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初めての富士急行。朝8時過ぎ『三つ峠駅』に到着 |
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さっそく持参した赤飯おにぎりで腹ごしらえ |
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午前中はこんな美しい富士山の姿が |
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山の麓はちょうど桜が見頃でしたの |
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果たしてこの山ガール達についていけるのか?! |
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木の“股”から富士山を見る(たぶん)というビューポイント |
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八十八大師。三ツ峠は信仰の山なんですの |
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前方の切り立った岩壁に何か見えます! |
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山頂にほど近い屏風岩はロッククライミングのメッカなんですの |
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頂上まであと少し。疲労がピークの頃 |
皆さまGWはどうお過ごしでしたでしょうか。
実はわたくし今年は「山登り」に「帰省」と、近年稀にみるGWらしいGWを過ごしましたの。今回はその「山登り」のことをお話ししますわね。
登った山は山梨百名山のひとつ『三ツ峠』。
峠と言ってますが峠ではなく、れっきとした標高1700m の山ですの。
同行者はお友達のさやかちゃん(夫婦で日本百名山を制覇中。現在50山目)と、前回の桜の回で登場したよしえちゃん(山登り歴4年目。冬以外は暇さえあれば山かテニス・彼氏募集中)と、いくちゃん(山登り歴2年目。休日は会社の同僚と関東近郊の山に通うOL)の3人+ゆきぴゅー(ふだん特に運動らしい運動はしていないインドア派)。
そうなんですの、わたくし以外は全員『山ガール』!
もうですね、朝待ち合わせの高尾駅で彼女たちの格好を見た途端「あああ、すみません。わたくし出直して参ります」と言いたくなるくらい完璧な装備で、しかもとってもオシャレでカワイイんですの。
「うわ〜!本当にいるんですのね、
山ガールって」
「そんなことよりゆきぴゅー、
もしかしてその靴で登る気?」
足元のコンバース風へなちょこスニーカーに3人の視線集中ですの。
「そ、そうですけど?何か???」
「まぁ今日の山だったら大丈夫だとは
思うけど、フツーは
ありえないからね!」
「それより今日はみんなと
頂上で食べようと思って、
朝5時から唐揚げ揚げてきたんですの!」
「え、ホントに?!すご〜い♪」
「わーい!」
実はこの登山にために唐揚げともう一つ、ゆきぴゅーが用意したものがありますの。それは、GPS付き防水・耐衝撃・耐寒機能搭載のタフネスデジカメ『ニコンCOOLPIX AW100』と、GPSロガー『旅レコ』。
歩いた道のりのデータを取って、後でそれをWeb上で共有できたらもっと楽しいはず!ってこれ、スタグラのK崎プロデューサーが贈って下さった『スマートフォンGPS活用ブック』の第5章GPSロギング活用を読んでまんまと感化されたというわけなのであります。
しかしながらGPSロガーは2日前にAmazonから届き、デジカメは前日にフジヤカメラに買いに行くという相変わらずの綱渡りっぷりで、行きの電車の中で黙々と取扱説明書を読むゆきぴゅーに、
「新しいデジカメ買って、大量の唐揚げを
作ってくるくせに、
登山靴は買わなかったんだ」
と山ガール達から痛いツッコミ。
そして取説を読んではじめて、カメラにGPSログ取得機能が付いていることを知ったというおマヌケっぷり。
(ぇええー!?
ってことは旅レコ必要なかったですのー!? 6800円したのに(泣)、、、)
気を取り直す間もなく登山道入り口の富士急行線三つ峠駅に到着ですの。
ゆきぴゅーはここで初めてロガーの電源をオン。
これはK崎Pの本にあった“自宅を始点にしてしまうと場所が特定されちゃうので注意しましょう”という重要な部分なのであります。
さてこの登山は、往路は『三つ峠駅』から頂上を目指し、復路は尾根づたいに河口湖の東側カチカチ山ロープウェイに出て、最終地点が『河口湖駅』という予想所要時間約7時間のコース(ということはその日に知った)。
一体誰が晴れ女か、お天気は文句なしの快晴。足取りも軽く、しばらくは麓の山桜やコブシの花を眺めながらの気持ちいいスタートとなりました。
が、道は次第に険しくなり、周りの緑も減り、ガールズトークもトーンダウン。しかしその中で一人テンション高く写真を撮りまくっていたのがわたくしゆきぴゅー。
心配されていた靴も全然へっちゃらで、むしろ履きなれているから歩きやすいですわと言うと「恐るべし長野育ちの基礎体力!」と山ガール達もだんまりするほどでした。
そんなこんなで4時間ほどで頂上に到着。
午前中はすっきり晴れていたのに、だんだん雲が出てきて頂上では目の前の富士山の姿が霞んでしまったのは残念でしたが、三ツ峠山頂は、すっきり晴れていれば北アルプスや南アルプス・八ヶ岳連峰が一望できる場所なんですの。 |