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スタグラ・特集記事
Picasa2 講座 写真の整理と管理術
第 5 回 ギフトCDの作成 2008/12/24
 

パソコン持ってるからと言って、インターネットが自由に使える、ウェブアルバムが簡単に見られるとは限らないので、写真はCDなどのディスクで保存したり、ディスクで知人に渡したい…要望もありますよね。

今回はPicasa2を使って、写真をCDに保存する「ギフトCD」の作り方です。

ギフトCDはパソコンとCD-R (DVD-R) ドライブ、CD-Rディスク 1枚があれば、簡単に作成できます。

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Text by 神崎洋治
 

ギフトCDのスライドショー画面。知人に渡して思い出を共有するも良し、保管するも良し。

  写真をたくさん渡すならギフトCD このページのトップへ  

たくさんの写真を高解像度のまま渡したり、インターネットを利用していない友人に写真を見せたい場合にお勧めなのが「ギフトCD」機能です。

ギフトCDとは、Picasa2の機能のひとつで、CD-RやDVD-Rディスク等に指定した写真を保存でき、更にそのディスクの中にはスライドショーの再生プレイヤー(Windows用ソフトウェア)やPicasaのインストーラが収録できる、というもの。

ギフトCDを受け取った友人は、CDをWindowsパソコンにセットして、写真のスライドショーを楽しんだり、Picasaをインストールして画像を共有することが可能になります。なかなか楽しそうでしょ。もちろん、自分の保存用としてギフトCDで残しておく、という方法もあるわけです。

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画像A

ギフトCDのメニュー画面
ギフトCDをパソコンにセットしたところ。パソコンの設定にもよるが、通常はこのように自動的にスライドショーのメニュー画面が表示される。見たいスタイドショーを選択する。メニュー選択肢が2つだと、例題のようにちょっとバランスが良くない。

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画像B

スライドショー再生
スライドショーを再生している画面。表示(切替)間隔は簡単に変更できる。

ギフトCDを作るには、CD-RまたはDVD-Rに記録できるドライブが接続されたWindowsパソコンが必要です。

ギフトCDに保存したい写真はフォルダかアルバム単位で指定します。
お気に入りの写真すべてをギフトCDに保存する場合は「スターあり画像」を選択すれば簡単に指定できますね。また、あらかじめギフトCD用に選りすぐった写真でアルバムを作っておき、アルバムごとギフトCDに保存を指定すれば簡単な作業で済みます(Webアルバムではなくアルバムです)。

 

  ギフトCD 作成の手順 このページのトップへ  


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画像C

保存したいアルバムを選んでギフトCDを作成
まず、ギフトCDに保存したい写真を選択する。最も簡単な方法はアルバムを選択する方法。選択したら、メニューパーから「アルバム」→「ギフトCD」を選択する。

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画像D ドライブの選択(パソコン環境による)
複数のCD-Rドライブがある場合はドライブ選択画面が表示。
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画像E ギフトCDの設定
ギフトCDの設定欄が画面下部に表示される。(1)ギフトCDの名称を入力、(2)ギフトCDにスライドショー・プレイヤー・ソフトを含める、(3)ギフトCDにPicasa2のインストーラを含める、(4)アルバムを追加したい場合にクリックする
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画像F ギフトCDに別のアルバムも追加
「追加」ボタンをクリックするとギフトCDに別のアルバムやフォルダも追加することができる。例題では追加したいアルバム「水中写真」をクリックして選択。
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画像G

写真のサイズを指定
元のサイズのまま、CDに保存する場合は「元のサイズ」を指定。その他、画像サイズを指定して保存することができる。

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画像H

ディスクへの書き込み
CD-Rディスクを入れたことを確認し、指定した内容で良ければ「ディスクへの書き込み」をクリックして、書き込みスタート。

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画像I

ギフトCDへの書き込み完了
「表示」をクリックするとギフトCDの再生を試すことができる。

ギフトCDに保存したいフォルダかアルバムをクリックします。

ギフトCDのスライドショーでは、リスト表示されている順番に写真が再生表示されますので、再生したい順番に写真をドラッグ・アンド・ドロップして並べ替えておきます。

準備ができたら画面上部の「ギフトCD」ボタンをクリックします。「フォルダ」メニューの「ギフトCDを作成」をクリックしてもOKです。(画像C)

パソコンに複数のCD-Rドライブが内蔵/接続されている場合は、ドライブ選択画面が表示されますので、ドライブを選択して「OK」をクリックします(画像D)。

画面が切り替わり、下部にギフトCDの設定ペインが表示されますので、ギフトCDの保存に関する設定を行いましょう。

ギフトCDに保存する写真を追加したいときは「追加」ボタンをクリックして、フォルダやアルバムを追加で指定します。(画像F)

写真はギフトCDに元の画像サイズで保存されるのが標準の設定ですが、サイズを自動的に変更して保存することもできます。変更したい場合は「写真のサイズ」欄で「640×480」「800×600」「1600×1200」から選択できます。主にパソコンの画面解像度に合わせたサイズということですね。(画像G)

「スライドショーを含める」をチェックしてあれば、ギフトCDに写真とともにスライドショーのソフトウェアが保存されます。また、「Picasaを含める」がチェックされていればギフトCDにPicasaのインストールソフトウェアを保存することができます。Picasa2ごとあげちゃうわけですね。(画像E)

すべての設定を確認したら記録型ドライブにCD-RかDVD-Rをセットして「ディスクへの書き込み」ボタンをクリックします。(画像F)

ディスクの書き込み作業中はデスクトップ画面下に進行状況を示す小ウィンドウが表示されます。

「書き込みが完了しました」の表示に変わり、Picasaの画面上に「完了しました。」のウィンドウが表示されたらギフトCDの作成作業は完了。(画像G)

「取り出し」をクリックしてディスクを排出すれば完了ですが、「表示」をクリックしてギフトCDの内容とスライドショーを確認することもできます。

あとは前述のギフトCDを再生するだけ。
スライドショーを楽しんでください。

完成したギフトCD…
自分で保管してもOKだし、せっかくだから知人にあげて、楽しかった思い出を共有しちゃいましょう。

せっかくのデジタル画像、どんどん活用しないと、 モッタイナイ!

 

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初出:2008/12/24
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