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Tripper mini 活用術
第3回 『Tripper mini』といろいろなデジカメの旅行記 2005/08/31
 
今回は実際に使用しての旅行記をお届け
まずは普通にCFカードから
続いてメモリースティック系
今回はxDピクチャカードにも挑戦
帰宅後も楽に画像の整理できる
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今回は実際に使用しての旅行記をお届け
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●いろいろなデジカメと共にお出かけ
 
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【デジカメとTripper mini】
今回は、この3台のデジカメと『Tripper mini』を持って出かけました。

 8月も終わりになって朝晩はかなり気温が冷えてきましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。今夏は撮影旅行に西へ東へとお出かけされた方も多いのではないでしょうか。え”、ことしは忙しくて出かけられなかった。それは残念でしたねぇ。ほぉ、暑すぎて出かける気にならなかった。ごもっともでございます。しかし、これからやってくるのは行楽の秋。夏以上にお出かけの機会が多くなるはずですよね。これをお読みのみなさま方がお出かけするときには、もちろんデジカメを担いで…、ですよね。
 
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かなり横方向に長さがある中田島砂丘ですが、この看板から海まで意外に距離があったので、横断は断念して海を見て帰ってきてしまいました。ふぃ。

   
  そういうわたくしも出かけるときには、ほぼ必ずといっていいほどデジカメを持参しております。ちなみに、この連載で使用する素材を撮影するために出かけるときには、メインのネオ一丸デジカメ『E-10』と『Tripper mini』のみという布陣で目的地に赴いております。本連載は、Webページのクオリティで良いので、そう高解像度・高画質を必要とするわけではないのですが、やはりコンパクトタイプのデジカメではもの足りないことも多いので、ついつい重装備です。しかし、自分独りで出かけるときには問題ないのですが、カメラが趣味ではない仲間との旅行のときには、この布陣だけではやや問題あり、なのです。なぜなら、でっかいカメラをごそごそ出していたり、長い時間セッティングに費やすわけにいかないシチュエーションも多いからです。サッとデジカメを出して、パチリ、でみんなといっしょに移動しなければ… いや、実際に置き去りをくらってしまったこともありまして…。
 そんなわけで、今回は、何種類かのデジカメと『Tripper mini』を持って出かけたときの旅行記をお届けします。

 まず、出かけたのは静岡は浜松にある中田島砂丘。遠州灘の上空を吹いてくる強風によって作られる風紋を見てやろう、って魂胆です。
   
まずは普通にCFカードから
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●CFカードからはいつも通り
 
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  中田島砂丘は、ウミガメが産卵のために上陸することでも有名です。卵を保護するための施設が設けられていました。
   
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  をを!これが風紋っすか。初めて見ましたわ。 感動していると、案内してくれた地元の知人が「子どものころから見慣れているから、砂浜は必ず風紋があるものと思ってたんだよねぇ。」とポツリ。ごもっともでございます。
   
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  手慣れたCFカードからのバックアップは、調子に乗って片手で作業しちゃいました。 あ”。落とすと一大事なので、みなさんは調子に乗らずに、両手で操作するようにしましょうね。
 ここで撮影に使ったのは『E-10』。いい気になってバチバチ撮影しているとあっという間にメモリがパンパンに。マイクロドライブ買えばいいんですけれど、『E-10』の電池のもちが気になりますしねぇ。それならデジ一眼買いなさいよ、ってことになるんですが、購入しちゃおう、って思わせる機種がなかなかありませんでねぇ。気分的に「もう一歩」なのですよ…。まぁ、そろそろふんぎりつけても、なんですけどね…。とにかく、今はまだまだネオデジ一眼+CFカード、それに『Tripper mini』の組み合わせで乗り切っていく所存なのです。


 さて、以前のTripperシリーズのときは、ここでバックをよっこらしょ、と地面におろしての作業が必要でした。Tripperが意外にかさばっていたので取り出すときに苦労し、ムンっと、バックから取り出したとたんに手からスルリと落ちてしまって顔面蒼白、なんてことが何度かあったので、安全のために万全を期していたためです。しかし、今回のようなシチュエーションでは、それは避けたいところです。というのも、訪問した日は台風が過ぎてすぐだったこともあって、地面付近は砂がわずかながら舞っているような状態だったためです。まぁ、風紋が残るくらいだからあたりまえなんですがね。これは、わたくしの機材のピーンチ。


  しかし『Tripper mini』では、バックを地面に置くような必要はありませんでした。ふっふっふ。今回、『Tripper mini』は、無造作にキャリングケースに入れたままバックにつっこんであったのですが、何も地面に置かずに難なく取り出してバックアップ開始。しかも、キャリングケースのファスナーを開けるときはさすがに両手を使いましたが、そのあとは片手にデジカメやメモリカード、片手に『Tripper mini』というモノグサモードでバックアップしちゃいました。これも『Tripper mini』が大幅にダウンサイジングしてくれたおかげでございます。感謝、感謝。
   
続いてメモリースティック系
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●やはりケータイのカメラ機能は…
 
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  ソニーの『Cyber-shot DSC-U50』。こんな姿勢で料理が撮れるので、ケータイの代わりとして持ち歩いています。
   
 浜松に来たらうなぎでしょう。というわけで、浜松駅近くの「あつみ」というウナギ屋さんにて腹ごしらえをしました。

 最近は、自分のWebページにアップするために、自分の食した料理を写真に納めるヒトが増えてきましたね。特に、ブログやソーシャルネットワークなどというしくみが発達してからは、その傾向が顕著になっているようです。かくいうわたくしも、某所で内輪向けに、食したものを見せびらかして…、もとい、披露しております。

 以前はケータイのカメラ機能を使って撮影していたのですが、使いにくいなぁ、と思うようになってしまいまして…。画質が低いこともさることながら、撮影時のシャッター音が気になってしまうんですよね。食事をしているときに「バシャ」なんて音がすると、ギョッとして見られることが多いですし、そんなときに仲間何人かで食しているときは良いのですが、独りでいるときにはいたたまれなくなることもしばしばでした。そんなことを思っていたので、小さいデジカメを購入してしまいました。ソニーの『Cyber-shot DSC-U50(以下『U-50』)』です。販売完了からずいぶん経っていて「今ごろ」な製品のですが、小さくて、エマージェンシーの際に乾電池が使えるもの、と思ったらコレくらいしかなかったのですよ。しかも、撮影レンズ部が回転するので、机の上の料理をファインダをのぞいていないような姿勢で撮影することができますし。
 さてさて、デジカメを選んだ解説が長くなってしまいましたが、当然、うなぎは撮影しなければならんでしょう。ということで、『U-50』の登場です。
   
●アダプタだらけになってしまいますが
 
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  まず、メモステDuoをメモリースティックに変換するアダプタにセットし、それをCFカードへの変換アダプタにセットします。ちゃんと『Tripper mini』はメモリカードとして認識するので、しっかりとバックアップすることができます。
   
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  SDカードのデータも、アダプタを介すれば『Tripper mini』でバックアップ可能です。
   
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  バックアップしたうな重の写真。
すごくおいしかったですよぉ。
 『U50』は、メモリカードがメモリスティック Duoを使用して画像を記録しています。CFカードスロットのみを搭載している『Tripper mini』では、そのままではバックアップできません。でも、安心してください。「そのままでは」というのがミソなのです。そう、アダプタを使えばバックアップは可能です。


 メモリースティックを、CFカードタイプのスロットにセットできるアダプタがありますので、これを使いましょう。本来ならメモリスティック DuoをCFカードにセットできる変換アダプタが理想なのですが、こちらはあまり製品化されていないので、メモリスティック Duoをメモリースティックに変換するアダプタを介し、さらにCFカードへの変換アダプタを使うという具合になります。2つも変換アダプタを介して大丈夫?、と思われるかもしれませんが、心配はご無用。ちゃんと『Tripper mini』がメモステDuoを認識してバックアップ作業を行うことができます。


  ちなみに、今回はわたくしが、『Tripper Next』を使っていた頃に購入したアダプタを利用しました。これは、メモリースティック PROやメモリースティック PRO Duoが使えないので、『U50』付属の8MBメモステDuoで撮影し、すぐにデータがパンパンになって『Tripper mini』にバックアップして…、の繰り返しでした。いやぁ、ここでも『Tripper mini』に感謝、感謝でした。


  あ、もちろん、SDカードも同じようなCFカードアダプタを使えば、ちゃんとバックアップは可能なのでご安心のほど。
   
●新しいアダプタはメモステPRO系にも対応
 
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  現在、発売中の『マルチカードCFアダプタ(5in1-CF-ADP01)』は、メモリースティック PROおよび、メモリースティック PRO Duo対応製品です。
  ちなみに、メモリースティック PROやメモリースティック PRO Duoが使えない旨を書きましたが、それはわたくしの使っているアダプタの制限です。『Tripper mini』の制限ではありませんので安心してください。その証拠に、現在、飛鳥さんから発売されているカードアダプタである『マルチカードCFアダプタ(5in1-CF-ADP01)』は、ちゃんとメモリースティック PRO/PRO Duoをサポートしています。
   
今回はxDピクチャカードにも挑戦
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●ワイドに写せるデジカメで
 
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  富士写真フイルムの『ファインピックス F810』は、スーパーCCDハニカムIV「HR」と通常よりも横幅の広いワイド撮影ができるのが特徴。データ記録用のメモリカードには、xDピクチャカードという比較的新しい規格を採用しています。
 さて、最後は山梨県は北杜市の明野にあるひまわり畑に行ってきました。映画「いま、会いにゆきます」のロケ地として脚光を浴びた場所ですね。こりゃぁ、パノラマで撮影できるデジカメが良いだろう、ということで、指名したのは富士写真フイルムの『ファインピックス F810(以下『F810』)』。このモデルは通常のデジカメよりも横幅を広く撮影できるデジカメです。バーンと広がるひまわり畑にはもってこいだろうということでお供に指名したのでした。
   
●専用のアダプタを使えばOK
 
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CFカードカードアダプタとの併用で、xDピクチャカードの記録データも簡単にバックアップ可能です。

   
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  『Tripper mini』にバックアップして持ち帰った明野ひまわり畑の写真。慣れないデジカメに加えて、曇りだったことも手伝って、いつもよりも多く撮影する事態に。『Tripper mini』が無かったら、と考えるとちょっとゾッとしました。
 ところが、このデジカメ、家族からの借り物なのでメモリカードの容量が心もとない状態で…。でも心配無用。『F801』で使用しているxDピクチャカードも、CFカードアダプタを使えばバックアップ可能です。xDピクチャカードからCFカードスロットへの変換アダプタは飛鳥さんからは発売されていないので、富士写真フイルム、あるいはオリンパスのものを使用します。もちろん、どちらを使っても『Tripper mini』はxDピクチャカードを認識し、データをバックアップすることが可能です。使い慣れないデジカメだったこともあって、なかなか思うようなカットや光加減で撮影することができず、何度も何度も『Tripper mini』の登場と相成りました。もうひまわりが終わりの時期に出向いたので、再挑戦はできない状況でしたから、『Tripper mini』のおかげで大助かりでした。
   
帰宅後も楽に画像の整理できる
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●『Tripper mini』をパソコンに接続するだけ
 
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  『Tripper mini』をUSBポートに接続するだけで、旅行中に撮影してきたすべての画像データを閲覧する環境が整います。『Tripper mini』の恩恵は、撮影時だけにとどまらないのです。
   
 『Tripper mini』の恩恵は、撮影時だけではありません。帰ってからの画像データの整理時にも威力を発揮します。もし、メモリカードの状態だけで撮影データを持ち帰ったとしたら、何度も何度もカードリーダにメモリカードを差し替えてパソコンに転送する必要があります。でも『Tripper mini』なら、パソコンのUSBポートとケーブルで接続するだけ。あとは、撮影してきたデータをすべてパソコンに転送するもよし、『Tripper mini』の中に記録したままデータを加工するもよし、と思うままです。
 ちなみに、わたくしは「こりゃダメだ」という画像ははねてパソコンに転送し、加工作業などを行います。そして、念のため、ということですべてのデータをDVD-Rに焼き込んでいます。このとき、『Tripper mini』から直接DVD-Rに焼き込んでいるのですが、USB2.0で接続していることもあって、データの読み出しや書き込みのエラーになったことはありません。まさに至れり尽くせりの感がある製品といえますね。
   
●デジカメを使い分けたいヒトにもお勧め
   このように、『Tripper mini』は大量に写真を撮影する方だけでなく、何機種かデジカメを使い分けている方にもお勧めの製品です。しかも、撮影から帰ってきてからすぐに画像データの整理ができず、どうしても整理は1ヶ月に1回くらいになってしまうなぁ、というような方にもお勧めの製品です。この夏、デジカメを買い増した方も、購入を検討してみてはいかがですか。
   
 
 初出:2005/08/31
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