コンテンツのトップページへ StudioGraphics Special Issue
スタグラ・特集記事
デジタルフォトフレーム「EYE-POPPER」レビュー 機能と操作レポート
第3回 マルチメモリカードスロット対応 ファイルのコピー&削除機能 2010/03/10
 
デジタルフォトフレーム EYE-POPPER特集
  マルチメモリカードスロット対応 ファイルのコピー&削除機能 このページのトップへ  

EYE-POPPERの外観
  「EYE-POPER」はマルチメモリカード対応。本体右側面に SD、CF、xDピクチャ、メモリースティックのほか、USBメモリを装着するスロットを持つ。
HOME画面 メモリカードの選択
  EYE-POPPERのHOME画面。SD、microSD、MS、xD、CF、USBメモリ、内蔵メモリ、設定画面のアイコンが並ぶ。閲覧したいメモリカードをアイコンの中から選択する。再生機能のみのデジタルフォトフレームでは、メモリカードを選択できない製品も多い。
>> アマゾンで価格を見る
写真・音楽・動画・時計カレンダーの選択
  写真、音楽、動画の中から再生したいアイコンを選択する。一番右は時計・カレンダー表示。
写真の一覧リスト表示
  写真を一覧表示したところ。ファイルの閲覧や再生だけでなく、コピー、削除、並び替え、レイティング(評価)などのファイル管理機能を備えている。別のメモリカードにコピーすることもできる。
写真の一枚表示
  一覧から見たい写真を選んでリモコンの「OK」ボタンを押すと、画像が大きく一枚表示になる。リモコンの右ボタンを押すと次の写真に切り替わるので、一枚ずつチェックしたい人はその方法が便利。
写真の拡大表示
  更に「OK」ボタンを押すと拡大表示になる。左右上下ボタンで表示している画像の位置を変更できる。画面右上に倍率が表示され、最大8倍まで拡大できる。

実はメモリー関連の仕様は、デジタルフォトフレームの機能に大きく関わってきます。

マルチメモリカードスロット対応とは?

以前は、CFやSDカードなど、1〜2種類のカードに対応した製品が多かったのですが、最近はほとんどの製品がSD、CF、xDピクチャ、メモリースティックなど、複数の規格に対応しています。

デジタルカメラにはいろんなメモリーカードに対応した機種があるんだから、デジタルフォトフレームもいろいろな種類のものに対応しよう、ということです。多くのカードに対応したスロットを装備していることを「マルチメモリカードスロット対応」と呼んでいます。

 

再生機能のみの製品と
  ファイル管理機能を持った製品の違い

再生機能のみの製品とは、SDカードやCFカードなど、特定のメモリーカードを挿すと、そのカード内に保存されている写真をすべて順番に、またはランダムにスライドショー表示する製品のことです。CF→SD→メモリースティックなど再生の順番が決められている機能です。デジタルフォトフレームの最もシンプルな仕様です。ユーザがメモリカードを挿して電源をオンすれば再生する…簡単で誰にでも使えるのでシンプル、初心者向き、機械が苦手な人でも使える仕様です。

マルチメモリカードスロット対応とは言っても装着したカードを入れると決まった順序で再生するだけの製品もありますが、「EYE-POPPER」は閲覧や再生するメモリカードを選択できる、ファイル管理機能が装備されています。

EYE-POPPERでは起動してすぐのHOME画面(画像B)で、閲覧や再生したいメモリカードを選択できる仕様になっています。スロットに装着して正常に認識したメモリカードのアイコンはリモコンの左右ボタンで選択できるようになります。USBメモリや内蔵メモリー、各種設定変更もこのHOME画面で選択できます。

予め写真の整理をパソコンで行っておき、デジタルフォトフレームで再生したい画像だけを選んでコピーしたメモリカードを用意したのであればその仕様で十分です。

一方、デジタルカメラ撮影で使用したメモリカードをそのまま挿入するのであれば、写真を順番に再生するだけの機能では不足を感じるでしょう。気に入った写真だけをスライドショー再生することができないからです。

EYE-POPPERの場合、ファイル管理機能があります。ファイル管理機能とは写真をコピーしたり、削除する機能のことです。

ファイル管理機能があれば、メモリカードから別のメモリカードへのコピーも可能です。デジタルフォトフレームで気に入った写真を選び、デジタルフォトフレームで別のメモリカードにまとめることができます。もちろん内蔵メモリーをコピー先にして、内蔵メモリーをお気に入りアルバムと利用することもできます。

また、メモリカードからコピーしなくても、気に入った写真だけに☆マークを付けて、☆マークの写真だけをスライドショー再生する機能もあります。(詳しくは次回「レイティング機能」で解説します)

ちにみにファイルの削除機能もあるので、失敗写真や連写で撮りすぎた写真はデジタルフォトフレームで消すこともできます。

デジタルカメラはパソコンが必須となりがちですが、メモリーカード内のファイルのコピーや削除機能があればパソコンは必須ではなくなります。

メモリーカード間のコピーができれば、プリント印刷したい写真だけ別のメモリーカードにコピーしてDPEショップに持っていったり、友人にプレゼントするのも簡単ですね。

NEXT >> 画像に評価を付けるレイティング機能

 

 
初出:2010/03/10
  このページのトップへ
 

 


     
 
 

     
 
Presented by
飛鳥のWEBサイトへ
Created by
サンタ・クローチェ
トライセック
リンクについて
著作権について
プライバシーポリシー