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| 2007年 8月 8日 水曜日 |
Photoshop CS3 の細かい UI 変更にムカっ！ |
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、髭が Photoshop CS3 の書籍を執筆していることは、以前の日記で書きました。そういうわけで、ここ 1 ヶ月ほど 毎日のように 、この Adobe Photoshop CS3 と格闘しているわけです。 そりゃぁもう嫌になるくらい Photoshop 三昧ですよ。お陰で Photoshop Tips & Manual のネタがいくつも浮かんだので、まぁ、悪いことじゃないなぁなんて思ってはいるんですが、ただ、今回も アドビ システムズの UI （ ユーザーインターフェース、つまり使い勝手のことね ） の改変でちょっとイラついたことがあったんで、書いちゃいます。 アドビ システムズの皆様にはいろいろお世話にはなってますけど、やっぱりイラついたんで書きます。ええ、書きますとも。
、いや、実は、そんなに大したことじゃないんですけどね。（ あっ、ヘタれた… ） アドビ システムズに限らず、どんなメーカーでも、メジャーバージョンアップになると、ソフトウェアの UI を変えてきますよね。ちょこちょこっと。でも髭はね、Photoshop のような業務で使うことが多いアプリケーションの場合は、あんまり UI を変えて欲しくないんですよ。正味の話。なぜかと言うと、作業効率を上げるために、髭はアプリケーションソフトウェアを使う際に、キーボードショートカットを多用するんですね。特に Photoshop の場合なんかだと、右手でマウス、左手はキーボードにいつも置いて、よく使うツール類はほとんど左手でショートカットキーやアクセスキーを操作するんです。Photoshop に慣れている人ほどそうだと思うんですけど、わざわざマウスで [ ツールボックス ] にアクセスしませんよね。例えば [ 移動ツール ] は 「 V 」 キーでしょ、[ ズームツール ] は 「 Z 」 キーといった具合ですよ。当然、メニューバーの各コマンドにもマウスでアクセスしません。例えばファイルを別名で保存するときなんかは、 [ Alt ] キーを左手の親指で押しながら、これも左手の人差し指で 「 F 」 キーを押してから、左手の小指でアクセスキーの 「 A 」 キーを押す訳ですよ。（ ええ、Photoshop CS2 は違いますよ。「 A 」 じゃありません ） ところがですね。こうしたメニューバー関連のショートカットが、Photoshop はバージョンアップの度にしょっちゅう変るんです。それも結構重要な箇所が。 上記した [ 別名で保存 ] コマンドなんか、バージョン 5.0J から 7.0 までずっと 「 A 」 だったのに、CS から 「 V 」 になってびっくり。それまで 「 V 」 に割り当てられていたのは [ 復帰 ] コマンドだったんで、クセで 「 V 」 を押すと、それまで編集していた内容がファイルを開いた時点まで全部戻っちゃうんですよ。もちろん、 [ ヒストリー ] 機能を使って最後の編集時点まで戻せますけどね。初めて遭遇したときは、もう頭が空白になっちゃいましたよ。それでも CS と CS2 で、やっと 「 V 」 コマンドに慣れてきたと思ったら、CS3 でまた 「 A 」 に 戻ってるんですよ〜〜〜〜！！！ 一度変えたら、もう二度と変えるな！ ふざけるなッ！ですよ。えっ？ なんでショートカットキーのカスタマイズをしないのかですか？ はいはい。Photoshop は CS からショートカットキーをカスタマイズできる機能が搭載されました。でもこれ、あくまでもショートカットキーだけで、髭が嘆いているアクセスキーのカスタマイズはできないんですよ
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| Adobe Photoshop 5.0J 〜 最新の CS3 までのファイルメニュー。髭が気になったアクセスキーの変更箇所だけ下線を付けてみました。他にもちょこちょこと変っているのがわかるでしょうか。 |
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| 長いこと、Photoshop はこの仕様だったので、今回の変更は、髭にとって大きな驚きであります。これまでに組んだアクションも見直しが必要になってしまいました。 |
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| CS3 で搭載された [ 境界線を調整 ] コマンドのために、こうした仕様変更がなされたのではないかと思います。 [ 境界線を調整 ] コマンドは便利な機能だとは思いますが、従来からの仕様を変更してまで搭載されるべきコマンドではないと思うのですがいかがでしょうか。 |
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にもまだまだいろいろあるんですよ。一番困ったのが、 [ 選択範囲 ] の仕様変更ですね。上の画面２と画面３の２つの画面を見比べてもらえばすぐにどういうものかわかるかと思います。本文ではくどくど書きませんけど、これは髭にとって、とってもやっかいな仕様変更です。Photoshop は CS2 までずっと画面２の仕様だったんです。それが、CS3 から搭載された [ 境界線を調整 ] コマンドのためだと推察するんですが、画面３のようになっちゃったんです。それから、もうひとつ、 [ 自動選択ツール ] の問題。 [ オプションバー ] で [ 許容値 ] を 「 1 」 に設定しても、 [ スポイトツール ] の [ サンプル範囲 ] に設定に影響されて、 [ 許容値 ] どおりの動きをしてくれないんです。これは多分バグですよね。仕様じゃないですよね。アドビさん？ できればマイナーバージョンアップで元に戻してくださいよ。使いづらいったらありゃしない。 |
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