アドビシステムズ Photoshop Lightroom 3 のベータ版2 を一般公開
デジタルカメラを使う写真家に絶大な人気を誇る『Adobe Photoshop Lightroom 2』の次期バージョンとなるPhotoshop Lightroom 3のベータ版2が本日、一般ユーザを対象に無償公開されました。
Windows版/Macintosh版で、2010年6月30日まで試用できます。
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たくさんの写真家に支持されている「Adobe Photoshop Lightroom 3」のベータ2版をダウンロード公開 (Clickで拡大) |
ベータ版とは製品になる前のテスト版のことで、一般公開されるものを「パブリックベータ版」と呼びます。
Photoshop Lightroom 3 ベータ版の場合、2009年の10月に第一ベータバージョン(Beta 1)が公開され、35万人以上の写真家にダウンロードされたそうです。パブリックベータの目的は、よく多くのユーザに開発中のソフトウェア利用してもらい、感想や意見、不具合などの情報を収集するために行われます。
Beta 1が英語版のみであったのに対し、今回のBeta 2は日本語版も含め、全12ヵ国に対応しています。
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当初はRAW現像と写真の整理が主な機能でしたが、バージョンアップを重ねるごとに、表示速度の向上、カラーや露出補正、ノイズの軽減、粒子の追加など、機能がどんどん充実しています (Clickで拡大) |
開発中のバージョンのため、不具合が遭遇することも考えられますが、ユーザーにとっても新しいソフトウェアを試用するチャンスでもあります。既に現行バージョンである「Photoshop Lightroom 2」を利用しているユーザーはもちろん、どんなソフトウェアか試してみたいユーザーもダウンロードしてみてはいかがでしょうか。
なお、ダウンロードのページが英語版なので、英語が苦手な人は少し心配かもしれませんが、「Download and install Lightroom 3 beta 2 」をクリックしてダウンロードします。Adobe IDという無料の会員登録が必要ですが、会員でない人はダウンロードページから登録できます。
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Adobe ID を登録していない人はダウンロードの前に登録できます(Clickで拡大) |
2010年6月30日まで試用できます。
>> Adobe Photoshop Lightroom 3 ベータ2のお知らせ(日本語)はこちら
>> Adobe Photoshop Lightroom 3 製品紹介 公式ページはこちら
■Photoshop Lightroom 3 ベータ版2での主な新機能
「ライブラリ」モジュール
- ファイル読み込みのパフォーマンス向上
画像を読み込む速度を高速化
- テザー撮影が可能
USBやIEEE1394(FireWire)接続したデジタルカメラをパソコンから制御して撮影。
- ビデオファイルの読み込み
- Flickrとの連携
写真を共有するコミュニティサイト「Flickr」(フリッカー)との連携機能。
「現像」モジュール
- シャープネスの向上
- 進化したノイズの軽減
カラーノイズの軽減オプションに輝度ノイズの削減が追加。
高ISO感度撮影の写真等から効率的で高度なノイズの除去を実現。
- ビデオファイルの読み込み
一眼レフの動画機能を対象に、一覧リストに表示する機能のみ提供。
- 粒子の追加
フィルムの粒子「フィルムグレイン」をデジカメ画像に再現する機能
「スライドショー」モジュール
- ビデオ書き出しの追加
スライドショーをBGM付きの動画ファイルで書き出し
「プリント」モジュール
「Web」モジュール
- 透かしイメージを入れての書き出し
ウォーターマークツールの搭載
その他、オリンパス「E-PL1」、キヤノン「EOS Kiss X4」、パナソニック「DMC-G2」など、RAW現像の対応デジタルカメラ機種も増えています。 |