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トリッパーシリーズ 活用術
第9回 コピー元、コピー先のフォルダ構造を再チェック
 
1. 基本から再チェックしてみましょう
2. バックアップ時のフォルダ構造は?

3.

長いフォルダ名はどのように表示されるの?
4. CFにコピーできるフォルダは?
   
   
   
  2003年9月17日
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■基本から再チェックしてみましょう
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 9月に入って急に暑さがもどってきましたね。いや、今年は暑いときは無かったのだから「残暑が戻ってきた」という云い方はおかしい、と指摘するヒトもちらほら居るようですが…。ま、なんにせよサンサンと輝く太陽の下というのは、撮影日和であることには変わりないですよね。でも、撮影条件が良いので思わずパシパシ撮り過ぎちゃって、そろそろ帰るから全体写真を撮ろうか…、なんてときにメモリカードの残量がゼロ!、なんてことになって大慌てしないよう、ぜひ『Tripper Plus』もお供に持っていきましょう!(笑)
 さて、そんな大活躍の『Tripper Plus』。わたくしが『Tripper Plus』を便利そうに持ち歩いているので、一緒に行動することの多い知人がチョット興味が出てきたようです。そこで、この記事を紹介したのですが、「応用的な活用の方法は分かったんだけれどさぁ、基本的なことがイマイチ分からなくって。」なんて指摘されてしまいました。ふむふむ、なるほど。そういえば、わたくしも使い始めてから、「おお、この機能はこのようにしか使えないのかぁ。」とか「あ、意外にこんなことまでできたのね。」などということもありましたっけ。特に、どういうフォルダ構造でコピーされるか、なんて気になるところですものね。
 では今回は、基本的なところに立ち返って、『Tripper Plus』の中のどのフォルダにコピーされるかということや、どのフォルダのデータをCFカードにコピーできるか、といったフォルダ構造を中心に再検証し、紹介することにしましょう。


 
■バックアップ時のフォルダ構造は?
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 CFカードから『Tripper Plus』へのバックアップを検証しましょう。
 気になるのはCFカードのどのようなフォルダをコピーするかということでしょう。これは、CFカードのデータを丸ごとガコンとコピーしちゃいます。逆にいうと、所定のフォルダを指定してそれだけをコピーする、というようなことはできません。デジカメなので「DCIM」フォルダを見つけてそれだけをコピーしたい、という方も居らっしゃるかもしれませんが、できるのはCFカードの中身を丸ごとバックアップ!ということになります。ちなみに、これは「クイックバックアップ」でも、通常の「バックアップ」、そして「HDDに移動する」のいずれでも同じで、いずれもコピー元であるCFカード側のフォルダを指定することはできません。
 そして、『Tripper Plus』内のコピー先もフォルダの指定をすることはできません。『Tripper Plus』が指定するフォルダの中にデータをコピーするだけです。具体的には、『Tripper Plus』の中に「TRIPPER」というフォルダがあり、さらにその中にある「TRIP0001」フォルダ内に新しいフォルダを作成し、CFカードのデータをコピーします。「TRIP0001」フォルダ内に100個のフォルダが作成された場合には、新しく「TRIP0002」というフォルダを作成して、そこにデータをコピーしていきます。

 

 



  『Tripper Plus』の中には、まず「TRIPPER」というフォルダがある。そして、さらにその中にある「TRIP0001」フォルダの中にバックアップしたフォルダ名がズラリと並ぶ。「クイックバックアップ」選択時には『Tripper Plus』が自動的に作成したフォルダ名が、「バックアップ」と「HDDへ移動」を選択したときには任意に指定したフォルダ名が作成される。

 CFカードの中に、デジカメが自動的に作成する「DCIM」と「MISC」というフォルダの他に「SOFT」というフォルダを作ってバックアップしてみることに。

 バックアップフォルダは、「TRIPPER」の中の「TRIP0001」の中の「030915.001」だ。フォルダの中を確認してみると、「DCIM」「MISC」の他に「SOFT」というフォルダもしっかりコピーしているのが分かる。

 さて、先ほど『Tripper Plus』の中を確認したときにズラリと並んでいたフォルダ名ですが、「バックアップ」や「HDDへ移動」を選んだときには、任意のフォルダ名を指定することが可能です。これが『Tripper Plus』が自動的に指定したフォルダ名にコピーされる「クイックバックアップ」との大きな違いになります。では、「バックアップ」や「HDDへ移動」を実行するときに、すでに『Tripper Plus』の中にあるフォルダ名を指定してしまったときにはどうなるでしょうか。このような場合には、「同名フォルダが存在します。違う名前を付けてください。」というメッセージが表示されて、コピーをおこなうことはできません。逆にいうと、すでに存在するフォルダ名に上書き保存することはできません。外出先で「しまった、大事なデータが入っているフォルダを上書きしてしまった。」というトラブルで泣くことはないわけですね。

 指定したフォルダ名が、『Tripper Plus』の「TRIPPER」の中の「TRIP0001」フォルダの中にすでに存在する場合は、エラーメッセージが表示されてファイルのコピーを行うことはできない。


 
■長いフォルダ名はどのように表示されるの?
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 この連載では何度か「画像専用のハードディスクとして使おう」という提案をしてきました。通常は、デジカメのCFカードから『Tripper Plus』に取り込んだ画像をPCに転送してフォトレタッチし、パソコンの中のハードディスクに保存するのですが、このレタッチしたあとの画像を再度『Tripper Plus』に転送してしまい、デジカメで撮影した生画像データも、加工済みの画像データも『Tripper Plus』1台で管理しちゃおう、というのが「画像専用のハードディスクとしての『Tripper Plus』の運用」としての考え方です。当然、レタッチした画像には分かりやすいフォルダ名やファイル名を付けておきたいもの。『Tripper Plus』の「8文字+3文字」に縛られるのもなんだか本末転倒のように感じてしまいます。あ、『Tripper Plus』でのフォルダ名やファイル名の「8文字+3文字」制限、というのは『Tripper Plus』を使ってフォルダ名を指定するときの制限であって、『Tripper Plus』をパソコンに接続して外付けハードディスクとして使っている場合には、この制限は気にせずにフォルダ名やファイル名の指定が可能です。そうなるとやはりパソコンに接続したときに分かりやすい名前にしておきたいですよね。さて、このように長いフォルダ名を指定したとすると、『Tripper Plus』ではどのように表示されるのでしょうか。気になるところですね。
 では、早速『Tripper Plus』をパソコンに接続して長いフォルダ名を作成し、『Tripper Plus』の「CFへコピー」を使ってどのように表示されるか確認してみましょう。すると長いフォルダ名は、最初の6文字は元のフォルダ名どおりに表示され、続いて「~(チルダ)」と数字が表示されます。「~」は、本当はこれよりも長い名前のフォルダだけれども省略しちゃっていますよ、という意味です。その後の数字は、同名のフォルダがある場合に連番で振られていきます。つまり、長いフォルダ名は省略形として表示されるのです。ちなみに、ファイル名の拡張子の後(拡張子より右)を3文字より多くした場合にはどのようになるのかも試してみました。これは、拡張子の後を先頭から3文字表示し、拡張子より前に「~」と連番の数字を付けた省略形が表示されます。拡張子より前の省略形はたとえ8文字以内で収まっていても表示されてしまうので注意してください。
 また、日本語で作成したフォルダ名はどのように表示されるのでしょうか。漢字4文字が半角英数字の8文字分ですから、8文字以内で収めながら意味の分かるフォルダ名の指定もできるようになるはずです。さて、どのようになるか見てみると…。そうです、『Tripper Plus』は日本語対応ですから、バッチリ文字化けすることなく表示してくれるのです。うーん、便利だなぁ。ちなみに、漢字5文字以上、つまり半角英数字の8文字分よりも長くなれば「~」と数字の省略形で表示されるようになります。では、半分だけ省略形の対象にかかったらどうなってしまうでしょうか。例えば「0915-加工画像.1st」などです。これだと「加」の半分だけが表示対象になるわけで、海外で製作された多くの機器ではいわゆる「文字化け」と呼ばれる意味不明な文字が表示されたり、場合によっては大暴走してしまうものもあったりします。でも、そこは日本語表示完全対応の『Tripper Plus』。このようなときには、「加」の文字を表示しない対象にしてしまい、「0915-~1.1st」のように正しく表示される部分だけを使って、文字化けのない正しい表示をおこないます。さすがですねぇ。






 『Tripper Plus』をパソコンに接続して「TRIPPER」フォルダ内に長いフォルダ名を作成してみる。

『Tripper Plus』のメニューには、それぞれ
「Photo.Album」→「PHOTO~1 .ALB」
「Photo.dat」→「PHOTO .DAT」
「Photo-Retouch」→「PHOTO-~2 」
「Photo-Retouch.Album」→「PHOTO-~1.ALB」
「加工済.1st」→「加工済 .1st」
「0915-加工画像.1st」→「0915-~1 .1st」
とした省略形が表示される。

 


 
■CFにコピーできるフォルダは?
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 そして、CFカードにコピーできるフォルダも気になるところですね。特定のフォルダを指定して、それを任意のフォルダにコピーしたいところですが、残念ながらそのようなことはできません。ただし、バックアップのときよりは、コピー元のフォルダ指定には、自由度があります。バックアップするときには、「TRIPPER」フォルダの中の「TRIP0001」にデータをコピーしました。「TRIP0001」フォルダ内に100個のフォルダがあるときには、「TRIP0002」フォルダ内に、そこにも100個のフォルダがあるときには「TRIP0003」フォルダ…というように、『Tripper Plus』が決めたフォルダに従うしかありませんでした。しかし、CFカードにコピーする際には、まず「TRIPPER」フォルダ内にある任意のフォルダを選択し、その中にあるフォルダを指定することができるのです。先ほど「TRIPPER」フォルダ内に長いフォルダ名を作成しましたが、これらのフォルダもコピー元として有効です。ただし、指定できるのは、この中の1層だけです。つまり、「TRIPPER」の「TRIP0001」フォルダの中にある「020915.001」は指定できるのですが、さらにその中にある「DCIM」フォルダだけを指定することはできないわけです。うーん、残念。ちなみに、コピー元として指定したフォルダ内に、さらにフォルダがある場合には、そのフォルダ構造を保持したままでデータをコピーします。
 そして、この指定したフォルダ中のデータは、すべてCFカードにコピーされます。CFカードの任意のフォルダ内にコピーする、ということはできません。コピー先の指定はできずに、CFカードのルートフォルダが指定先として固定されます。あくまでCFカードを丸ごと書き換える、ということです。ただ、コピー元のフォルダ構造と比較して、同じフォルダ名の中に同じファイル名のデータがあった場合には、コピーをスキップして上書きしないようにすることができます。したがって、コピー元のフォルダ構造をうまく作成しておけば、フォトレタッチソフトで加工したデータをCFカードにコピーしてデジカメの液晶画面で見ることもできるわけです。ただし、この場合はデジカメによっては、特定のフォルダ名のデータや決まった法則に基づけて名付けられたファイル名のデータしか液晶画面に表示できなかったり、デジカメが生成したデータ以外を液晶画面に表示することは動作保証外となる場合が多いですから、このような操作に挑戦する場合には、各自の責任に於いて作業をおこなってくださいね。


「TRIPPER」内にあるフォルダの中の1層目のフォルダをCFへのコピー元として指定できる。エクスプローラ上でみたときの、コピー元として指定できるフォルダとできないフォルダ。

 今回は、コピー元やコピー先のフォルダ構造を中心に『Tripper Plus』の使い方を紹介してみました。気になっていた点は解消されたでしょうか。あとはとにかく使ってみるのが一番!ぜひぜひ、残暑の行楽のお供に『Tripper Plus』を持参してみてくださいまし。

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