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57. 藤と餃子でごちそうさまですの 2008/05/14
 

■去年に引き続き亀戸天神に出かけたゆきぴゅー。
  その後に待ちかまえていた不幸とは???

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いつのたれ死にするかわからないフリーの身であるゆきぴゅーにとって“ゴールデンウィーク”なんて感覚はありませんの。

かえっていつも遊んでくれるお友達が、やれハワイだ、グアムだといっていなくなってしまうのでヒマなんですの。そんな時こそいつもギリギリで書くタダごはの原稿を終わらせればいいのにと思うのですが、時間がたっぷりあるとまったくやる気がおきないのはなぜですの〜???

あまりにもヒマなので、去年の今頃は何をしていたですの?と、タダごはのバックナンバーを見ていたら、あらそうですわ、亀戸天神の藤を撮りに行っていたんですのね(第33回 フォトコン入賞めざしてごちそうさまですの)。

さっそく亀戸天神社のHPを見てみると、藤の花はまさに今が見頃で、なんでも夜は藤棚をライトアップしてるんだとか。これは行くしかありませんわ!そんでもってどうせ行くなら亀戸でおいしいものを食べるですわと、ネットで情報収集してみると『亀戸餃子』なる有名店があることがわかったんですの。これですわ〜!GWは藤と餃子で決まりですわ〜!と一人で勝手に盛り上がって、さっそくその日の夕方、三脚片手に亀戸へと向かったのでした。

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太鼓橋からのながめ
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夜もオススメ

一年ぶりの亀戸天神、去年は昼間でしたが今年は日が暮れてからの到着ですの。大鳥居をくぐると、夜風に乗って藤の甘くていい香りが漂ってきました。辺り一面アロマキャンドルを焚いてるみたいなんですのよ。

(夜の藤ってのももなかなかですわ〜!!!)

一つ目の太鼓橋からは満開を迎えている藤のじゅうたんを眼下に見渡せます。淡紫色の花が闇に照らし出されてなんとも妖艶な雰囲気。こ、これは間違いなくカップルで来たらイイ雰囲気になっちゃうんじゃないですのー?!と辺りを見回したら、やっぱりカップルだらけでした。

さて、タダでアロマテラピーを満喫した後はお待ちかねの餃子ですわ!と、お目当ての『亀戸餃子』へ急ぎました。が、しかし、ゆきぴゅーはお店の前で呆然と立ちつくしてしまったのでした。

がーん。

な、なんと、すでに閉まっていますの。
餃子がなくなり次第閉店という超人気店の現状をあまく見ていたゆきぴゅー、その日は肩をガックリ落しながら帰路についたのでした。

それから2日間、餃子への熱い想いを断ち切れないまま悶々と過ごしていたゆきぴゅーに、あの札束とーちゃんの愛娘T美ちゃんから電話があったんですの。

「はぁ〜い、ゆきぴゅー。何してる?」

「あれ?T美ちゃん。GWは毎年恒例のハワイ旅行じゃないですの?」

「うん、それがね、知ってるかもしれないけどお父さんが人間ドッグでひっかかちゃってね。
 とりあえず今年のGWは旅行は無しってことになったの」

「そうだったんですの。で、おとーちゃんは大丈夫ですの?」

「大丈夫、大丈夫。血圧高いって言われたらしいけどぴんぴんしてるよ。
 ところで明日ヒマだったらどこかドライブ行かない?」

「いいですわよ〜!」

「どこに行きたい?」

「餃子食べたいですの」

「な、なんでまた餃子?!(笑) それじゃ宇都宮に行って餃子食べる?」

「行きますわ〜!行きますわ〜!」

電話を切ってからゆきぴゅーはあることを思い出しましたの。宇都宮の近くにゆきぴゅーの尊敬する版画家、川上澄生さんの美術館があるですわ。しかもちょうど今の季節だけ代表作の『初夏の風』が展示されているハズですの。T美ちゃんにそれを話すと「私も観た〜い!」というお返事が帰ってきました。こうして念願の美術館にも行けて餃子も食べられるということになったんですの。

翌日、T美ちゃんの運転で東北道を北上ですの。助手席でナビを見ながら、

「目的地までは120キロくらいだから2時間あれば楽勝で着きますわね」

なんてのんきなことを言っていたゆきぴゅーに、そこで再び世間をあまく見ていたツケが回ってきましたの。あれれ?なんだか急に交通量が増えて来ましたわね、なんて話していたら気づいた時には大渋滞にハマっておりました。おまけに数キロ先では事故渋滞が待ちかまえているらしくって、掲示板には宇都宮まで3時間以上なんていう恐ろしい数字が出てますの。

「ど、どうする?ゆきぴゅー」

「こういうときは潔く高速下りて下道を行くですわ、T美ちゃん」

「りょ、りょうかい」

しかし下りたら下りたで、下道も大渋滞。こんどは佐野プレミアムアウトレットに行く群衆の渋滞にまんまとハマってしまったんですの。時速2qくらいの超スローペースでなんとか佐野市内を通過すると、ようやく国道の流れは普通に戻りましたの。もしかしたらあのまま高速に乗っていたほうが早かったのでは?と思いましたが、それを口にしたら人生勝ち負けで言ったら「負け」なのでやめました。でもきっとT美ちゃんも同じ事を考えていたに違いないですの。

美術館には14時前に着く予定が、ギリギリ16:30の最終入館時間に間に合うという大誤算、、、。しかし念願の名作『初夏の風』を目の前にして大満足のゆきぴゅーだったのでした。

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定番、焼き餃子
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スープも美味な水餃子
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けっこうイケる揚げ餃子

「さぁ、お次は餃子ですわ!」

「わ〜い!行こう行こう!」

車を走らせるとしばらくして『宇都宮みんみん』なるお店を発見ですの。東京では聞いたことのない餃子専門店ですが、お昼でもお夕飯でもない時間なのにかなりお客さんが入っているところを見ると味は間違いなさそうですわ。

この日、餃子のためにお昼を食べないで臨んだ二人はお腹ペコペコですの。

「へぇ〜。餃子の種類は焼き・水・揚げ
 の3種類なのね。
 まずはどれをいく?ゆきぴゅー」

「全部ですわ!」

「じゃ、焼き・水・揚げの全種類を
 それぞれ一人前ずつ!
 それからライスとラーメン」

と、すごい注文の仕方をしたのですが二人ともペロリと平らげましたの。

「おいしいね♪」

「幸せですわ〜」

結局その後もさらに焼き餃子を3皿追加注文して、思う存分宇都宮餃子を満喫したT美ちゃんとゆきぴゅー。

強烈なニンニク臭のする車で、再びGW渋滞にハマりながら東京に戻ってきたのでした。

 

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鹿沼市立川上澄生美術館

明治・大正・昭和を生きた版画家、川上澄生の代表作『初夏の風』。
かの棟方志功がこれを見て版画家になる決心をしたという逸話がありますの。
タイトルになっている“風”を、爽やかとしか言いようのないエメラルドグリーンで表現していて、まさに今の季節にぴったり。
毎年この時期に約1ヶ月間だけ展示される特別な一枚なんですの。(今年は6/1まで)

>> 鹿沼市立川上澄生美術館のホームページ


宇都宮みんみん

ゆきぴゅーとT美ちゃんが今回行った餃子専門店。焼き・水・揚げどれも美味しかったけど、一番好きなのはやっぱり焼き餃子

>> 宇都宮みんみんのホームページ


 

初出:2008/05/14

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