今回で鈴鹿は3回目だったのですが、いやぁ何度行ってもあのF1サウンドは良いですねぇ。しかも、HONDAのコクピットに日本人が座る、さらに表彰台も狙えるかも、なんてなったら、もう盛り上がらないわけがないですよねぇ。パンパンになった腕をだましながら、慣れない流し撮りをバッチバチと繰り返してウキウキしておりました。もちろん、CFカードが満杯になるとサッと『Tripper Next』を取り出してデータを移動して、またバッチバチ…。期待の佐藤琢磨選手は4位と大健闘してくれたこともあって、ニコニコ顔で我が家で帰路についたのでした。
我が家に戻ったら、早速『Tripper Next』をパソコンに接続して、撮影した写真をチェック、ですよね。珍しくちゃんとフレームの中に入っている写真を観ては、またニコニコ顔…。おっと、そういえばまだ『Tripper Next』をパソコンに接続したレポートをして居ませんでしたね。では、今回は『Tripper Next』をパソコンに接続するレポートをお届けしましょう。
まず、『Tripper Next』をパソコンのUSBコネクタに接続すると、インジケータには「新しいハードウェアが見つかりました」と1行目に太字で、そして2行目に普通の字で「USB大容量記憶装置デバイス」と表示されます。そのまま放っておくと、2行目が「Aska Tripper Next-HDD USB Device」という表示に変わります。 うむむ。メーカーだけでなく機種名まで特定するとはなかなか賢い…。感心しているうちに2行目が「ディスク ドライブ」に変わった後「Aska Tripper Next-CF USB Device」という表示に。これは、CFカードスロットをWindowsXPに覚え込ませているところですね、きっと。 やがて2行目が「新しいハードウェアがインストールされ、使用準備ができました。」という表示に変わったと思ったら、画面に『Tripper Next』のフォルダを開いてファイルの表示を行うかどうかというメッセージが出てきて使用可能状態になったことが分かるようになります。 あとは、「フォルダを開いてファイルを表示する」を選べば、『Tripper Next』の中へアクセスできるというわけです。ちなみに、このとき「マイコンピュータ」を観てみると、「ハードディスクドライブ」の項目にしっかりと『Tripper Next』が表示されています。
先ほどのパソコンは、最新のノートパソコンで、USBポートはUSB2.0に対応したモノです。では、少し古いパソコンだとどうでしょうか。これらのパソコンはUSB1.1しか装備されていません。このときも問題なく簡単に使えるようになるのでしょうか。では、この古いパソコンに接続してみましょう。 USB1.1しか対応していないパソコンに接続してみると…。げげ、画面には、ビックリマークと共に「高速USBデバイスが高速ではないUSBハブに接続されています。この問題を解決するには、このメッセージをクリックしてください。」というメッセージが。がちょーん、と固まったままでいると、やがて先ほどと同じようにインジケータの表示が「Aska Tripper Next-HDD USB Device」や「Aska Tripper Next-CF USB Device」に変わって、やがて画面に『Tripper Next』のフォルダを開いてファイルの表示を行うかどうかというメッセージが出てきて使用可能状態になりました。『Tripper Next』にアクセスしてみると、問題なく使えます。
ちなみに、このメッセージは、2度目以降も接続したときには表示されます。では、このメッセージをクリックしてみましょう。すると、「高速ではないハブに接続している高速USBデバイス」と題されたウィンドウが表示され、その下部には「USB大容量記憶装置デバイスは速度が落ちた状態で機能します。最高のパフォーマンスを得るには、このコンピュータに高速USBホストコントローラを追加する必要があります。」というメッセージが。そんなの知っとるわーい。ですから、USB1.1しか装備していない場合は、無視してそのまま使ってしまえばOKです。
ところが、どのフォルダからコピーしたかなー、なんていう事態がたまに発生しちゃうんですよね、頭悪いもんで…。というか、編集したファイルがいくつもあると、それぞれのフォルダを探して戻すのが面倒になってしまうときがあるんですよ。ですから、頭悪いもんで、というよりも無精なだけなのですけれどもね。 そこで活用しているのが「ブリーフケース」です。このブリーフケースは、Windowsの標準機能として用意されているのはご存じでしょうか。デスクトップで右クリックしたときに表示されるポップアップメニューやフォルダを開いているときのファイルメニューの「新規作成」という項目の中に入っているので確認してみてください。このブリーフケースにコピーしたファイルは、他のコンピュータで作業して書き換えたりした場合、同期をとると最初のコンピュータに入っているファイルも自動的に変更してくれるというものなのです。便利でしょ。
今回は、変更が分かりやすくなるようにテキストファイルで説明しましたが、もちろん画像ファイルだって同じことが行えます。『Tripper Next』の画像ファイルとなると、数字でフォルダ管理をしていることも多く、元のフォルダがどこだったか忘れてしまうこともたびたびあったのですが、今ではそれが一切無くなりました。もし、同じようなことで面倒を感じていた方がいらっしゃいましたら、ぜひお試しになってみてください。ホントに便利ですよ。
次回は、『Tripper Next』をカードリーダとして使用するところをレビューする予定です。お楽しみに!