3.
『Tripper Plus』のハードディスクに転送する画像とパソコンのハードディスクに転送する画像と、用途に合わせて使い分けられるんです。
ちなみに、トリッパーツールは、マイコンピュータで表示されるアイコンを右クリックして表示されるポップアップメニューにも「カードの取り外し」というメニューを追加してくれ、これを選んでもメモリカードだけ安全に取り外せるようになります。猶、これは、『Tripper Plus』を接続するだけでは自動的にインストールされないので、手動でインストールしておく必要があるので注意が必要です。
デジカメは、現像をしなくても画像をすぐに見られるのが魅力のひとつになっています。そこで、泊まりがけの旅行のとき、夕食のあとに「今日撮った画像が観たい」なぁんていわれることはよくありますよね。けれども、最初のころに撮影した画像は『Tripper Plus』の中でデジカメやメモリカードの中にはありません。これが、むさ苦しい男だったりすれば「やかましいわい、帰って整理するまで待ちなさいっ!」と一喝することもできますが、可愛い女の娘だったりすると、そんなことは口が裂けたって云えやしません。しかし、『Tripper Plus』なら慌てる必要はまったくありません。というのも、『Tripper Plus』は、メモリカードから『Tripper Plus』にデータをコピーや転送するだけでなく、その逆の機能も単体でできるようになっているからなのです。そして、その方法もさほど難しくなく、簡単に作業がおこなえます(デジカメの機種によっては戻した画像を再生できない場合もありますので、予め実験しておきましょう)。 まず、メモリカードをセットして『Tripper Plus』の電源をオンにします。続いて十字キーの下矢印(▼)を押して「CFへコピー」を選択します。続いて、『Tripper Plus』の中からCFカードへコピーしたいフォルダを選択します。わたくしの場合は、『Tripper Plus』が自動で作成した「TRIP0001」を選択し、さらにその中にある「030614.003」を選択します。これは、前回書いたように、2003年6月14日に3回目のバックアップをおこなったときに自動的に作成されたフォルダです。指定するとコピーしてよいかの確認が表示されますので「ENTER」ボタンを押します。
画像ストッカーとしてだけでなく、活用法も幅広く、ホントに便利に活躍してくれる『Tripper Plus』。次に購入する周辺機器の一番手として検討してみてはいかが?