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88.ロケ地めぐり第一弾 〜猿島編〜 2009/08/26
 

■ 好評のシリーズ化となるか?!(どうかわかりませんの)

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前回のお台場ガンダムネタを読んだという映像プロデューサーK玉氏よりこんなメールが来ましたの。

「ゆきぴゅーさん、こんにちは。
 ガンダムも結構ですけど、特撮ロケ地めぐりはその後どうなっているんですか?
 しばらくやっていませんよね。

(だ、だから別にわたくし特撮のロケ地めぐりしているつもりはないんですのよ)

 ・・・・・首都圏外郭放水路吉見百穴大谷石地下採掘場ときたら
 次はもう『猿島』しかありません!
 ぜひ行ってきて下さい!
 次のタダごは楽しみにしていますよ」

残念ながらゆきぴゅーすでに猿島へは2年程前に雑誌「デジタルフォト」の取材で行ったことがあるんですの。

仮面ライダーなどの特撮ロケ地でも有名な場所だってことも知っているんですのよ。

と、得意気にメールを返信したら、こんなお返事が返ってきてしまいましたの。

「そうでしたか!行ったことあるんですか!
 だけどこの夏『劇場版仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』が
 大ヒットしてますから、今行くのが旬だと思うんですよ。
 実はこんなことを言いながら僕自身、猿島へはまだ行ったことがないんです。
 よかったら今週末、僕の友人も誘ってでご一緒しませんか?!」

えええ〜???

「ちなみにその友人ってのはですね、仮面ライダーの1号からブラックRXまでの
 変身ポーズが全部出来るんですよ」

そ、そうですか、、、

「あっ、もちろんなにかごちそうしますよ。
 たしか夏の猿島はバーベキューが出来たんじゃないかなぁ〜」

バーベキュー?!?!
それは行くしかありませんわ〜!!!
と一瞬で肉に釣られたゆきぴゅーは、どう考えてもヲタク系の殿方2名と共に東京湾に浮かぶ無人島“猿島”に夏の思い出作りに行くことになったのでした。

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横須賀沖約1.7kmに浮かぶ猿島へは
三笠桟橋から船でわずか10分ほど
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猿島は宿泊禁止の無人島。
猿もいませんの
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バーベキューを楽しむ観光客であふれかえっていたビーチ。オフシーズンはこんなにのどかだったのに (上は2007年10月撮影)
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仮面ライダー1号がこのあたりをバイクで走ったのは第9話「恐怖コブラ男」の回だそーです
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緑に覆われた幹道は異国情緒満点で
かなりフォトジェニック

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このトンネル、薄暗く足元が滑るためカップルが手をつないで歩くことから“愛のトンネル”と呼ばれているんですの(右のトンネル)。 夏は水着のままで歩くカップルの姿も
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レンガ造りのトンネル内は夏でもひんやり
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ここがゲルショッカー結成式の場所。
ちなみにこの建物は現在登れません
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夏は釣り派かバーベキュー派かに分かれる猿島
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ごちそうさまでした
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ちょっとしたリゾート気分も味わえる猿島。来年はゆきぴゅー主催のバーベキュー大会開催?!

こんなわけで週末、横須賀中央駅で待ち合わせた3人。

「はじめまして。ゆきぴゅーと申します」
「どうもはじめまして、K玉さんの後輩の
 南K太郎(仮名)です」
「南さんはどうして夏なのに手袋を
 しているんですの?」
「ハハハ。
 南はブラックをイメージしてるんですよ。
 あ、そうそうゆきぴゅーさん。
 この間も言いましたが彼は
 昭和ライダーの変身ポーズが
 全部出来るんです。
 何かリクエストありますか?」

「い、いえ、結構ですわ、、、」

・・・と、軽く引きながら徒歩15分ほどの三笠桟橋に向かいましたの。
さすが夏休み中ですわね。たくさんの人が出港待ちをしていました。

切符を買って待っている間や船に乗っている間も、特撮ファンにおける猿島の存在というものについて延々と聞かされたゆきぴゅーでしたが、内容はほとんど覚えていませんの。

さて猿島に到着していよいよ上陸ですの。

砂浜には大勢の海水浴客とバーベキュー客、、、。あちこちからお肉を焼くいい匂いが漂ってきます。しかしながら今回わたくしたちはバーベキューという選択肢は無くなっておりましたの。なぜなら切符売場で「本日のバーベキュー用品レンタルは予約でいっぱいとなっております」と聞いてしまったからですの。

もちろん予約などという気の利いたことをK玉氏がしているハズはなく、無人島でバーベキューの夢は上陸前にあっさりと消え去っていたのでした。

「さぁ僕らはこのエリアには用は
 ありませんから、
 島内散策に参りましょう」

そう言いながらさっさと歩き出したK玉氏。
南さんとゆきぴゅーも後に続きました。

ところで猿島は、縄文時代までさかのぼるというくらい長い歴史のある島。

特に明治時代に作られた赤レンガの軍事要塞が有名で、歴史的遺産が数多く残る島なんですの。人で賑わう桟橋周辺の砂浜エリアからちょっと歩くとすぐに緑に覆われた幹道に入ります。夏でもひんやりと湿った赤レンガのトンネルの辺りはまるで違う時代にタイムスリップしたかのようなんですの。ゆきぴゅーは2度目とはいえ思わず何枚もシャッターを押してしまいます。お連れの方々はというと、、、、

「たしかこのあたりが剣(ブレイド)と
 カリスが戦った場所だ」

とか、

「これがコブラ男が出てきた穴ですね」

とかなんとか言いながらとても楽しそうですの。しばらく歩くと、目の前がぱぁ〜とひらけて、ちょうど猿島の真ん中あたりに位置する“展望台広場”に到着しました。

すると、
「ぉおおおおおーーー!!!
 これかぁぁーーーー!!!」

と歓喜の声をあげるお二人。どうやらここが一番来たかった場所のようですの。

「お教えしましょう、ゆきぴゅーさん。
 この場所はですね、1972年10月7日
 放送の仮面ライダー第80話
 『ゲルショッカー出現!仮面ライダー
 最後の日』で、ゲルショッカー日本
 支部の結成式が執り行われた場所
 なんです!!!」

「はぁ、そうですか」

「だからここでは3人そろって
 “イー!!!”と
 やらなければいけません」

「おふたりでどうぞ」

とそんな調子で、ゆきぴゅーがベンチに座って南アルプス天然水でのどを潤している間、二人は飽きもせずいろんな角度から写真を撮りまくり、ブラック将軍が立っていたのはあの位置だとか、30ン年前に比べて今は周りの木が高くなったから雰囲気が変わったとかそんなことを話しているのが聞こえました。そうしてしばらくすると、

「さてゆきぴゅーさん。
 そろそろ桟橋に戻りましょうか」

「えっ?!もう帰るんですの?」

「だって目的の場所に来れたじゃ
 ないですか」
「そ、それはそうですけど、
 まだ海側のほうに行ってませんわよ」
「そっちには何か面白いものが
 あるんですか?」
「面白いかどうかはわかりませんが、
 せっかく来たんですから
 行ってみるですわ」

と二人を促してとりあえず桟橋と反対側の海際まで歩いて行ったのですが、何人かの釣り人と岩場で遊ぶカップルがいるくらいで特に何もなかったので、仕方なく桟橋のほうに戻ることにしました。

再び桟橋に戻ってみると、着いた時よりもお天気が良くなって青空が広がり、さらに人の数も増えているようでしたの。そんな中、汗だくで戻ってきたヲタクチームは「次の船の時間までビールを飲みましょう」ということになり、売店でつまみを調達して乾杯しましたの。

「それにしてもすごい人出ですわね〜」

ゆきぴゅーが真っ黒に日焼けしたビキニのおねーちゃん達を見ながらそう言うと、

「この暑い中、よくもまぁ
 バーベキューなんかしに
 この島まで来ますよねぇ〜」
「まったく物好きですねぇ〜」

と連れのお二方。

(っていうか、あの建物を見るだけの為に来た自分たちは一体どうなんですのー???)
と思いましたが、炎天下ですきっ腹に飲んだビールが猛烈な勢いで回ってきたゆきぴゅーは、反論の余地もなく、ぐるぐると世界が回りながら再び船に乗り、意識不明のまま京急線に揺られ東京へと戻ってきたのでした。

猿島滞在たったの2時間。だけど夏の思い出として足にくっきりとサンダルの日焼けが残った一日だったのでした。

猿島への船便

猿島へは毎時30分に一便が運航されています(3月1日〜11月30日まで。冬期間は別時間なので要注意)。夏休み期間の混み合う週末などは、時間外のピストン輸送も行うとのことでした。
運賃は大人一人1200円(往復)。
航路や桟橋へのアクセス情報など詳しいことはコチラのサイトからどうぞ。

 

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初出:2009/08/26

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