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■意味 |
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直径を変えてカメラの感光部に当たる光の量をコントロールする装置。 |
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■解説 |
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「 絞り 」 は一般的にレンズ内部にあり、何枚かの板を組み合わせて円形に開閉するようになっています。「 絞り 」 を英語で 「 Aperture 」 と言いますが、これを 「 口径 」 と訳すように、口径のサイズを変更して、フィルムや CCD、CMOS などの感光部に当たる光の量を調節します。
「 絞り 」 は 「 F 値 」 という数値で表わされ、数値が小さいほど絞りの口径は大きくなり、数値が大きくなるほど口径が小さくなります。当然ですが、絞りの口径が大きいほど、多くの光が感光部に当たります。逆に口径が小さくなれば、光の量は少なくなります。ただしこれは、光が当たる時間を調節するもうひとつの装置である 「 シャッタースピード 」 の開閉時間が一定の場合です。
蛇足ですが、絞りを構成する部品 ( 板 ) を絞り羽根といい、この枚数によって絞りの形状が決まります。絞りの形状は、被写界深度の浅い写真を撮影したときに、光のボケ方に影響します。例えば 5 枚羽根の絞りで光をぼかすと 5 角形にボケます。
シャッタースピードと絞りによって、「 EV ( 露出値 ) 」 が決まります。 |
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