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| ■読みかた |
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いっせんろっぴゃくななじゅうななまんしょく 〜 16,777,216 |
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| ■意味 |
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パソコンや、デジタルカメラなどの画像入出力装置で表現できる色数の種類のひとつ。
「 24 ビットカラー 」 や 「 True Color 」、または 「 フルカラー 」 と呼ばれるときもある。
画像入出力装置で表現できる色数の種類は他に、256 色 ( ８ビット ) や 65,536 色 ( 16 ビットカラー ) がある。 |
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| ■解説 |
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●正確には「16,777,216色」
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| 関数電卓で２進数変換 |
「 1677 万色 」 を正確に表記すると 「 16,777,216 色 」 になります。万単位でそれ 以下は省略しているわけですね。いずれにしてもなんでこんなに中途半端な数なのかといいますと、それはデジタル機器が２進数を使っているからで、「 16,777,216 」 を２進数にすると決して中途半端な数字には思えないはずです。ちなみに Microsoft Windows に標準で入っている 「 電卓 」 を使って、「 16,777,216 」 を２進数に変換してみてください。
結果は？ 10 進数の 「 16,777,216 」 は 「 1000000000000000000000000 」 という 25 桁の２進数になったはずです。
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| 色数を確認する方法 |
●デジカメ写真は何ビット？
ここで突然ですが、デジタルカメラで撮影した写真のプロパティを色数を確認する方法の手順で確認してみてください。
あっ、申し訳けありませんが、電卓同様に、Microsoft Windows XP での方法しか紹介していません。あしからず…。
どうですか？ 「 24 」 という数字が確認できたかと思います。この数字の単位は 「 ビット 」 。よって 「 24ビットカラー 」 という意味です。
●ビットとは２進数の桁数
ここでは 「 ビット 」 の詳細な説明は省略しますが、「 24 ビット 」 とは２進数で 「 24 桁 」、つまり、「 111111111111111111111111 」 です。これを先ほど紹介した 「 関数電卓 」 で 10 進数に変換すると、「 16,777,215 」 になります。
「 あれ？ 16,777,216 色には １ 色足りないぞ 」 と思った方、そこがミソです。
一般的に 10 進数の 「 ０ 」 は何も無いこと、つまり 「 無 」 ですが、デジタル機器で扱う２進数の 「 ０ 」 は 「 有 」 なのです。「 何を言ってるのか意味がわからん！ 」 ですか？う〜ん、要はですね、色数のひとつとして 「 ０ 」 も利用しているということです。たとえばですね、光による色の三要素、RGB の数値がそれぞれ 「 0 0 0 」 であれば 「 黒 」 というように、「 ０ 」 をひとつの色として扱っているわけです。「 さっぱりわからん 」 という人は用語集 「 RGB 」 を参照してください。
で、まぁ、そういうわけで、 「 16,777,215 」 に 「 ０ 」 の一色を足して、「 16,777,216 」。
結果、「 24ビットカラー 」 は 「 16,777,216 色 」 というわけです。ですから、24 ビットのデジタル画像は 16,777,216 色で表現されているということになります。
●Photoshop では 24 ビットを ８ ビットと表現
蛇足ですが、Photoshop では 24 ビットカラーの画像を 「 ８ビット 」 と表現しています。これは、RGB 各色 ８ ビットで 24 ビット ( 3×8 ) が構成されていることからで、基本的には同じ色数を指しています。これも、用語集 「 RGB 」 を参照してください。 |
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