コンテンツのトップページへ デジカメもっとアクティブに!
Tripper mini 活用術
第2回 『Tripper mini』の操作性をチェック 2005/07/06
 
やっぱり小さい方が良い!
操作面で改良されたTripper mini
持ち運んで使ってみて
パソコンに繋げてみて
機能はそのままでコンパクトに
Click で拡大
 
やっぱり小さい方が良い!
ひとつ前のページに戻るこのページのトップへ
●旅行に持って行ってみました
 
Clickで拡大
 

【持ち運びも快適なTripper mini】
標高2000m弱の高原でも元気に活躍してくれる『Tripper mini』。小さいので持ち運びがグッと楽になりました。あ、ちなみに防水仕様にはなっていませんので、みなさんはこんなふうに『Tripper mini』を雪の上にほうり出すようなことはしないようにお願いしますね。(汗)。

   
  「やっぱり小さい方が良い!」って…、1回目のタイトルと同じですね。しかし、しかし。『Tripper mini』を旅行に携帯してみて、ほんとうにそう感じたんですよ!
 
 6月の頭になりますが、乗鞍岳方面に旅行に行ってきました。清里にある行きつけのペンションのオーナーさんの企画で、乗鞍岳東斜面にある大雪渓でスキーをしようというもの。この季節にスキーしようってんですから、かなり酔狂な連中ですね。
 いま乗鞍岳の頂上付近はマイカーの乗り入れが禁止されています。エコ対策ですね。ですから、途中の駐車場から路線バスを使って登っていきます。と、ところが、バスの時間をまちがえて乗り遅れてしまいまして…。ちなみに、大雪渓までのバスは1日1本。とほほー、って感じでした…。

 途中の駐車場といっても、標高2000mに少しだけ足りないといった場所で、冬のシーズンはスキー場になっているようなところです。ここまできたのに、ふもとまで引き返すのももったいないぞ、ということで、急きょ散策と相成りました。ちょうど、目的地におあつらえ向きの滝が歩いて30分のところにあるようです。ということで、レッツゴー。
 歩き出したのはいいのですが、結構な山あり谷ありの道程。これにカメラを首からさげて、ですからなかなかたいへんです。あー、ちなみに服装はスキーウエアなんですわ、これが。わはははは。荷物を少なくするために、清里を出るときからスキーウエアなんですよね。これで、以前のTripperを携帯しようものなら、ポケットがパンパンになって、取り出すのも難儀でした。なんたって、ベルトをしていないスキーウエアですから、キャリングケースを固定することができないので、ポケットに入れるしかないためです。でも、『Tripper mini』は小さいので、ポケットにサクッと収まりました。持ち運びはもちろんのこと、出し入れもスムーズに行うことができたのはうれしかったですねぇ。『Tripper Next』のときは、こういってはナンですが一苦労、の感がありましたから。いやぁ、やっぱり小さい方が良い!

 おっと、いきなり使用記に入ってしまいましたね。いやいや、急がずに順を追ってレビューしていくことにしましょう。前回は外観の感想を述べましたから、今回は、操作に関する項目からです。

   
操作面で改良されたTripper mini
ひとつ前のページに戻るこのページのトップへ
●電源のオン・オフの方法は変更
 
Clickで拡大
  【スイッチの位置を変更】
『Tripper mini』では、スイッチは前面パネルに移動しました。チョット長めに1〜2秒オスと電源が入ります。ボタンが押されるスクロール距離はほとんどないのですが、押したとき心地よいクリック感があり、押されているかどうかイライラするようなことはありません。
 今までのTripperシリーズでは、電源スイッチは上部に着いていて、これをスライドさせることによって電源をオンにしていました。しかし、今回の『Tripper mini』では、方法が変わりました。まず、電源スイッチは、前面の液晶脇に配置されています。POWERと書かれたボタンがそれですね。そして、これを押すことによってスイッチがオンになるのです。スイッチは、ボタンが大きく動くようなストロークはありませんが、オンにするときにカクッという感じでクリック感が得られるようになっています。ですから、持ち運んでいるときに誤動作で電源がオンになってしまうことは少ないと思いますが、念のためか、1〜2秒くらい長押しすることによって電源がオンになるようになっています。二重の防御がチョットうれしいところではあります。
   
●ありゃ、と思ったら逆に
 
Clickで拡大
  【スロットの位置も変更】
『Tripper mini』では、今までのTripperシリーズとは逆に右サイドにカードスロットが装備されています。CFカードを完全にセットした状態でも、1/3近くが飛び出した状態になります。ですから、この状態でCFカードは、きちんとセットした状態なのです。
   
  電源がオンになったので、CFをカードをセットして…、と思ったら、なな、無いんです、CFカードスロット。と思ったら、今までのTripperシリーズとは逆の右側に装備されているんですね。かってに左に装備されているものだと思ってしまっていたので、最初は少し驚いてしまいました。けれども、CFカードを扱うときは右手が多いので、このほうがより自然に『Tripper mini』にカードをセットできる感覚があります。そういえば、デジカメも多くの場合は、背面、つまりファインダーのほうから見て右にカードスロットを装備したものも多いですものね。この辺もチョットしたくふうのひとつといえるでしょう。

 ちなみに、注意はもうひとつ。この『Tripper mini』では、本体にCFカードがしっかりセットされたときでも、カード全体は『Tripper mini』に格納されないので注意しましょう。カードの1/3くらいは、飛び出したような状態になっているのです。今までのように、CFカードが完全に隠れるまで入れなきゃ、と無理に押し込もうとすると、カードの破損などにつながるおそれがあるので、気をつけましょう。

 カードのリリース方法も変わっています。今まではカードがすっぽり本体の中に格納された状態になるので、リリースボタンを押し込んでカードを取り出していました。しかし、『Tripper mini』ではリリースボタンは装備されていません。1/3近くカードが飛び出しているので、この部分を持って引き出す方法が採られています。特に力を入れる必要はなく、スンナリ抜くことが可能なので、戸惑うことはまったくないと思います。
 ただ、このようにリリースにボタンを使わなかったり、CFカードが1/3近く出た状態で操作することにチョット抵抗がある方もいらっしゃるかもしれないですね。ただ、実際に使ってみた印象としては、さほど使いにくいなぁ、とか、これはカードが痛むんじゃないかなぁ、と思うようなことはありませんでした。大体、CFカードが飛び出るといっても、この状態で持ち運びするようなことはないわけですからね。あまり気にしなくても良いと思いますが、いかがでしょう。
   
●『Tripper Next』と比べて機能はどう?
 
Clickで拡大
  【基本的な機能はそのままに】
メニュー画面をはじめ、機能的には『Tripper Next』をそのまま継承されています。『Tripper Next』とおなじように十時キーでメニューを操作して「クイックバックアップ」を選択し、ENTERキーを押すだけで…、ちゃんとCFカードからバックアップが開始されました。
   
  あとは、十時キーとENTERキーを操ってCFカードから『Tripper mini』にデータのバックアップを行います。メニュー構成や機能などは、『Tripper Next』と同じ。小さくなったからといって機能が削除されてしまったようなところはありませんでした。後継機なのであたりまえのようですけれど、これはうれしいですよね。意外に小さい後継機が作られたときには、目玉となっていた機能やチョットしたうれしい小技的な機能が削られていたりすることは多いんですよね。パソコンの周辺機器の場合は、特に「小型化=機能削除」は日常茶飯事ですからね。ちなみに、『Tripper Next』から加わった「内蔵HDDのフォーマット」「HDDのフォルダ削除」「HDDフォルダ情報を表示(HDD領域情報)」「CFカードの状態表示」といった項目もしっかり装備されていますし、パスワード機能も削除されたりはしていませんからセキュリティも万全です。『Tripper Next』がそのまま小さくなっちゃったと思ってください、といっても過言ではないでしょう、これは。
   
●オフにするときに少しビックリ
 
Clickで拡大
  【電源オフは変更】
電源ボタンを押すとメニューが反転表示されます。ビックリしてボタンから指を離さないようにしましょう。「お疲れ様」のメッセージが表示されるまで押し続ける必要があります。とはいっても1〜2秒ですけれどね。
   
   オフにするときには、電源ボタンを押せばOKです。ただ、これも今までのTripperシリーズとは違うこともあって、最初少しだけ戸惑うかもしれないので注意してください。まず、ポンと押しただけでは電源はオフになりません。ポンと軽く押したときには、画面が反転表示します。わたくしも最初にオフにしようと操作したときにはあれっ、っと驚いてしまいました。でもこれ、『Tripper mini』を操作している最中に、ENTERキーとまちがえて電源ボタンを押したときのお知らせの意味もあるんですよね。こっちのボタンはENTERキーじゃないよ、という。『Tripper mini』では、今までのTripperシリーズと比べてENTERキーは一回り小さくなっていますし、電源ボタンとほとんど同じサイズのボタンが使われています。ですから、このような配慮がなされているというわけですね。

 そんなわけですから、『Tripper mini』の電源をオフにするときには、オンにするときとおなじように1〜2秒、長めに電源ボタンを押してあげます。メニュー画面が反転表示になりますが、ビックリせずにそのまま押し続けていると、「お疲れ様でした」というメッセージが表示されますから、それまで押していましょう。この画面が表示されたら静かに『Tripper mini』がオフになります。

   
持ち運んで使ってみて
ひとつ前のページに戻るこのページのトップへ
●やはりバッテリのもちは良い気がする
 

 せっかく標高2000mでも持ち歩いたのですから、実際に使ってみたときの感想も少しだけ。

 気がついたのは、バッテリのもち時間ですね。とはいっても、『Tripper Next』のときもバッテリを使い切ってしまうほど、酷使したことはないのですが。しかし、『Tripper Next』のときは、意外に早く電池が少なくなるマークに変わってしまったのです。そのあとも、その状態で結構長く使い続けることができましたし、外づけバッテリも携帯していたので、さほど気にすることは少なかったのですが、『Tripper mini』ではバッテリが少なくなるマークに変わることはありませんでした。ふだん『Tripper Next』を使っているのと同じくらいの頻度でバックアップを行っていたのにもかかわらず、です。小さくても力持ち、という感じがしましたよ。
 バックアップ時のスピードについては、特に変化を感じませんでした。でも、よく考えると、実はこれも特筆してもいいことですよね。小型化しても、『Tripper Next』と同じような速度でデータが転送されているわけですから。少なくとも、『Tripper Plus』のときのようなイライラを感じることはなかったです。

   
●ボタンの位置が変わったので
 
Clickで拡大
  こうやって操作すると、液晶画面が見えなくなっちゃうんですよね。もっとも、左手で十時キーを操作すれば問題は無いんですが…。
   
Clickで拡大
  わざと反対に持ってみました。うーん、わたくし的には、こちらのほうがしっくりくるんですが…。みなさんはどうですか?
  良いことだけだとでっち上げの記事のようになってしまいますので、苦言も呈しておきましょう。とはいってもチョットしたことなのですが。
 『Tripper mini』は、メニューや機能などは、今までのTrippeシリーズと変わりはないのですが、ボタンや液晶のレイアウトが変更になっています。たしかに、全体のボディサイズが小さくなっているのですから、同じレイアウトでは無理です。ですから、レイアウトが変わってしまうのは当然なのですが、気になったのは、十時キーが左側に、液晶が右側に配置されている点です。わたくしは、右手に比べて左手の反応がすこぶる悪いので、多くの場合、右手でボタン操作を行います。ところが、『Tripper mini』の十時キーを右手で操作しようとすると…、そう、液晶画面を自分の指で隠してしまうことになるんです。もちろん、さほど複雑な操作をするわけではなく、十時キーを操ればいいだけなので、左手を使えばいいのですが、ENTERキーに指を動かすときに思うように動かなくて、少しイライラしたり、思わず右手が動いてしまうことが何回かありました。やはり、右手だけを扱いながら、しかも液晶画面が見られるようなデザインだとうれしいんですけれど…。ひとりのユーザの感想だと思って聞いてくださいまし、飛鳥さん。
   
パソコンに繋げてみよう
ひとつ前のページに戻るこのページのトップへ
●USBコネクタが変更
 
Clickで拡大
  【USBコネクタが小さくなった】
コネクタは、ミニUSBタイプ5ピンが採用されています。今まで使っていたUSBケーブルでは接続できないので注意してください。
   
  パソコンへの接続も、今までのTripperシリーズと同様、USB2.0インタフェースを使って行われます。小さくってもUSB2.0。バックアップのスピードでさえ、『Tripper Next』と同じくらいの速度なのですから、パソコンとのデータ転送も今までと同じなのは、当然といえば当然なのかもしれません。もちろん、USB1.1とのコンパチブルになっていますので、USB1.1インタフェースしか装備していない古いノートパソコンに接続することも問題なしです。

 ただ、今までのTripperシリーズとはコネクタ形状が異なっているので注意してください。『Tripper mini』では、ミニUSBタイプ5ピンとなどと呼ばれる、通常よりも小さいコネクタが採用されています。もっとも、『Tripper mini』を購入すれば、ミニUSBコネクタタイプのケーブルが添付されているので心配はいりません。ただし、旅行の時や友人の家でパソコンと『Tripper mini』を接続するときには、ふつうに使われているUSBケーブルでは接続できませんからね。

   
●コネクタの位置が…
 
Clickで拡大
  【外部バッテリも使用可】
USBコネクタが奥に装備されているので、液晶画面を見ながらパソコン接続しようとするとUSBケーブルが邪魔になってしまいます。どうしても見なければいけないわけではないので、プライオリティは低いと思いますが…、検討してみてください。
   
  パソコン接続時の使用も今までのTripperと変わりはありません。例えば、Windows XPならば、パソコンに接続して電源をオンにするだけで『Tripper mini』を認識してくれます。また、今まで同様『Tripper mini』のCFカードスロットにセットしたCFカードをパソコンに認識させることも可能です。電源をオフにしたりせずに、CFカードの取りはずしを行うためのTripperツールもCD-ROMで供給されていますから、カードリーダのような使い方をすることも可能です。この大きさだと、市販のカードリーダと同じ感覚で使えますよね。

  パソコンの連携もまったく問題なく使うことができる『Tripper mini』ですが、ここでも1点だけ苦言、というか感じたことを。コネクタが下、というか机に置いたときに手前のほうに装備されているのですが、コレ奥にならなかったかなぁ、と思いまして…。というのも、パソコンに接続したときに、USBケーブルが手前にきてしまって邪魔になってしまうからです。もっとも、『Tripper mini』の場合は、パソコン接続中に『Tripper mini』のキー操作をするわけでは無いですし、液晶画面に何が表示されているのか確認しながら操作をしなければいけないということは、皆無といっていいでしょう。ですから、USBケーブルが邪魔にならないように、コネクタを奥にして、つまり上下逆さまにして机に置けばいいじゃない、ということになるのですが…、でも液晶画面に何も表示されていないわけではないのですから、たまに確認もしたいじゃないですか。だから、奥にコネクタが装備されていたらなぁ、と思ったわけです。もちろん、この小ささですから、設置される向きは限られるとは思うのですが…。
   
機能はそのままでコンパクトに
ひとつ前のページに戻るこのページのトップへ
●結論、機能は今までと同じで、ボディが小さくなった!
 

 小さくなった『Tripper mini』ですが、機能やスピードは今までのままで、ボディーサイズがギュッと小さくなった、というのが感想です。しかも、バッテリのもちは今までよりも長いですし、少し苦言を呈しましたが使いかっても決して悪いわけではありません。なによりも、気軽に持ち運べるようになりましたし、冒頭でも書きましたが、取り出すのも苦ではなくなったのは、わたくしにとって大きいメリットです。今までは、キャリングケースから取り出して操作するのが難儀だったりして、「まぁもうチョット撮影してからバックアップしよう。」なんて考えることもよくあったのですが、今はポケットに忍ばせて、チョット出してバックアップしちゃう、なんて使い方に変わってきましたから。

 今まで使っているTripperの空き容量が無くなってきたり、もっと撮影時の荷物を軽くしたいなぁ、なんて考えている人には、断然オススメの商品です。ぜひ、『Tripper mini』のユーザになってみてくださいませ。

   
 
 初出:2005/07/06
  このページのトップへ
 

     
 
 

     
 
Presented by
飛鳥のWEBサイトへ
Created by
サンタ・クローチェ
トライセック
リンクについて
著作権について
プライバシーポリシー