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藤原道真を祀る亀戸天神は学問の神様。
受験生に人気です |
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あ!あそこに見えるのはっ! |
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藤棚の向こうに東京スカイツリー |
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池には鈴なりになって甲羅干しする
カメさんの姿が |
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かわいらしいピンク色 |
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境内には約200本の梅が植えられています |
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念願の亀戸餃子は駅前の路地裏にあります |
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「昼間っから飲むビールはサイコーね」 |
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3枚目を注文すると出てくる茹でもやし |
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ふたりとも5枚でギブアップ |
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昭和レトロな店内 |
青空のもと、日頃の練習の成果を発揮すべく3万5千人のランナーが都心をかけめぐった今年の東京マラソン。
ゆきぴゅーもその日は実に3年越しの夢が実現した素晴らしい一日になりました。
その夢というのは10kmを一時間以内で走り切ることでも、5時間以内にフルマラソン完走することでもなく、亀戸餃子を食べること!
覚えている方はいらっしゃるでしょうか。
ゆきぴゅーは2008年の『藤と餃子でごちそうさまですの』で、東京江東区にある亀戸天神の藤を撮りに行った際に、その名も『亀戸餃子』という人気の餃子専門店に行く気満々だったのです。
がしかし、辿り着いた時には無念にも「本日は売り切れました」の張り紙、、、。
その後もなかなかタイミングが合わず、結局行けずじまいだった亀戸餃子。その夢にまで見た亀戸餃子についに!
ついに!
行ってきたんですの!セレブY澤と。
最近かなりの頻度でタダごはに登場してくれているセレブ嬢ですが、意外にも庶民の食べ物・餃子に目がないらしく、
「亀戸餃子って知ってる?」
とメールしたら、
「知らない!何それ?!おいしそう!
行く!行く〜!」
というコーフン気味の返事が15秒後に帰ってきたくらい餃子好きらしいですの。なんといってもビールに合いますものね。
ところで、亀戸に餃子を食べに行ってきたですの〜っていうネタだけではK崎プロデューサーに怒られちゃうと予測したゆきぴゅーは、ちゃんと下調べをしておきました。
亀戸天神社では3月6日(日)まで梅まつりを開催中なんですの。この時期にぴったりの被写体である梅を撮ってしまえば、あとは餃子とビールが待ってるですわ〜!レッツラゴー!
ちょうどマラソンのスタートと同じ頃、JR総武線亀戸駅で待ち合わせたふたり。
「今日は東京マラソンやってるん
ですのよね」
「そうだったわね。
私は応募したけど見事にハズレたわ。
それにしてもいいお天気になって
良かったわよね。
ま、ハズレた私には関係ないけど」
駅から徒歩15分くらいのところにある亀戸天神からは、もうすぐ600mに到達しようとしているスカイツリーの姿が見えました。
10円のお賽銭でお参りして、いろんな種類の梅をキレイねー!そうですわねー!と鑑賞したあとは、再び駅前に戻ってその日の第二の目的地へと向かいます。
ゆきぴゅーが練り上げた綿密な計画のおかげで開店時間の11時きっかりに到着。行列は10人ほど。これならすぐ座れそうですわ。
「おまちどうさまでした〜、さぁどうぞ」
お店のおばちゃんが入り口を開けてくれたと同時にドドドーーっと一気に席に着くお客さん。食べ物のメニューは餃子のみ。
席に着くなり「飲み物は?」と聞かれ、声をそろえてビール!と答える女子2名。
出てきたアサヒスーパードライの大瓶をマァマァと注ぎ合って、まずは乾杯ですの。
「(プッハー!)おいしいわ〜!
やっぱり昼間飲むビールは最高ね〜」
「東京マラソンに外れるのと
当選するのとでは
こうも過ごし方が変わるんですのね」
「うるさいわね!」
とかなんとか言っていたらはやくも1皿目の餃子が出てきました。ここ亀戸餃子では、2皿は何も言わなくても出てくるシステムなんですの。
席に着いたら一人最低2皿(10個)はノルマだということ。タレ用の小皿にはなぜかカラシ。餃子にカラシ?と思いましたがテーブルの上にある醤油とラー油と酢とカラシをすべて混ぜて念願の餃子を口にすると、
「熱っ熱っ!うん、おいしいわね!
カラシも合うわよ」
「小ぶりでパリっとした薄い皮が
いいですわね。
これなら一皿ぺろりと
いっちゃいますわ〜」
食べ終わるとすぐさま出てきた2皿目。それをあっという間に平らげた頃に、お店のおばちゃんから「どうします?」の声がかかりました。
まだまだいけそうなのでもちろん注文。2本目のビールも注文。
3皿目には茹でもやしがついてきましたわ。なにしろ餃子しかないのでこのもやしの別食感は貴重なんですの。
3皿目を食べ終わる頃、再び絶妙のタイミングでおばちゃんから「どうします?」の声が。こうして3皿、4皿と食べ進めていたらだんだんわかってきましたの、亀戸餃子のしくみが。
このお店は餃子かビール(お酒)を注文し続けないと座っていられないお店なんですの。「今、胃を休ませてるからちょっと待ってくださいませね」がありえないお店なんですの。
しかもお店の規模にしてはやけに従業員さんが多いので、今さっき追加をお願いして待っているところに別のおばちゃんから「もう一皿?」「飲み物は?」と聞かれるなんてことも。
というわけで、一気に食べて一気に飲んで、ほろ酔い気分でお店を出たのは11時45分。
45分も長居をしていたのは私たちだけだったのでは?なにはともあれ、そんなすばらしく回転率の高い亀戸餃子、オススメですの。
ちなみにふたりとも5皿(1,250円)を完食。撮って食べて飲んでまだ午前中という健康なのか不健康なのかよくわからないけれど、とっても有意義な日曜日だったのでありました。 |