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見上げ続けると首が痛くなる高さ |
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レストラン&カフェやショップが入るという
第一展望台をアップで |
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この網目ひとつひとつが実際は
すごく大きいんですのよね〜 |
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クレーンで何かが吊り上げられていました |
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本日の目的地、そば処かみむら |
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店内は昔ながらの下町のお蕎麦屋さん
という雰囲気 |
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名物タワー丼はお味噌汁やお新香などがついて1800円(結構いいお値段) |
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街角にあった鏡。こうやって使うものですの? |
今年たびたび話題に上がったものといえばやっぱり東京スカイツリーですわね。
2010年2月に300mを超えたスカイツリーは、3月には東京タワーの高さ333mを抜いて建造物としては日本一の高さになりました。
その後400mに到達したのが7月末。
10月には試験的にライトアップも実施されて、当日はカメラを構えた人達で大いに賑わったようです。
そして先日12月1日にはついに500mを突破。634m(むさし)になる日が着々と近づいていますわね。
ゆきぴゅーが初めて間近で観たのは6月で、タダごはでも第107回でご紹介しました。
(あれから100m以上も
高くなっているんですのね〜)
な〜んて考えながら外を見れば雲ひとつない晴天。
抜けるような青空に凛と伸びるスカイツリーを今年最後に見納めしなくちゃですわ〜!
と思いついたゆきぴゅーは、同時にあるものが頭に浮かびましたの。それは、たびたびメディアで取り上げられているスカイツリーのおひざもとの新名物『タワー丼』。
スカイツリーを模した海老の天ぷらが何本か直立しているボリューム満点の天丼で、たしかぴったんこカン・カンで安住アナがおいしそうに食べてましたわ。
アレを食べずして2010年は終われないですわ〜!
と考えたゆきぴゅーは、
スカイツリーといえば鈴木さん!
(建設地の近くにお勤めだから)
タダごはといえば鈴木さん!
(いつもごちそうしてくれるから)
という勝手な方程式のもと、急きょ鈴木さんにメール。
大急ぎで支度をして電車に乗って図ったようにお昼どきに到着したゆきぴゅーをやさしい鈴木さんはちゃんと押上駅B3出口(スカイツリーへはこちらの出口が便利ですの)で待っていてくださいました。
「ところで鈴木さんはタワー丼
食べたことありますの?」
「まだないんですよ。
いつもスカイツリー見物の人達で
混んでいて敬遠しがちでね。
地元にいるとこんな機会でもないと
行かないですよ」
そのタワー丼を提供しているのは、業平橋にある『そば処かみむら』さん。
スカイツリー建設現場のすぐ近くで暖簾を掲げる昔ながらのお蕎麦屋さんなんですの。
他のメニューを見ることなく、
「タワー丼ふたつ!」
と注文して待つこと10分。
大海老の天ぷらがドドーンとそびえ立つ、かなりのビジュアルの天丼が運ばれてきました。
その高さ約25cm!
「お待ちどうさまでした〜。
天つゆが別になってますので
ご自分でかけて召し上がって
くださいね。
写真を撮るならかける前ですよ」
「えっ?!
あああ、かける前、ですのね?!」
「ええ。
かけたとたんに崩れてきちゃいます
からね。
さぁ早く撮って」
さすがお店の人もミーハー観光客の扱いを心得ていらっしゃるご様子ですの。揚げたての海老天が冷めちゃう前にサササっと記念撮影して、
「いっただきま〜す♪」
タワーのてっぺんから天つゆをかけると、なるほど重みであっという間に海老がしなしな〜となっていきます。
それにしてもこのタワー丼、3本の脚で支えられて立つスカイツリーになぞらえて大海老を3本。その海老がしっかりと立つように土台にはかき揚げを置いてしっかり補強してありますの。
後ろはさりげなく丼のフタで支えられているとはいえ、本物のスカイツリーに負けない計算され尽くした構造にあっぱれ、でしたわ。
実は正直(うわ、これ全部食べられるですの〜?)と心配していたゆきぴゅーでしたが、甘すぎない天つゆも好みで、大根おろし、お新香などの力を借りて難なくぺろりと完食。
その後、胃もたれもなく、大海老3本の幸せだけが残ったタワー丼だったのでした。鈴木さんごちそうさまでした。
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