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78. 時そばのあとは目玉おやじの春でごちそうさまですの 2009/03/18
 

■ 前回見ず知らずのおじさんにお蕎麦をごちそうになった後
  ゆきぴゅーが行った所とは?

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ゲゲゲの鬼太郎といえば、今やTVアニメや映画にと大人気の国民的キャラクターですわね。

妖怪好きのゆきぴゅーももちろん鬼太郎大好きなのですが、その原作者である水木しげるさんのことは、実は去年読んだ「ゲゲゲの女房」で初めて詳しく知ったというのが正直なところなんですの。

この本は、水木さんの奥様が書いたエッセイで、水木さんとのお見合いから数日後のスピード結婚式、それからの超貧乏生活の日々などを“奥さまの側”から素直に、そして愛情あふれる文章で書かれていて、とても興味深く読んだのを覚えています。

それ以降、水木しげるさんの著書を少しずつ読むようになったわけなのですが、それがどれもこれも面白いんですの。水木さん自身が本当は妖怪なんじゃないですの〜???と思ってしまうほど。奥様も「水木サンは死なないような気がします」と書いてらっしゃるのもうなずけるような気がします。

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古いお蕎麦屋さんを改装して作られたという「鬼太郎茶屋」。木の上には鬼太郎ハウス、屋根には妖怪とぬかりない演出があちこちに!
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飲食コーナーから見た景色
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ついたてがぬりかべ。細かいところに注目ですの
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店内にはもちろん鬼太郎も
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こちらが目玉おやじのクリームぜんざい(700円)。アイスの上に目玉餅を乗っけて食べますの
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2階には妖怪ギャラリーや、自由にくつろげる
こんな癒しのお部屋まで

「ゲゲゲの鬼太郎」は、もともと別の人が描いた「ハカバキタロー」という紙芝居があってそれをもとに水木さんが「墓場の鬼太郎」としてリメイクしたものだとか、TVアニメ化にあたって“墓場”はないだろうってことで“ゲゲゲ”にしたとか、そのゲゲゲというのはロレツがまわらず言葉を喋るのが人一倍遅かった子供時代に茂という自分の名前を「ゲゲル」と言ったことでゲゲと呼ばれていたからだということ、、、そういう小ネタがわかってくるとさらにハマっていくわけでして、近年のウエンツくん主演の映画はもちろん、それ以前に製作された月曜ドラマランド『ゲゲゲの鬼太郎(1985)』と『妖怪奇伝ゲゲゲの鬼太郎 魔笛エロイムエッサイム(1987)』なんていう作品までもDVDを借りてきて観ちゃったりして、もう頭の中は妖怪だらけ。つい最近の007のようなものですわね。

ゆきぴゅーにとっては衝撃的なエピソードだったのが、水木さんは戦争に行って敵の爆弾によって左腕を麻酔無しで切断したということ。衛生状態も悪く充分な治療が出来なかったけれど、持ち前の食欲でなんとか持ちこたえて奇跡的に良くなっていったんだそうです。

ある日「切った左腕の付け根からかすかに赤ん坊の匂いがした」そうで、“これで生きて日本に帰れる”とうれしくなったと著書に書かれていました。生命が底の方からわき上がってくるような感じで、毎日その匂いをかぐのが楽しみだったんだそうです。

何年か前にヤンキースの松井秀喜選手が手首を骨折して手術した時に、抜糸後の会見で「良くなってきていてうれしい。左手もいい匂いがするし」と言ったそうですが、このことについて、

“そういうことって本当にあるんですよ、人間て細胞が再生する時にいい匂いがするんです。漫画家の水木しげるさんも同じようなことをおっしゃっています”

と、ネット上にあったどこかのお医者様のコメントを読んでちょっと不思議な気持ちになってしまったりもしました。

・・・と、なぜ今回は水木しげるさんと鬼太郎のうんちくを並べるのかといいますと、、、、実は前回の“タダでお蕎麦”の後ゆきぴゅーは、深大寺門前にある『鬼太郎茶屋』に行ったからなんですの。

神代植物公園には何度も行っていたのにまったくその存在を知らなかったのは、いつも反対側の正門を利用していたからなんですのねー、と納得。

で、その鬼太郎茶屋、妖怪の雰囲気にぴったりの古〜い2階建ての建物を改装して作られているんですの。屋根に“おとろし”がいたり、木の上に鬼太郎ハウスがあったりと、なかなか凝った造りになっていますの。中に入るとTシャツやらお菓子やらを売る妖怪ショップ、そして奥には6畳ほどの妖怪喫茶コーナー。せっかくなのでお蕎麦の後のデザートを食べることにしました。

おしながきを見ると、あんみつやぜんざいなどの甘味の他に、鳥取の逸品として“あご野焼きかまぼこ”や“白いか一夜干し”、“ぬり壁のみそおでん”なんてのもあって、もちろん鬼太郎ビールや米子の米焼酎があるので、茶屋で一杯ひっかけたいという方にもオススメかもしれません。

妖怪のネーミングがされている甘味の中から、ゆきぴゅーは『目玉おやじのクリームぜんざい』を注文しました。お部屋の中は、障子が目目連(もくもくれん)だったり、ついたてがぬりかべになっていたりとあちこちに妖怪がいて楽しいんですの。

さらに、見上げた壁に京極夏彦氏と諸星大二郎氏のサインが飾られていたのには感激でしたわ。

食べれば普通においしいクリームぜんざいをいただいた後は150円払って2階の妖怪ギャラリーを見ることに。そこには水木さんの著書や貴重な原画などが展示されているのですが、必見は日本地図の上に置かれたご当地妖怪フィギュア。ちなみにゆきぴゅーは、お尻に大きな目がある妖怪“尻目”がツボでした。これから行かれる方はぜひお気に入りの妖怪を見つけてくださいませね。

こうしてつかの間の妖怪ワールドを楽しんだゆきぴゅー。

そうそう、なんで鬼太郎茶屋が東京都調布市にあるのかというと、水木しげるさんが40年近く住んでいらっしゃるからなんですの。ということで、お次は水木さんの故郷で妖怪の街として知られる、鳥取県の境港市に行って“水木しげるロード”を歩くこと、これがゆきぴゅーの目下の夢なんでございますの。

 

■鬼太郎茶屋■

鬼太郎茶屋 
定休日:月曜日 営業時間:10:00〜17:00
東京都調布市深大寺元町5-12-8

<アクセス>
・京王線「調布駅」より「深大寺行き」バスに乗り終点下車。
・JR中央線「三鷹駅」「吉祥寺駅」南口より「調布駅北口行き」バスに乗り
 「深大寺入り口」または「深大寺小学校」下車徒歩5分

いよいよ桜のシーズン到来。深大寺や神代植物公園に行かれる方はぜひ鬼太郎茶屋にも足を運んでみてくださいませね。飲食コーナーにあったノートに、ゆきぴゅーも記念に描いてきましたの。

 

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初出:2009/03/18

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