることを提案したわけなの。あなたがきっかけを作ることが大切なのよ。ちょっと試してみて欲しいわ。

 つい最近、スタグラを見て問い合わせをくれた女性たちと話をしたらね、「魅力的な写真を撮られたい」という気持ちをかなり強く抱いていたもの。スタグラに掲載されている私の写真を見たという女性からも「私もあんな風に撮ってほしい」と言われることが、結構多いことに内心驚いているのよ。だって、結構エロティックな写真(?)が多いから、正直女性に支持されるとは思ってなかったのよ。だから、余計に嬉しいわ。そうそう、ここで注意しておくわね。どんな写真を撮ってあげようか考えるために、昔の写真を引っ張り出してきて「昔は可愛かった」とか、「太った」、「変わり過ぎだ」、「詐欺だ」……なんて言動は慎むようにね。「お互い様だ」とばかりに言い争いになって、関係が悪化するどころか、ピリオドを打つハメになるかもしれないわ。現に、そんな言い争いの果てに、別れたカップルを私は知っているもの…。大事なのは、これからなんだから、過去にこだわってはダメなのよ。

  女性が自分の美しさ、自分らしさ、何より自分に興味を持ってくれているということに嬉しさを感じることが大きいのよ。ぜひ「女性の撮り方講座」を見て、愛する女性の写真を、愛情こめて、被写体を気持ちよくその気にさせて(これがかなり重要)撮影してみることをお薦めするわ。きっといい表情の写真が撮れると思うわ。素敵に撮れたら、相当喜ばれること間違いなしだし、撮ったあなたも新たな発見があったりして嬉しいはずよ。でも、ちょっぴり修正したかったら、「写真レタッチ講座」を見て、益々綺麗にしてあげてね。ある程度、レタッチしてくれるのは嬉しいものよ。肌を綺麗にするとかね。でも、誰だかわからなくなるくらいレタッチしちゃったりとか、やり過ぎはかえって反感を買う可能性もあるのでほどほどに!自信作が出来たら、その作品をぜひスタグラ宛に送ってちょうだいね。エピソード付きで。じゃ〜、検討を祈ってるわ!

 
 
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