一般的なクリップオンストロボの設定は、ほとんどが似たり寄ったりの操作性で、固定の液晶パネルとハードウェアボタンによるものですが、ニッシンデジタルの Di866 MARK II は、カラー液晶パネルに表示される階層メニューを2つのボタンで操作するという、わかりやすくて簡単なものです。初めて Di866 MARK II を触ったときでも、マニュアル無しでほとんどのことができました。
では、写真8を参考にして、まずはストロボをマニュアルモードに変更してみましょう。Di866 MARK II 以外のストロボは、ストロボのマニュアルを参照してください。
写真9は、マニュアルモードでの設定方法です。マニュアル設定画面では、1/128 〜 1/1 までの範囲で、1/3 EV ステップで発光量を調節できます。どの発光量が適切かは、実際の撮影環境でまちまちですので、初めて設定するときは、一番発光量の弱い 1/128 を選んでおきましょう。そうして、カメラで撮影しながら適切な発光量に調節していきます。
Di866 MARK II の液晶画面は、しばらく放置すると消費電力を抑えるために画面が消えますが、 ボタンを一回押すと、直前の画面に戻ります。
▼写真8
ストロボの設定
Di866 MARK II の操作パネルで、ストロボの設定をマニュアルにする。1 の ボタンを押すとトップメニューが表示されるので、2 の ボタンを押して を選択し、 1 の ボタンを押す。
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