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こんな写真じゃダメダメね |
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あ〜ん! 何回やっても上手に撮れないよ〜。こんな写真じゃせっかくのロイヤル・ダルトンも 100 円ショップのマグカップと大差ないじゃない。あ〜ムカツクわ。 |
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なにやってのさ留美さん。おっ、留美さんが商品撮影してる! すっげ〜。 |
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なにが「すっげ〜」よ。今度ネットオークションに出品するマグカップを撮ってるから忙しいのよ!… あっ、でもいいところに来たわ。ねぇねぇ、このマグカップを自慢の一眼レフでキレイに撮ってよ。キレイだけじゃなくて、すんごく高価そうに撮ってね。 |
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や〜だよ。一度でも俺が撮ったら、この次からずっと撮らされるハメになるし、それに俺は人物カメラマンだからね。商品撮影には商品撮影のプロがいるんだから、その道のプロに聞いとくれ。 |
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あっ、できないの。そう〜。そうよね〜、商品撮影は難しいもんね〜。薮田さんじゃあ無理よね〜。わかったわ、もっと若くて二枚目で、髪の毛があるカメラマンじゃないと物撮りは無理よねぇ。 |
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写真2 |
失敗例 ストロボを使って撮った例。背後に商品の影ができてしまい、質感も表現できていない撮影例。
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髪の毛のあるなしは関係ないだろ! それに、俺が物撮りできないとは一言も言ってないだろ! |
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じゃぁ、撮ってくれなくてもいいから、私に撮り方を教えてよ。そうそう、カメラは一眼レフじゃなくてもいいわ。私の COOLPIX 5200 を使うから、こういったコンパクトカメラで、どうすればキレイに商品撮影ができるかを教えてよ。まず、私の撮った写真を見て、何が悪いのかを教えて。 |
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結局、そういうことか。 スタグラでやる新しい講座のネタにしようというわけだな。ふ〜ん。じゃぁ、ギャラをもらえるわけだ。それなら教えてあげよう。まず、留美さんの撮った写真は、 COOLPIX 5200 に内蔵されているストロボを使って撮ってるだろ? 物撮りをするときは、内蔵ストロボを使っちゃだめなんだよ。内蔵ストロボだと商品に対して真正面から光が当たるから、背後に商品の影ができちゃうし、商品が平面的にみえちゃうんだよ。それから、商品を撮影している角度も悪い。 |
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内蔵ストロボを使わないで、どうやって撮れって言うのよ。今は夜だし、室内の照明だけじゃ暗すぎるわ。それに、商品を撮影する角度がどう悪いっていうわけ? |
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照明のことは後で教えるよ。それより商品写真というものは、商品の形や性質に合わせて撮影する角度を考えなければダメなんだ。これも詳しくは後で教えるよ。 |
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コンパクトカメラでもキレイに撮れる? |
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ストロボ使っちゃいけないとか、角度が悪いとか、なんだか私じゃやっぱり難しそうね。それに、私の COOLPIX 5200 はストロボ内蔵のカメラだし、外部ストロボなんて使えないのよ。やっぱり一眼レフカメラじゃないとダメなのかしら。 |
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いやいや、そんなことないよ。コンパクトカメラをナメちゃいけない。 COOLPIX 5200 のようなコンパクトも、使い方しだいで一眼レフ顔負けの写真が撮れるんだから。 |
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でも、 COOLPIX 5200 って、全自動のカメラよ。シャッタースピードとか絞りとか、マニュアルで設定できるわけじゃないのに、イメージした通りの写真が撮れるの? |
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まぁ、詳しくは後で教えてあげるから、とにかく俺の事務所においでよ。コンパクトデジタルカメラと、家庭にある物だけでする商品撮影(物撮り)術を教えてあげるから。 |
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写真3 |
私が愛用しているコンパクトデジタルカメラ、ニコンの COOLPIX 5200 よ。ちっちゃいけど、高機能で高性能なデジカメよ。
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撮影場所を考えよう |
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さて、薮田さんの事務所に着いたわよ。遠慮なく上がらせてもらって、奥の部屋へ行くわよ。いいわよね? |
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いや、玄関にいて。ここで撮るから。ここが今日の撮影場所なんだ。 |
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えっ? 玄関で撮るの? なんでこんなせまっくるしいところで撮るのよ。 |
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ここなら周囲が白い壁だからさ。物撮りに必要な機材のひとつに光を反射させるレフ版という物があるんだけど、撮影場所の壁が白ければ、それをレフ版代わりにしない手はない。また、普通マンションの玄関ってのは室外光が入らないから暗いんだけど、照明やレフ版を利用して撮影するなら、逆に室外光が邪魔になるから暗い方が撮影に向いているってわけ。業務用のフォトスタジオだって室外光は入らないでしょ? |
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写真4 |
普通のマンションの玄関が今回の撮影場所です。室外光は一切入りませんが、用意した照明を白い壁が反射して、商品に回りこむのを利用します。
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なるほどね。でも本当のことを言うと、玄関以外の部屋は物が一杯で、撮影なんかできない状態だからでしょ? それもエッチな物が一杯で。 |
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があ! 余計なこと言ってんじゃないよ。玄関が一番片付いているってのは当たってるけど……。とにかく、室外光が入ってくる部屋での撮影もいずれ教えてあげるけど、今回は夜だし、暗い室内での撮影術について説明していくよ。(実際の撮影も深夜2時でした) |
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布をバック紙の代わりにする |
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さて、まず物撮りに必要な機材を用意しようか。機材とは言っても家庭にある物を利用するんだけどね。まずは、バック紙を探そう。 |
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バック紙〜? バック紙ってのは商品の背景になる紙ってこと? |
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うん。今回、撮ろうとしているのは「白いマグカップ」だから、白系以外の色がついたバック紙が必要だね。ここの壁は白っぽいから、色つきのバック紙がないと、商品が背景に溶け込んじゃってまともな写真にならないからね。まぁ、バック紙とは言っても、布でもいいんだよ。艶あり艶なし、どんな布でもいいけど、商品より目立っちゃう色や模様のある布はダメだよ。 |
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なるほどね。ん? なぜかは知らないけど、緑色の無地の布が私のバッグに入っていたわ。筆者のご都合主義を感じるけど、これなんか使えるんじゃない? |
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ほう。ちょっと幅が狭いけど、撮影商品がマグカップだけだからなんとかなるでしょ。 |
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写真5 |
無地か、模様があったとしても、商品の邪魔にならない程度の布を用意します。色も、商品の色が溶け込んでしまう同系色は避けましょう。
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じゃ、バック紙は、ご都合主義で登場した緑色の布で決まりね。で、この布を写真5のようにして壁から垂らすわけね。 |
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ご都合主義だなんて、あんまり楽屋落ちのネタばかり言わないでね。読者が混乱するから。それはともかく、布を壁に貼るときはガムテープなどを使えばいいけど、粘着性の高いテープだと壁紙が剥げるから気をつけてね。 |
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別にいいわよ。薮田さんの事務所の壁だし。 |
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………。 |
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照明は蛍光灯と半透明の白い紙 |
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次は照明の準備だ。これも家庭にあるものでってことで、机の上で使っている 20 ワットの蛍光灯でどうですか? |
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あら、お洒落な蛍光灯…って、これって私の蛍光灯じゃない! なんで薮田さんが持ってんのよ。 |
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ご都合主義だよ…って、いいじゃないか、そんなこと。それより、この蛍光灯をそのまま撮影の照明に使ってもいいと思うかい? |
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私の蛍光灯がここにあるのは良くないけど、この蛍光灯をそのまま撮影に使うのは良いことなんじゃないの? お洒落な蛍光灯なんだし。きっとお洒落な写真が撮れるはずよ。 |
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どこからそういう発想が生まれるのかがわからない。まぁ、それはともかく、この蛍光灯をそのまま撮影に使うのはダメだよ。で、なんでダメなんだと思う? |
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そのままだと 20 ワットとはいえ、光が強すぎて商品がテカっちゃうからでしょ。 |
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その通りです。パチパチパチ。直接光を当てると、内蔵ストロボで撮影するのと大差ないからね。だから、写真7のように、半透明の白い紙で、光源を包んでやるんだ。こうすると、光が拡散して柔らかくなるんだ。マグカップのような艶のある商品でも、むやみにテカったりしないよ。 |
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こんな紙どこから持ってきたのよ。 |
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写真6 |
机の上で使っている蛍光灯照明を用意します。こうした照明だと、灯りの位置をいろいろと変更できるので便利です。
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写真7 |
照明を直接、商品に当てると、内蔵ストロボを発光して撮影した写真と大差ありませんので、こうして光を柔らかく拡散させます。
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この紙は、洋服を包んでいた紙なんだ。本当はトレーシングペーパーなんかがベストだけど、こういう本来なら捨てちゃう紙でも、撮影で使えるかもしれないって取っておいたんだよ。 |
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それにしても、クシャクシャね、この紙。 |
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クシャクシャの方が、光がより拡散して柔らかくなるから、クシャクシャでも構わないんだよ。え〜っと、もし、蛍光灯が用意できず、白熱灯しかなかったとしたら、写真7のように光源を紙で包んじゃだめだよ。白熱灯など、発熱する照明器具は、包んだ紙が燃ええちゃうから危険だよ。 |
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三脚でカメラを固定する |
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さて、最後に準備するのはコピー用紙とカメラを固定する三脚だ。それらを写真8を参考にしてセッティングする。 |
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え〜、三脚なんて持ってないよ。家庭にある物で撮影するって言ったじゃない。 |
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う〜ん。こうした商品撮影をする場合は、カメラを固定することは必須なんだ。照明があまり明るくないから必然的にスローシャッターになるからね。三脚を用意するのが一番なんだよ。三脚なんて2、3千円で買えるんだから、留美さんも買っといて損はないよ。三脚がないなら、椅子や机などにカメラ自体を乗せて固定するか、カメラを持つ手を椅子や机に乗せて固定すればいいよ。それでもシャッタースピードがあまりにも遅いと、間違いなく手ブレしちゃうから、そういう場合は、照明をふたつとか、みっつとか増やして、環境光を明るくするしかないね。増やす照明がないなら、もう三脚を買いにカメラ店に行くしかないね。照明を買い足すより、三脚買った方が安くつくはずだよ。 |
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写真8 |
カメラを固定する三脚を用意して、コピー用紙などの白い紙を使って、レフ版の代わりを作ります。
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とりあえず今回は薮田さんの三脚を貸してよ。いいでしょ? それから、コピー用紙って何に使うのよ。 |
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レフ版の代わりさ。商品写真の照明の基本は、商品の上部、さらに後方から当てるようにするんだ。つまり、商品の前方に照明による影を少しだけ作るわけ。でも、こうすると当然、商品の前部が暗くなるよね。それをコピー用紙で光を反射させて商品に当てて補ってあげるわけさ。で、そのコピー用紙は、写真8のように三脚の脚を利用して貼り付けておくんだ。 |
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ようし、これで撮影開始だあ〜! |
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まだまだ、もう少し準備につきあってよ。 |
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カメラの準備−ホワイトバランス |
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まず、カメラのモードダイヤルを「オート撮影モードに設定するんだ。 |
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なんで、私いつもシーン別モードを使い分けてるわよ。 |
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じゃあ、今回のような撮影するのにどのシーンモードを使う? わからないでしょ? 俺もわからない。(笑) まぁ、とにかくだ、「オート撮影モード」とは言っても、マニュアルモードのない COOLPIX 5200 で、少しだけどマニュアルっぽく使えるのモードが「オート撮影モード」なんだから、言うとおりにしてみてよ。 |
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よくわかんない説明だけど、とりあえずそうしておくわ。 |
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今度は、カメラ側の準備だよ。留美さん、ホワイトバランスって知ってる? |
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白のバランス? なあにそれ。なんだか面倒そうな響きだわ。 |
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ホワイトバランスってのは、照明による被写体の色の変化をなくすための機能のことでね、この機能を理解して、きちんと設定してあげると、商品の本来の色味を損なわずに撮影できるんだ。 |
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え〜、ホワイトバランスを設定しないと、照明によって商品の色が変わっちゃうの? |
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うん。今回は照明に蛍光灯を使ってるでしょ。蛍光灯の場合、本来は写真全体が少し緑がかってしまうはずなんだ。 |
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え〜、蛍光灯の下で何度も撮ってるけどそんな経験ないなぁ。 |
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それはカメラの「オートホワイトバランス」が働いているからんだけど、このオートホワイトバランスも万能じゃないんだ。照明の状態によっては、オートホワイトバランスが勘違いして、違う照明用の設定をしちゃうこともあるんだ。わずかかもしれないけど、微妙に色味は変わっているはずだよ。 |
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写真9 |
コンパクトデジタルカメラは、絞りやシャッタースピードをマニュアルで設定できない代わりに、モードダイヤルという、撮影シーン別にカメラの設定を切り替えられる機能がついています。また、こうしたモードダイヤルには、どんな環境でも全自動で対応する「自動モード」(COOLPIX 5200 の場合は「オート撮影モード」)という機能があります。商品撮影をするときは、この「自動モード」を使います。
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写真10 |
ホワイトバランスを「蛍光灯」に設定します。
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微妙ならいいじゃない。そのオートホワイトバランスに頼って撮っちゃおうよ。 |
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留美さんは俺に、「キレイだけじゃなくて、すんごく高価そうに撮る方法を教えてって言ったんだよ。その方法を教えてるんだから、素直に俺の言ってることに従いなよ。 |
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ぶぅ〜。 |
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で、ホワイトバランスを選ぶと、液晶画面のメニューの背後に被写体が表示されて、蛍光灯を選ぶと被写体の色味が変わるのがわかるよ。蛍光灯には2種類のモードがあるから、色味が自然な方を選ぶわけだ。 |
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なるほど、オートホワイトバランスがやってることを、手動でやるわけね。 |
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その通り〜。 ホワイトバランスについてもう少し詳しくしりたいなら、「女性の撮りかた講座」の「第4回 ホワイトバランス徹底解説!」を読んでね。 |
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あんまり読みたくない…。 |
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カメラの準備−ストロボ発光禁止 |
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さあて、最後はストロボ発光を禁止する設定をしよう〜。 |
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ま、まだあるの。もう飽きてきちゃった。やめていい? |
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いいよ。じゃぁね。帰っていいよ〜。 |
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う、嘘だから、教えて。お願い。 |
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でだ、冒頭でも言ったけど、物撮りにおいて、内蔵ストロボはご法度なんだから、どんな状態でもストロボが発光しないように設定してあげなければならないわけだ。 |
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どうすればいいの〜。 |
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写真11 |
初期設定では、ストロボは自動発光になっています。ストロボの設定メニューを使うと、発光を禁止させることができます。
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写真11を読めばよろしい。 |
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もう読むのいや〜。 |
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より魅力的に見せるには |
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さぁ、いよいよ撮影開始だよ。 |
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う〜、長かったわ。とっても長かったわ。 |
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それでね、留美さんの撮った写真をもう一度見てみようよ。留美さんの写真のバックの布は、ただ敷いてあるって感じの写真だよね。 |
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それがなにか? |
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つまんないじゃん。 |
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ぶー! 何がつまんないのよ! |
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それじゃあさ、写真12の要領で布を波立たせてから撮ってみなよ。 |
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ん〜? マグカップで布をねじって、固定する? それで、今までの設定でシャッター押すわけね。 |
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ちゃんとピントを合わせてよ。 |
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合わせてるわよ! |
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ファインダーを覗かずに、液晶画面で構図を確認するんだよ。コンパクトカメラにはパララックス(視差)があるからね。 |
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液晶画面で見てるわよ! いちいちうるさいわよ。…………撮ったわよ。 |
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さぁ、確認してごらんよ。どうですか? |
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あら! いいわね。私が何も考えずに撮った写真とそれなりに考えて撮った写真じゃ、大きな違いがあるわ! へえぇ〜、私って写真が上手なのねぇ〜。 |
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………。 |
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写真12 |
背景に使っている布をマグカップでねじって、布に波を作ります。適当な波ができたら、その中心にマグカップを乗せて、波を固定させます。こうすることで、写真全体に魅力的な表情が生まれます。
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写真1 |
少し上方からマグカップ全体の形状がわかるように撮影。
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商品のサイズを表現する |
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ねぇねぇ、それじゃ今度はね。マグカップのサイズがわかるように、ティースプーンと一緒に撮影するの。どう? いいアイディアでしょ。 |
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俺の事務所にティースプーンなんかあるわけないでしょ。サイズを比べるならタバコでいいんじゃないの? |
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センスないわねぇ。可愛いマグカップとタバコじゃ、マグカップの持ってる雰囲気が台無しじゃない。ちゃんと撮影する商品に関連する物を置かなければダメなのよ。ティースプーンがないなら、角砂糖とかないの? 角砂糖でもマグカップのサイズがわかるし、関連性もあるわ。 |
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俺、コーヒーに砂糖入れないよ。だからない。定規でも置いて撮れば? |
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だから、雰囲気が台無しになるって言ってるでしょ! |
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ないものは仕方ない。 |
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ダメ! 薮田さん、今からコンビニに買いに行ってきて!(薮田註:本当の話です) |
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え゛〜! 夜中の3時だよ。留美さん行きなよ。 |
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何言ってるのよ、美しくてか弱いレディをこんな深夜に出かけさせるってわけ? (薮田註:本当に言われました) |
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か弱い? ははは、大丈夫だよ、誰も留美さんを襲いやしなっっ、うがっ、いってぇ〜。 |
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早く行きなさい。 |
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はい…。 |
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写真13 |
写真だけで「大きさ」を伝えるには、誰もが知っている、または大きさをイメージできる物を商品に添えて撮影します。
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写真14 |
品に添える物は、必ず商品に関連するものにしましょう。間違っても、マグカップにタバコや定規は NG です。
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で? 結局、ティースプーンがなかったからって、こんなちんけなプラスチックのガサツなスプーンを買ってきたってわけ? (薮田註:本当になかったんです) でもまぁ、スティックシュガーを買ってきたのは褒めてあげるわ。 |
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あの〜、領収書をもらってきたんですけど〜。 |
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がうっ! |
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ブランド名をはっきり見せる |
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それじゃ次はね、マグカップの底面に書いてあるロイヤル・ドルトンのブランドマークを撮影するのよ。 |
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やけに張り切りだしたね。さっきまでとは大違いだ。 |
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うるさいわねぇ〜。早く教えてよ。 |
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う〜ん、この表示を撮るにはマクロ撮影だね。 |
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あっ、それ私、得意だわ。なんせ、マクロエッセイ書いてるしね。うふ。 |
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あっ、でもこういった商品撮影のマクロは気をつけなければならないことがあるんだ。 |
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なによそれ。 |
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必ず、ズームを望遠側にしてからマクロ撮影することなんだ。 |
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なんでよ。 |
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カメラのレンズってさ、隅っこの方は画像が少し歪んじゃうっていう性質があるんだよ。歪曲収差っていうんだけどね。特にズームが広角側に近いほど歪みが大きくなるんだ。逆に、望遠側になるほど歪みが小さくなる。でね、マクロ撮影の場合、この歪みが若干大きくなるんだよ。だから、できるだけ望遠側を使ってマクロ撮影することで、この歪みを解消させようってわけなんだ。 |
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ふ〜ん。歪みは嫌よねぇ。で、どうやって操作するの? |
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写真15を読んでください。 |
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写真15 |
オート撮影モードでマクロ撮影するときは、下向きの矢印ボタンを押してマクロモード ON を選びます。他のコンパクトカメラにもあるはずです。
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写真16 |
ブランドを前面に出して売りたい場合は、必ず、ブランドマークをマクロモードで撮影しましょう。マクロモード撮影の場合、商品画像に歪みがおきないように、ズームを望遠側にします。
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図柄やパッケージも写す |
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あ〜、楽しいわ。思うように写真が撮れるのって、こんなに楽しいことだったのね。 |
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そりゃあ、ようござんした。こちらも教えた甲斐がありますねぇ。 |
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さぁ、次はマグカップの図柄のマクロ撮影よ。最初に写した写真だと、マグカップの形状にこだわって撮影したから、図柄がわかりにくいもんね。だから、図柄だけアップにした写真が必要なのよ。撮影方法は、さっきと同じね。 |
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喜んでいいんだろうねぇ。留美さんがこんなに張り切って写真撮ってるなんて。 |
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さぁ、最後はパッケージと並べて撮るわ。 |
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パッケージなんか要らないんじゃないの? |
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ダメねェ。落札者の手元に届くのは裸のマグカップじゃないのよ。ちゃんとパッケージされた商品として届くのよ。であれば、どんなパッケージなのか、落札する方は知りたいじゃない。そうした欲求に答えてあげるのが成功する出品者ってものよ。 |
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なるほどねぇ。(それくらい会社経営にも邁進してくれよ…ブツブツ) |
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なに? なんか言った? |
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とお〜んでもございません。関心しているだけでございます〜。 |
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ねぇ、こうした写真を撮るときのポイントってないの? |
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あるよ。でもまだ教えない。 |
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なんでよ〜。ケチ! |
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だって、この講座のネタがつきちゃうもん。少しくらい出し惜しみしなけりゃ、向こう9回もたないよ。 |
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写真17 |
メインの写真は商品の図柄などがわかりにくいので、図柄だけの拡大写真も撮ります。
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写真18 |
この商品はブランド物ですから、パッケージ写真があったほうがより効果的ですので、こうしたカットを用意してみました。
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そうね。確かに今回は、いくら初回だからって長すぎるわね。もったいないから半分に削っちゃおうかしら。 |
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おいおい。それはやりすぎだろ。で、次回はなにやるの? |
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……。まだ考えてない。 |
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写真撮影もいいけど、ネットオークションにアップするときのテクニックにも触れた方がいいんじゃない? たとえば、Photoshop で写真のサイズをキレイに変更する方法とかさ。 |
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あっ、それいい! 私、画像のサイズってのがよくわかんないのよ。よかったあ〜、Photoshop オタクがそばにいて。 |
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俺はヲタクじゃない! フォトショッパーと呼べ! フォトショッパーと。 |
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それじゃあ皆さん、次回までさよ〜なら〜。 |
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オタクじゃないんだよ〜〜〜〜。 |
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