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23.収穫の秋でごちそうさまですの 2006/12/06
 

■ 姿を消したはずのお師匠さまからまたしても・・・

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今年3月、神田のうなぎ屋さんで、かつてのお師匠さまと今生の別れをしたと思っていたゆきぴゅーでしたが、またしてもケータイに怪しい着信が入りました。

あのときと同じく1回目が通知不可能。
2回目が非通知ですの。
こんな嫌がらせはお師匠さまに違いないですわと思って出たら、やっぱりそうでしたの。

 「おう、ゆきぴゅー。タダでごはんのネタ欲しいか?」
 「は?な、なんですの、いきなり」
 「今はこれ以上は言えない。まあ、ちょっと来い!」
 「ちょっと来いってお師匠さま、地下に潜っているんじゃないんですの。
  いったい今どこにいるんですの?」
 「この基地の住所は○×△■▽×☆○◇だ。外部に漏らすんでないぞ」

ツーツーツー。

 とりあえず何かネタを提供してくださるようなのでゆきぴゅーは出かけていくことにしましたの。
 
 「ご、ご無沙汰していますの」
 「おう」
 「なんですの?全然潜ってなんかいないじゃないですの」
 「まあいいじゃないか。ところで最近のデジカメ業界はどうだ?平和になったか?」
 「今年はキムタク進出でびっくりしちゃいまましたが、相変わらず
  エビちゃんやあゆも健在ですわよ」
 「うむ。そうか・・・」
 「ところでお師匠さま、タダでごはんのネタって何ですの?」
 「ん?ああ、、、それならあそこだ」
 そう言って窓の外を指差しますの。
 「え?」
 「庭にある」
 「に、庭〜?」

 何のことだかさっぱりわからないゆきぴゅーに、お師匠さまはなぜか長靴と軍手を持ってきて言いました。

 「ほれ、これをはくがいい」
 「こ、これは???」
 「そこ掘ってみろ」
 「何が出てくるんですの?」
 「山芋だ」
 「や、やまいも〜?もしかしてタダごはのネタって山芋ですの〜?!
  しかも自分で掘れってことですの〜?!」

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 それから1時間。ゆきぴゅーは泥だらけになりながら、土を何十センチも掘り起こし、生まれて初めて山芋の収穫をしたのでした。

 「(ゼーゼー)お師匠さま、
  これ、自分で植えたんです
  の?(ゼーゼー)」

 「そうだ」

ならば収穫も自分でやれよと思ったのですが、タダでごはんのためなので文句を言うわけにはいきません。

 「で、これ、食べていって
  いいんですの?」
 「おう。ちょうど昼だ。今日の
  ランチは自家製とろろ飯といこうじゃないか!」

・・・って自分は相変わらず何にもしないんですのよ。ゆきぴゅーは昔のお弟子さん時代を思い出しながら、ご飯を炊き、お味噌汁を作って、収穫した山芋をすりすりして、とろろご飯定食を作りましたの。そしてかつてのように、ちゃぶ台に向かい合わせで座りました。

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 「よし、食うか」
 「いただきますですの〜」
 ズズズズズ、、、、
 「おいしいですわね。このとろろ」
 ズズズズズ、、、、
 「うむ」
 ズズズズズ、、、、
 「さすが自家製ですわね」
 ズズズズズ、、、、
 「うむ」
 ズズズズズ、、、、
 「・・・ところでゆきぴゅー」
 「なんですの?」
 「・・・まくは元気か?」
 「ままま、まくはですね、今は私の姪っ子みきぴゅーのおうちで幸せな余生を
  送っていますわ」
 「・・・そうか。それならいい」
 
そう言ってお師匠さまは箸を止めて遠い目をしています。
 「お師匠さま。もしかしてまくがいなくなっちゃって淋しいんじゃないですの?」
 「・・・」
 ズズズズズ、、、、
 「お、お師匠さま?」
 「ん?そ、そんなことはない。代わりがいるからな」
 「ええっ?!今なんて?!」
 「代わりがいる。白くて餅みたいなやつだ」
  「え?白いやつ?も、も、もしかしてそれは!!!」

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 お師匠さまはいきなり立ち上がって、隣の部屋に行ったかと思ったら、真っ白なコリラック○を抱いてきましたの。まくほど大きくはないのですがやっぱり1メートルくらいはある巨大なぬいぐるみですの。

 「これはやらんぞ」

お師匠さまは終始そう言いながら、代わりに残った大量の山芋を新聞紙にくるんで持たせてくださったのでした。

そして帰り道、ゆきぴゅーはふと気がつきました。
“もしかしてお師匠さまは、単に山芋を掘るのがいやだっただけなのではないですの・・・???”

 その日からゆきぴゅーの食生活はというと、とろろご飯が毎日続いておりますの。

またまた登場の“リラックマ”ですの。このコリラックマは、いつもリラックマにいたずらばかりする白くてちいさなくまの子。真っ白でとってもかわいいので、クリスマスシーズンにぴったりだと思うんですの。ゆきぴゅーも特大コリラックマ欲しいですわ〜♪。
 
初出:2006/12/06
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