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28.銭湯でデートでごちそうさまですの 2007/02/21
 

■ ゆきぴゅーが殿方とデート?!そのお相手は誰ですの〜

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突然ですが先日ゆきぴゅーはデートをしたんですの。

お相手は、カメラ雑誌やウェブでご活躍中のデジタル系ライター、荻窪圭さん(既婚)。元お師匠さまつながりでかれこれ5、6年前からのお知り合いの殿方ですの。実は、去年9月に発売された荻窪さんの著書「デジカメ撮影の知恵」が欲しいですわ〜と常々思っていたんですの。そこで、

「荻窪さんが書いたデジカメの本、サイン本でゆきぴゅーにくださいませっ!」

とメールしたら、

「それは“本を買ったからサインしてくれ”じゃなくて“サイン付の本をくれっ”
 なのでしょーかっ(笑)」

というお返事が返ってきたんですの。もちろん後者に決まってますわ。

「じゃこんど江戸東京たてもの園にデジカメ作例用の写真撮りに行くからそこでデートしませう。その時、本持って行ってあげるよ」
ということに。わーい。そんなわけで先週ゆきぴゅーは、ぽかぽか陽気の中カメラぶら下げてお出かけしたのでした。

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江戸東京たてもの園』は、桜で有名な小金井公園内にある、昔の建造物を移築&復元した、いわば歴史的建物のテーマパーク。都内各地にあった現地保存が難しい建物をここに運んで展示して次世代に語り継ぎましょう、という所なんですの。古道や古地図が好きな荻窪さんは年に何回か来るお気に入りの場所なんだそうですのよ。まずは西ゾーンにある、江戸後期に建てられたという農家の庭のベンチで、買っていった鯛焼きを、仲良く日向ぼっこするじーさんばーさんのように食べながらおしゃべりしました。

「久しぶりだねー、ゆきぴゅー」
「もしかして2年くらいぶりですの?」
「ちゃんと生活できてる?」
「ま、まぁなんとかですわ。荻窪さんは景気いいですの?」
「よくないねー。よくないから景気付けに買い物ばかりして
 ますますよくないねー(笑)」

それから、茅葺屋根の農家で囲炉裏にあたったり、昭和初期の写真館に入ったりしてのんびり撮影して周りましたの。しばらく歩いたらお腹がすいたので園内唯一のお食事処であるうどん屋さんに入ることにしました。

「ところで荻窪さん。本は持ってきてくださいましたの?」
「あ、持ってきたよん。ハイどうぞ」
さっそく拝見すると、写真がたくさんあってわかりやすそうな内容ですの。
「ありがとうございますですの〜。あれ?でもこれサインないですわよ」
「あ、書くの忘れてた」
「じゃこのあたりに“ゆきぴゅーさんへ”ってかいてくださいませ。
 ゆきぴゅーさんへの“へ”はさんずいの江ですわよ。はい、ペン」
「あらたまるとなんか照れるなぁ、、、」
「・・・(←じぃっと見てる)」
「縦がいいかな、横書きがいいかな」
「どっちでもいいですわよ」
「うーん、、、」
「、、、(←じぃっと見てる)」
「うーん。こうかな?こっちかなぁ、、、」
「・・・(←じぃっと見てる)」
「・・・これ売れてないんだよねぇ(笑)」
「そうなんですの?どーでもいいけど早く書いてくださいませ、荻窪さんっ!」
「はいはい、、、じゃ」

、、、と、もったいぶって書いたわりには、“ゆきぴゅーさん江”の下にどうやったら荻窪圭に見えるですの?という文字が、、、。まぁサインなんだから仕方ないですわ。じゃゆきぴゅーが幅広く宣伝しておいてあげるですわ、と調子のいいコトを言って著者直々にタダでいただいてしまいました。

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さて、腹ごしらえの後は東ゾーンの下町中通りをぶらぶらと散策しましたの。このあたりは昭和初期のどこかモダンな建物がかっこよく並んでいるエリアなんですの。

なんといっても一番イイ味出しているのが銭湯「子宝湯」。昭和ヒトケタの頃、北千住にあったものなんだそうですの。

もちろん今は銭湯としては使われていませんが、自由に見学することが出来ますのよ。その日は女湯が改装中だったので男湯へ。

正面の壁画は定番の富士山が描かれています。すりガラスからのやわらかい日差しが室内に入り込んでなんとも良い雰囲気ですわね〜、荻窪さん、と振り返ると、なんと女湯を盗撮中ですの!

ゆきぴゅーも負けじと風呂桶と腰掛の向こうに富士山をいれてカッコいい画を撮るべく床に寝転がりながら悪戦苦闘をしていると、、、画面の中に亡霊が!、、、って、荻窪さんじゃまですわー。

その後、子宝湯をあとにして荒物屋の中で骨董っぽい瀬戸物を撮ったり、外に展示されている黄色い都電に乗ったりしていたところにゆきぴゅーの携帯がピロピロ鳴りましたの。見知らぬ番号なので誰ですの?とちょっと不審に思いながら電話に出ると女の人の声が。

「もしもし。ゆきぴゅーさまで
 ございますか?」
「そうですの」
「こちら、江戸東京たてもの園です
 が、落し物ということでお客さまの
 名刺入れがこちらに届いておりま
 す。まだ園内にいらっしゃいます
 か?」
「は、は、はい、います、います!
 今、都電に乗ってますの」
「ではお帰りの際、切符売り場横の
 インフォメーションまでお越しくだ
 さいませ」
「わ、わかりました。
 どうもありがとうございますです
 の」

一体どこで落としたんですの〜?
きっと荻窪さんに名刺を差し上げたうどん屋ですわね、なんて話をしながら、撮影の方も一段落したようなので切り上げることに。帰りにいそいそとインフォメーションカウンターに寄りましたの。

「あのぅ、、、さきほどお電話いただいた、名刺入れを落とした者なんですが、、、」
「はい。こちらでございますが間違いございませんでしょうか」
たしかにゆきぴゅーの名刺入れですわ。
「ありがとうございました。ところで、これどこにあったんでしょうか?」

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するとお姉さんはにっこり笑ってこう言いました。

「子宝湯の男湯でございます」

がーん、、、。

きっと這いつくばって壁の富士山撮ってた時にカバンから落ちたんですわ。男湯で名刺入れを落として見ず知らずの人に拾われるなんて格好悪いですわ〜。ゆきぴゅーはそそくさとお礼を言ってその場を立ち去ったのでした。女子諸君くれぐれも男湯での落し物にはご用心、ですの。

女湯を盗撮しているかと思いきや、こんなステキなカットが撮られていたのでした。(画像提供:荻窪圭さま)
あられもないすがたで名刺入れを落としたゆきぴゅーの図っ(文と画像提供:荻窪圭さま)

デジカメ撮影の知恵
荻窪圭著 宝島社新書

ちょっとしたポイントをおさえればもっとプロっぽい写真が撮れるよ、っていうアドバイス本です。ほどよい大きさとほどよい厚みで、すらすらと読めるのでとってもオススメですわよ。ゆきぴゅーも読破いたしました。
荻窪圭さんのHPはこちら
 
初出:2007/02/21
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