花やしき通りの夕景 デジカメ画像掲示板「電脳光画部」、BAKEさんの作品 (No.5887)
残念ながら、年賀状の印刷を頼むときも、年賀状ソフトでプリントアウトするときも、差し出されたサンプルがこんな感じですから、とにかく作ってしまったオヤジ年賀状がこうなることは必然とも言えるでしょう。これしか選択の余地がないんですから。しかし、高度経済成長を支えた世代にとって、それに甘んじていてはサムライスピリットが泣くというものです(意味不明)。
まず写真・・。 家族がなんとなく並んでニコパチ(ニッコリ笑ってパチリ)。安直です。しかも押入。何かの記念に撮った写真としてはOKですが、他人に見せる年賀状に選択する写真としてはメッセージが何もありません・・。つまり他人が見てもなんとも思わない。せめて、もっと仲良く身体を寄せ合わせて和気あいあいを演出したり、作ってでもバカ笑いをさせるとか、一発芸をするとか、自分なりのメッセージを写真に詰め込んで下さい。ただのニコパチに比べたら、釣りや野球をしていたり、盆栽を切っていたり、電車を待っていたり、泳いでいたり、何かに没頭している写真の方が数段面白いです。
人が写っていないと企業からの年賀状みたいにも見えますね。それはさておき、家族の写真であってもこの枠の中の世界にストーリーやメッセージを感じれば、本来は紙切れである年賀状が絵本やアルバムのような重みを持つこともあるのです。
しかし、これではまだオヤジ感が丸出しです。 更に脱出をはかりたいものです。